花澤香菜さんも大はしゃぎ! 愛が重すぎる花野井くんと“武士”なほたるちゃんの掛け合いがキュンキュンすること間違いなし! 『花野井くんと恋の病』インタビュー
「月刊デザート」(講談社)にて連載中の『花野井くんと恋の病』が4月4日よりアニメ放送スタート! 恋がわからない女子・日生ほたると愛が重すぎる男子・花野井くんの初恋ラブストーリーが繰り広げられます。
本稿ではヒロインの日生ほたるを演じる花澤香菜さんにインタビューした模様をお届けします。
大の恋愛漫画好きの花澤さんも大はしゃぎするほどのキュンキュンストーリーにぜひご注目を!
ほたるちゃんはいろんな魅力がある
──原作漫画や台本をご覧になった感想を教えてください。
日生ほたる役・花澤香菜さん(以下、花澤):私はオーディションだったんですけど、オーディションを受ける前に原作を読みました。少女漫画が大好きなので、これはたまらないなと思いました(笑)。花野井くんの愛が重たいことに、グッときてしまって……。大好きな作品です。
──ほたるちゃんの印象はどうでしたか?
花澤:ほたるちゃんの人間性がものすごく素敵だなと思いました。言葉とかも、高校生らしからぬ大人びたことをたまに言ったり。でも、恋愛に関してはめちゃくちゃピュアなところがあって演じるのも結構難しそうな役だなと。
──難しいポイント……というと?
花澤:そうですね。普通の、いわゆる日常生活を送っている高校生をそのままやるという感じではないなと。何を求められているのだろうと考えていました。
原作は読む人によって、印象が変わってくるのかなと感じました。私は、彼女の大人っぽい部分をフューチャーしてオーディションに臨みました。
──大人びたほたるちゃんというのはどういうところでしょうか?
花澤:少し達観しているような感じといいますか。彼女は自然体でいるつもりだけど、友達の輪の中にいても簡単に踏み込めない感じというか……。彼女自身、過去にトラウマがあったりして人付き合いに対して敏感なところがあるので。
そういうところを意識すると少し大人っぽくなるのかなと思ってオーディションに臨んだんですけど、アフレコをしていたらまたどんどん変わっていきました。
──達観しているとか大人びているというお話もありましたが、ほたる自身はいわゆる普通の子だと自分のことを思っていると思います。そんな彼女の魅力を感じる部分はどこでしょうか。
花澤:恋愛というものに対して、自分には縁遠いものだと思っているところから、ちょっとずつ花野井くんと「恋とはどういうものなんだろう?」ということを探っていく。その過程の彼女を見ていると、ものすごく順序立ててちゃんと物事を考えているし、相手のこともものすごく考えられる子だし、思いやりがあるし、そこが素晴らしいなと思います。
食べ物を前にすると目がキラキラして小動物みたいな可愛らしいところがあったり、たまに武士みたいに勇ましい時もあったりして(笑)。いろんなところにギャップがあるのが、可愛くて魅力的だなと思います。
──実際にほたるちゃんのような子が近くにいたら、どんなふうに接したいですか。
花澤:そんなに気をつかわなくていいよって言っちゃうかもしれない(笑)。でも、仲良くなりたいですね。すごくいい子だし。私は美味しいものを調べるのが大好きなので、いろんなお店を一緒にまわりたいです。
──肉まんとかパンも出てきましたね。
花澤:そうですね。ほたるちゃんは、世界中の食べ物を食べ尽くすことが夢ですから、焼きたてパンとかきっと好きだと思うので、パン屋さんに一緒に行きたいです。食べたことのないものを探検しに、いろんなお料理屋さんに行くのもいいですね。