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『東京リベンジャーズ(東リベ)』マイキーこと佐野万次郎の魅力と闇落ちの理由に迫る!

『東京卍リベンジャーズ』無敵のマイキー――カリスマ総長・佐野万次郎の魅力と闇落ちの理由に迫る!ストーリーと共にご紹介!

“闇落ち”の本当の理由(*重要なネタバレが含まれます!ご注意ください)

 天竺との抗争が終わり「頂点の今、終わりにしよう!」と、マイキーの意志の元、東京卍會は解散します。

マイキーと幹部の仲間達は、12年後に開けるタイムカプセルを埋め、「12年後の「東京卍會」結成日にまたこのメンバーで集まろう」と約束をします。マイキーは12年後また会う日まで、「東卍のみんなもヒナちゃんもオレが絶対守ってみせる!!」と約束し、タケミチが現代へ戻るよう促します。

名残惜しい中現代へ戻ると、タケミチはパーちんの結婚式に参列するところでした。仲間達もそれぞれ幸せそうで、タケミチ自身も3ヶ月後にヒナとの結婚式を控えていました。

そんな幸せ絶頂の中、マイキーだけがいない事に気付くタケミチ。直人を問いただし、マイキーが“梵天”のリーダーであることを知ります。そんなマイキーを心配し過去へ戻ろうとしますが、直人と手を繋いでもヒナを助けた現代では、なんとタイムリープできなくなっていました。

 

マイキーが打ち明けた“黒い衝動”

2018年6月19日、メンバーで集まりタイムカプセルを開けます。マイキーはこの時も不在。そんな中、タケミチの箱にはマイキーからのビデオテープが入っていました。

そのビデオテープには、12年前のマイキーから、自分では制御できない“黒い衝動”があること。そして、皆を巻き込みたくないから12年後の自分に近寄らないで、そして最後には「幸せになれ!」と笑顔のマイキーが映っていたのです。

 

マイキーの“闇落ち”の本当の理由

マイキーが闇落ちしたのは誰でのせいでもなく、自分自身の“黒い衝動”が原因だったのです。

そのため、稀咲が事故死した後も「黒い衝動」が消える事のないマイキーは闇落ちしていきます。しかし頭脳で人を操り場地とエマの命を奪った稀咲は、マイキーの闇落ちを誘発したことには違いありません。

兄(佐野真一郎)、妹(佐野エマ)、親友の場地とドラケンという“黒い衝動”を抑えられるかもしれなかった「大切な人の死」と、“黒い衝動”が“闇落ち”の本当の理由だったのです。

 

想いが重なったタイムリープ

 ビデオテープを見たタケミチは、一度はその通りマイキーを追うことをやめようとしますが、“マイキーは辛い時ほど笑う”ことを思い出し、マイキーに会いに行く事を決心します。

マイキー探しに苦戦していたタケミチでしたが、梵天のたまり場だったらしいボーリング場の廃墟で、マイキーにやっと会うことができました。しかし再開したマイキーは東卍時代の面影は無く、「会いたくなかった…こうするしかなくなるから」とタケミチを銃で撃ち、自身も屋上へ行き、身を投げました。

最後にマイキーが思い出したこと。それは東卍時代に皆の前に立ち、総長として見ていた景色。亡くなった真一郎、エマ、場時、そして理解者のドラケンに「みんなを守ってくれたんだよな?!わかってるぜ、マイキー」と微笑まれ、思い浮かぶのは仲間たちの顔。大切な仲間を守る為、巻き込むことを恐れ自ら離れていった“黒い衝動”を背負ったマイキー。マイキーの悲痛な想いに胸が締め付けられます。

そんな中、間一髪飛び降りたマイキーの手を掴むタケミチ!自身も瀕死であるにも関わらず、マイキーを「君を死なせない!!」と助けようとします。それでも素直になれないマイキー。瀕死のタケミチは遂に「うるせぇええ!!」「“助けてください”って言えやぁああああ゛!!オマエを絶ッ対ェ助けてやる!!!万次郎」(コミック23巻第204話引用)と必死に訴えます。やっとこの訴えがマイキーに届き、マイキーは「助けてくれ、タケミっち」と涙し、掴む手がずれて握手となり、まさかのタイムリープが起こります。

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