のんさんはコダックが好き! Netflixシリーズ『ポケモンコンシェルジュ』ハル役・のんさんインタビュー|自身がコンシェルジュになったらやりたいことは?
Netflixと株式会社ポケモンが共同制作するストップモーションアニメ「ポケモンコンシェルジュ」が配信中!
ポケモンたちが自由気ままに過ごす“ポケモンリゾート”の新米コンシェルジュとしてやってきたハル。ハルは、ポケモンたちと過ごす中で大切なことに気づいていきます。
本作の主人公を演じたのは、『この世界の片隅に』などでも主演を務めたのんさん。実はのんさんは、大のポケモン好きだとか!
今回はそんなのんさんに行ったインタビューの模様をお届けします!
のんさんのポケモン愛があふれる!
──「ポケモンコンシェルジュ」の企画を聞いた時の印象を教えてください
のんさん(以下、のん):この作品はポケモンバトルがメインではなく、ポケモンリゾートを舞台にポケモンが遊んだり、いたずらしたり、主人公のハルちゃんがポケモンと接することで癒されたりとか、そんな日常を感じられる作品になっています。ポケモンで癒されるという切り口は新鮮で、すごく幸せな気持ちになりました。
──のんさんが演じられたハルはどういう人物だと思いますか?
のん:一生懸命で猪突猛進。何事も真面目に突き詰めてしまう、ちょっと不器用な人だなと思いました。
──本作で初めてストップモーションアニメの声を演じられた感想を教えてください
のん:プレスコ(撮影する前に台詞を事前収録すること)で収録していたのですが、私が台詞を言う姿を正面にカメラを置いて撮影していたんです。人形を動かす時にアニメーターさんがその映像を参考にされたりして、そういう過程が初めてのことだったので楽しんで収録できました。
──収録時のディレクションで印象的だったことはありますか?
のん:ハルちゃんがコダックに困らされているシーンの収録で、叫んでコダックを責めるように演じていたら「力が抜けた感じでやってもらえますか?」とディレクションがあって、小川育監督のリズムというか映像の空気感があるんだなと思いました。力を入れて演じるのかと思いきや、力が抜けた感じで演じたりして、それが意外でした。
──のんさんがドワーフスタジオさんを訪問されている映像がYouTubeに公開されていました。実際にストップモーションアニメの制作現場を見学されていかがでしたか?
のん:楽しかったですね。本当に今にもポケモンが動き出しそうに見えるというか、その実在感がちゃんと映像に表れていると思って感動しました。
──この作品を見てポケモンとストップモーションアニメの相性はどう感じられましたか?
のん:すごく相性が良いなと思いました。ポケモンが現実にいるように思える作品になっていて、これはストップモーションで撮ったからこその温かみなんだと思います。
──ストーリー自体の温かみはどのように感じられましたか?
のん:主人公のハルちゃんは忙しない日常から逃れてポケモンコンシェルジュになったんですけど、それもすごくリアリティがありますよね。たくさんの人がハルちゃんみたいに仕事に忙殺されて一生懸命に頑張っていると思いますが、ポケモンリゾートみたいな場所があったら、いきなり仕事をやめて行きたくなっちゃうと思いますね。ファンタジーの部分がありつつ、ちゃんとリアリティがあって日常を感じられると思いました。
──劇中でハルがワタナベさんから「ここにいるポケモンをハルさんと同じ気持ちにしてあげて」と課題を出されるのが印象的でした。のんさんがポケモンコンシェルジュだったらどんなことをしてあげようと思いますか?
のん:うわぁ、これは楽しい質問ですね(笑)。何をしてあげようかな。ハルちゃんがアリサとやっていたみたいに、ポケモンを可愛く着飾ったりとかは絶対にしたいです。あとは滝が出てくるから滝修行とか、遊んだりして喜ばせたいですね。
──今作は4エピソード配信されますが、その中でのんさんの推しポイントがあったら教えてください。
のん:ポケモンたちが愛くるしくて、それぞれ表情が違ったりしてすごく可愛いです。コダックも嬉しそうにも見える時もあれば、逆に何考えているか分からないミステリアスな魅力があったり。そんな風に自分の好きなポケモンを見つけて、この子を相棒にしたいとか、自分もポケモンコンシェルジュとして働きたいとか思いながら楽しく見てもらえたらと思います。
──今後、新しいポケモンが登場するとなったら、のんさんはどんなポケモンに出会ったりお世話をしたいですか?
のん:伝説のポケモンがポケモンリゾートに来たら面白そうだなと思いました。ミュウツー、グラードン、ルギア、ホウオウとかに来てほしいです。来なかったらすいません(笑)。
──ありがとうございました(笑)
[取材:岩崎航太(アニメイトタイムズ編集部) 撮影/小川遼]
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