「らしんばんラジオ」2024年5月パーソナリティ・嶋野花さんインタビュー｜GWに行きたい場所は『ささやくように恋を唄う』に登場するあの聖地!?　新コーナーで幼少期の甘酸っぱい思い出も明らかに

「幼稚園ならではの友人との誓いみたいなものです」

――新コーナー「花の未来日記」では、「声優になっていなかったら、どんなお仕事をしていたか」についてトークされました。

嶋野：犬が好きなので、昔はブリーダーになりたかったんです。資格は特に必要なかったのですが、生計を立てるにはかなり難しくて断念してしまいました。ただ、宝くじを当ててお金持ちになれたら、ゆったりと飼育するタイプのブリーダーになれたらと思います。

――ゴールデンレトリバーなど、大型犬のお世話もありそうですが……。

嶋野：忘れてた！　柴犬好きなので、小型犬限定でやりたいかな（笑）。あと、実はダンサーにもなりたかったんですよ。幼稚園のときに某テーマパークへ行った際、パレードでお姫さまと王子さまが踊っているのを見てすごく憧れまして。当時一緒に来ていた男の子と「将来はダンサーになろうね」と約束して、ふたりでダンスを真似していました。

――甘酸っぱい思い出ですね。もしかして……。

嶋野：初恋とはちょっと違いますよ（笑）。幼稚園ならではの友人との誓いみたいなものです。

――「耳をすませば・アナザースカイ」では、BGMが流れたあとにセリフを披露されました。今回は5月にちなんだお題でしたが、癒しに繋げるには難しかったのでは？

嶋野：今回のお題は2つあって、その1つが「五月病になって、やる気のなくなってしまった同僚に一言」だったんですけど、かなり難しかったです。部署異動してきた同僚を想定して、「もっと頑張ろう」と励ますのではなく、「適当に行こうぜ」という感じで言わせていただきました。五月病になってしまう人はすでに努力していて、これ以上頑張る必要はないと思うんですよ。だから「時にはサボることも大事だよ」と伝えたくて。

――ガス抜きしないといつか爆発してしまうかもしれませんよね。嶋野さん自身が五月病になったことはありますか？

嶋野：ありますよ。話し相手がいないときは、気分がより落ち込んでしまって……。

――どのように乗り越えられたのでしょう？

嶋野：美味しい料理を食べて気分転換していました。大人になると逃げられないことも多かったのですが、立ち向かうときは「どうせやるなら必死になりすぎず、美味しいもの食べてゆっくり楽しくやろう」という気持ちで乗り切っていました。実は今回のセリフも最後に同僚とランチに行く展開になっているんですよ（笑）。

――それは気になります（笑）。いよいよ来月が最後の「らしんばんラジオ」パーソナリティとなりますが、改めて意気込みをお願いします。

嶋野：次がラストかぁ。最初は一人で喋れるか不安だったのですが、今では収録が楽しみになっていたので、少し寂しいです。

これまで私の身の回りや趣味などをお話させていただきましたが、6月は、「何度も聞き返したい、嶋野花をもっと見てみたい」と興味をもってもらえるような感じで締めたいと思いますので、楽しみにお待ちください！

[取材・文／嶋脇]