アイドルとオタク。様々な道のりを経て生まれた“作家”という第三の自分――『境界のメロディ』著者・宮田俊哉さん(Kis-My-Ft2)インタビュー
アイドル、オタクを経て生まれた第三の自分
――折角なので、アニメイトにまつわる最近の思い出話もお聞かせください。
宮田:実は『境界のメロディ』が発表された瞬間に行ったんです! 予約のポップを見て「アニメイトに俺いる〜!!」って。すぐ写真に収めて、自分も予約しました。家から一番近くにある、ホームのようなアニメイトの店頭に自分がいるのはとても嬉しかったです
――アニメイト池袋本店では、6月16日にお渡し会も開催されますね。
宮田:人生初のお渡し会なので、現時点では「どうしよう……?」と思っています。お渡し会はプライベートでも当選したことがなく、まだ一度も行けていないんですよ。ただ、本を読み終わった方が来てくれるかもしれないので、感想を直接聞く機会になったら良いなと思い、今からとてもワクワクしています。
――ちなみに、お渡し会以外で宮田さんがアニメイトを使ってやってみたいことはありますか?
宮田:やはり一日店長をやってみたいです。以前に雑誌の企画で一日編集長をやったのですが、座席に座った瞬間「今日は上がりで良いよ!」と言って、みんなを家に帰そうとしたら怒られました(笑) 「それは編集長でもダメ」と言われたので、アニメイトでは節度のある店長をやりたいと思います。アルバイトの経験もないので、アニメイトの店員さんのエプロンも付けたいです。
――ぜひ宮田さんなりにエプロンをカスタムしていただければと思います!
宮田:キョウスケとカイの缶バッチを作らなきゃ……(笑)。
――(笑)。最後に今作の発売を楽しみにしているファンの方々へ、メッセージをお願いします。
宮田:5月24日に僕の処女作『境界のメロディ』が発売されますが、とにかく読んでほしいという気持ちが強いです。“アイドル”としての宮田俊哉、“オタクの兄ちゃん”としての宮田俊哉……そして、3つ目の顔である作家・宮田俊哉に辿り着いたわけですが、アイドルやオタクの自分がなければ生まれなかった一面だと思っています。そういった部分も楽しんでいただきたいので、ぜひよろしくお願いします!
――『境界のメロディ』を経て、「作家・宮田俊哉」が目指す次なる目標は?
宮田:そうですね……次はアニメ化を目指して、頑張りたいと思います!
[インタビュー・編集:鳥谷部宏平 文:小川いなり]
『境界のメロディ』作品情報
著者:宮田俊哉
イラスト:LAM
発行:KADOKAWA メディアワークス文庫
ドラマCD付き特装版:2,970円(税込)
通常版:814円(税込)
ドラマCDキャスト:???
特装版ドラマCD内容:小説の印象的な2つのシーンを音声ドラマ化+キャスト座談会
【あらすじ】
メジャーデビュー目前にして相方のカイを事故で亡くしたキョウスケは、音楽から距離を置き無気力に生きていた。
しかし事故から3年。突然カイがキョウスケの前に現れる。
「生きていても、何もやらずに止まったままだったら、死んでるのと一緒じゃん」
生前と変わらない歯に衣着せぬ物言い。そして思わずつられて笑顔になってしまう強引さ。
キョウスケはカイに説得され再び音楽の世界と向き合い、共に音を重ねる喜びを感じる。
でも、カイとの幸せな時間は永遠ではなくて――。
通常版
ドラマCD付き特装版
メディアワークス文庫『境界のメロディ』特設サイト
作品X(Twitter)
発売記念お渡し会
[ゲスト]宮田俊哉
[日時]6月16日(日)
[会場]animate hall BLACK(アニメイト池袋本店9F)
[参加方法]全国アニメイト各店(通販含む)にて、『境界のメロディ』ドラマCD付き特装版をご予約(全額内金)いただいた方に、応募シリアルをお渡しいたします。「CLUB animate」よりご応募いただいた方の中から抽選でイベントにご招待!
[申込期間]5月13日(月)まで
[当選発表]5月下旬頃予定
※イベントの詳細・注意事項はアニメイト公式HPをご確認下さい
※アニメイト通販では、応募シリアルの配布方法が店舗と異なります。詳しくはアニメイト通販をご確認下さい