『WIND BREAKER』TVアニメ4月放送開始記念！　原作者・にいさとる先生 独占インタビュー!!

週刊少年マガジン公式アプリ「マガジンポケット」で連載中、その人気ランキングでは首位常連となっている“新世代ヤンキー漫画”が、4月にTVアニメ化!!
　
ここでは、原作者・にいさとる先生に独占インタビューを実施。作品の誕生秘話から、アフレコ現場でキャスト陣の演技を聴いて感じたことなど、大いに語ってくれました！
　

“かっこいい男たちが描きたい！”そんな想いから桜たちは生まれた

－－本作の物語や世界観は、どんなところから生まれたのでしょうか？

にいさとる先生（以下、にい）：かっこいい男たちが描きたかったので、そのような作品を見つつ、担当編集さんと相談しながら描き始めました。
　
一番最初は梅宮を主人公で描きたかったのですが、チームのリーダーが主人公だとなかなか描きづらく、上手く進められなかったので、外からきたキャラを主人公にしよう、ということで桜が生まれました。

－－桜は、どんなキャラクターですか？　その性格やビジュアル面の特徴、描くうえで大切にしていることを教えてください。

にい：一番最初は野良猫のイメージがありました。今でも猫っぽいとは思っているのですが、前よりもだいぶ人なれしてきました（笑）。
　
動きもとにかく軽く、他のキャラにはできなさそうなアクションを意識していて、ビジュアル面では太くもないけどしっかり動ける人間の太さになっているかなどはよく気にしています。

－－先生のお気に入りキャラや、描いていて苦労するキャラは？

にい：この作品が『かっこいい男たちが描きたい』というところから始まっているので、どのキャラもいろいろなかっこ良さがあり楽しいのですが、やはり桜は外身、中身ともにデザインに時間がかかったのもあり描きがいがあると思います。
　
アシスタントさんが大変なのは圧倒的に棪堂だと思います（笑）。（タトゥーが多いので）

－－本作のアニメ化が決定した時の心境をお聞かせ下さい。

にい：決定した時のことはあまりよく覚えていないのですが、いつも通りの打ち合わせの時に『決まったよー』と言われ『ありがとうございますー』のようなやりとりだったかと思います。
　
後から思うともう少し喜んでもいいのじゃないか？とも思いますが、当時は特に物があるわけでも無かったので、実感が湧かなかったのではないかと思います。最近の方が映像を観たり、曲ができたりと実感が湧きわくわくしています。