『機動戦士ガンダムSEED』は何がすごかったのか? なぜ今も『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』がこれほどまでに騒がれているのか? 当時の世代だからこそ見える世界をみんなに伝えたい、共有したい!
小説や漫画ゲームも豊富に展開された
外伝作品やゲームが多数展開されたのも『ガンダムSEED』シリーズの魅力のひとつ。特に『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』シリーズは人気がありました。キラやアスランたちの物語の裏側で起きた出来事が補完されるだけでなく、ロウ・ギュールや叢雲劾といったキャラクターたちに魅力を感じて物語を追いかけていた方も多いはず。
個人的に気に入っていたのが、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY THE EDGE』という作品。この作品はアスラン視点になっているのですが、シンが好きな方にもおススメできます。『SEED FREEDOM』公開にあわせて新装版が出たようですので、この機会にチェックしてみてください。
そして、先述した後藤リウさんによるノベライズ。戦争を描いているだけあって難しい話が多かったり、キャラクターの心情を理解しきれない小中学生には本当に助けになりました。『SEED FREEDOM』も出るようなので、筆者は必ず購入します。
忘れてはならないのが、OVA『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』。こちらは『SEED DESTINY』と時系列が重なる外伝的な作品なのですが、キラやアスランたち以外にも『ガンダムSEED』シリーズの舞台であるC.E.(コズミック・イラ)を生きる人たちがいるのだと世界観を広げてくれました。
この作品に登場するあるキャラクターの台詞が筆者は本当に大好きで、それが同作のタイトルにもなっているモビルスーツ「スターゲイザー」の名前の由来になっていたり。1話15分で全3話と短いので、ぜひ一度ご覧になっていただきたいです。ただし、途中でかなりえげつないトラウマもののシーンが入るので、凄惨なシーンに耐性の無い方はご注意を。
そして数々のゲーム。特に流行していたのが、ゲームセンターで稼働していた『機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.』とその続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.II』です。このふたつをきっかけに、ゲームセンターでガンダム関連のゲームを遊び始めた人も多かったように思います。
「ガンダムVS.」シリーズも多くのシリーズ作品が一堂に会するオールスター作品『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』シリーズになって久しいですが、単独のシリーズタイトルで「ガンダムVS.」シリーズになったのは『SEED DESTINY』が最後。他には初代『機動戦士ガンダム』と『機動戦士Zガンダム』しかありません。
かくいう筆者も『連合vs.Z.A.F.T.』や『連合vs.Z.A.F.T.II』を遊ぶために、放課後部活をサボってゲームセンターに通ったのはいい思い出です。土曜日どころか毎日のようにサボっていたら、それはやめることになるのはあたりまえ過ぎます……(笑)。
最近では『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 オーバーブースト』にライジングフリーダムの参戦が発表されていましたので、またゲームセンターが賑わうかもしれませんね。
【速報】
— 機動戦士ガンダムEXVS.シリーズ公式 (@gundamvs) January 22, 2024
劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の公開を記念して「ライジングフリーダムガンダム」参戦決定!
詳細は後日発表!
お楽しみに!#オバブ pic.twitter.com/hcs4RtA3i5