『劇場版 名探偵コナン 100万ドルの五稜星』公開記念舞台挨拶レポート|高山みなみさんら出演声優陣6名が遂にベールを脱いだ本作の魅力を語る!大泉洋さんによる怪盗キッドの声真似チャレンジの結果は……!?
2024年4月12日(金)より公開となった、アニメ『名探偵コナン』映画シリーズ27作目となる『劇場版 名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(以下、本作)。その公開記念舞台挨拶が、4月13日(土)にTOHOシネマズ日比谷で実施されました。
登壇者は、高山みなみさん(江戸川コナン役)、山崎和佳奈さん(毛利蘭役)、山口勝平さん(怪盗キッド役)、堀川りょうさん(服部平次役)、宮村優子さん(遠山和葉役)にゲスト声優の大泉洋さん(川添善久役)を加えた6名。
本作は公開前に事前試写を行わないなど、これまで作品内容が秘匿されて来ました。その内容をついに語るとあってか、集まったファンも大盛り上がりに。本稿ではその模様をレポートします。
登壇者の詳細は以下より
公開初日だけでまさかの興行収入&観客動員数を記録!
江戸川コナンに手を引かれて登場した高山さんほか、声優陣が盛大な拍手で会場に迎えられ、まずはひとりずつご挨拶。続いてMCから公開初日4月12日(金)時点での興行収入と観客動員数が発表されました。
なんと初日だけで興行収入9.6億円、観客動員数63万人を記録したとのこと。これは前作『黒鉄の魚影』比112パーセントの驚異的な記録となっており、この報告を聞いた声優陣は昨日は平日の金曜日ではなかったかと驚いていました。
続いてMCが映画の感想を問うと、会場から温かな拍手が。高山さんは毎年の公開記念舞台挨拶時にファンのみなさんの顔を見てコナン映画の季節が始まったと実感するそうで、今回も登場時に観客のみなさんに満足してもらえたことを感じて嬉しく思ったとのこと。
大泉さんはこの記録についてかなりの驚きがあった様子。本作が1日でほぼ達成してしまった10億円という興行収入は、実写映画の世界では興行期間中のおよそ一か月から二か月間でなんとか達成したいと考える目標なのだそう。この点からも、『劇場版 名探偵コナン』シリーズの驚異的な人気が窺えたのではないでしょうか。
高山さんはこのイベント時点で完成した本編を見られていないそうで、ロープウェイをスケートボードでやろうとしたとあるシーンの完成版が気になっている様子でした。また、今回のキーパーソンがキッドと平次ということで、彼らと掛け合う際のバランス感覚や距離感について伺う場面も。
平次については友人のような感覚で、推理になった時は平次からけしかけられてもライバルという意識はあまりない模様。キッドは泥棒と探偵という関係性ではあるものの、今回はいつもと事情が違うことから協力する場面が見られるのだとか。
堀川さんからはこの三人で掛け合うあるシーンについての言及があり、高山さんによるとこの場面は夕日が差し込んで放課後の教室のような雰囲気があったとのこと。また、この三人が落ち着いてちゃんと話をするのは初めてだという話題も飛び出しました。
蘭は今回、平次と和葉の恋を応援する立場なのだとか。平次を恋の先輩としてアシストするような場面も見られるそうで、山崎さんはちょっと先に新一との関係がひと段落したことから、急に友達の世話を焼きたくなる女の子みたいになっていたとコメント。