音楽
サンドリオンが『Sunny Canvas』に込めたドリオンズへの想い【インタビュー】

4人が青空に描く新たな“願いごと”。素敵なつながりで広がっていくドリオンズの輪――サンドリオン 3rdシングル『Sunny Canvas』黒木ほの香さん×小峯愛未さん×小山百代さん×汐入あすかさんインタビュー

スターダストプロモーション声優部所属の黒木ほの香さん、小峯愛未さん、小山百代さん、汐入あすかさんによるユニット・サンドリオン。「声の力で世界に煌めけ」をコンセプトに活動する彼女たちの3rdシングル『Sunny Canvas』が、2024年5月8日(水)にリリースされます。

『Sunny Canvas』は、TVアニメ『ワンルーム、日当たり普通、天使つき。(以下、(天使つき。)』のEDテーマ。メジャー1stシングル『Angel Ladder』に続き、サンドリオンが紡ぐ新たな天使の楽曲に注目が集まっています。

本稿では、本シングルのリリースを記念したインタビューをお届け。楽曲に込められた想いに加え、メジャーデビュー以降の軌跡ついて、お話を伺いました。

1stライブツアーで表現したドリオンズへの感謝

ーーメジャー1stシングル『Angel Ladder』のリリースから早くも1年が経つんですね。

小山百代さん(以下、小山):そうなんですよ!

ーー折角の機会なので、まずはメジャーデビュー以降の1年間のお話を伺いたいと思います。2023年11月に横浜アリーナで開催された「ANIMAX MUSIX 2023」は、ユニットにとっても夢の舞台だったのではないでしょうか。

小山:ステージから見た景色が星空みたいでした。2023年は様々なイベントに参加させていただいたのですが、「NEXTAGE※」を含めると「ANIMAX MUSIX」には半年間で3回も出演させていただいたんです。メジャーデビューやタイアップがあってこそのステージだったので、ユニットにとっても大きな出来事でしたね。


※「ANIMAX MUSIX NEXTAGE」:次世代のアニメミュージック界を担うアーティストたちが「ANIMAX MUSIX」への出場を掛けて対決するライブイベント。オンライン投票で見事優勝を果たしたサンドリオンは、「ANIMAX MUSIX 2023」に出演した。

 
黒木ほの香さん(以下、黒木):『Angel Ladder』の時に外周を歩いて、会場のお客様の顔をじっくり見ることができました。私たちのことをしっかり見てもらえて、すごく良い演出だったと思います。

汐入あすかさん(以下、汐入):みなさんに挨拶するような気持ちだったよね。「サンドリオンをどうかよろしくお願いします!」って。温かく迎えてくださって本当に嬉しかったです。

小山:近くに来たら見るしかないですよね(笑)。会場後方のサブステージから登場してメインステージへ歩いていく演出には、「ANIMAX MUSIX」さんの温かい気持ちが込められているんだろうなって。

汐入:「もっと緊張するかな」と思っていたんですけど、最後まで夢中でした。

小山:逆にカバー曲の『いぇす!ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪』はかなり緊張しましたね。

小峯愛未さん(以下、小峯):ドキドキですよ、「中学生〜」って歌ってましたから。

小山:「卒業してから何年経つんだろう?」って(笑)。

小峯:そこは掘らなくて良いじゃん!

一同:(笑)

小峯:最初にカバーのパートがあったから、自分たちの出番ではリラックスして歌うことができたんだと思います。

汐入:カバー曲は、プロデューサーから「いっちょ盛り上げてください!」と言われていたので、責任感みたいなものがあったのかなと。

ーー同じ時期に「サンドリオン1stライブツアー 〜Bon Voyage〜」も開催されていましたが、振り返ってみていかがですか?

汐入:それまでのワンマンライブは東京が多かったので、地方のドリオンズ(サンドリオンのファンの総称)の方からすると遠征はお金も時間もかかるし、お仕事をお休みして来てくださる方もいらっしゃいますよね。なので、ツアーは「私たちからみんなに会いに行く」という心持ちだったんです。

いつも応援してくれるみなさんへの感謝を込めてパフォーマンスしたいなと。実際、私たちもツアーで遠征してみると移動だけでも大変で……。だからこそ、ドリオンズの気持ちに応えたいと思いました。

黒木:セットリストを会場ごとに変えられたのは、かなり良かったですね。同じ曲でも日によって表現の仕方は変わりますし、「前回のライブを踏まえて次はこうしてみよう」というチャレンジもできるので、短いスパンで沢山のステージに立てたのは大きいなと。

小山:基本的にサンドリオンのライブは、ほとんど一度きりなんですけど、ツアーは時間をかけてひとつの作品を作っていく感覚でした。

汐入:そういえば、『Angel Ladder』のクラップ煽りは大阪公演で生まれたよね。生まれる予兆はあったけど、あの日に開花したというか。

黒木:私の母も「めっちゃ良いやん!」って言ってました。ドリオンズのみなさんも私と愛未ちゃんの地元だと知ってくれているから、盛り上げてくれました。

小山:愛未のお姉ちゃんも来てくれたんだよね。

小峯:そうそう。ライブ終わりにご飯を食べに行ったんですけど、「アンタのおむつ変えてたのになぁ」としみじみ呟いていたんです。そこで姉が私のおむつを変えていたことを初めて知りました。ありがとう、お姉ちゃん!

一同:(笑)

汐入:メンバー全員の凱旋ライブができるくらいに、これからも頑張っていきたいです。

ーーそして、ツアーファイナルはクリスマスイブ(2023年12月24日)に開催されました。

汐入:毎年クリスマス前後にライブをやっているので、セットリストをかなり変更したんですよ。準備期間ができると、「折角ならあれもやる?」みたいな欲が出てきますし、クリスマス感も出したくて。

黒木:ステージ上にも、豪華なクリスマスツリーを用意してくださったんです。

汐入:スタッフさんが「いいお値段するので倒さないでください」って(笑)。

小山:踊るときは、なるべく近寄らないようにしていました。ターンした時によろめいて倒しちゃったら……。

小峯:(笑)。プレゼントを渡したり、ボールを投げたりと、いつも通りのクリスマスライブの雰囲気なんだけど、実はツアーファイナル。初めての経験だったので、とても楽しかったです。

沢山のびっくりを詰め込んだ7周年ライブ

ーー2024年3月に開催された「サンドリオン7th Anniversary Live~7ンダフル~」は、ソロコーナーもあって、挑戦的な内容でしたね。

汐入:アーティスティックなライブにしたいという思いがあったんです。それと同時に、ハッピーで楽しいものにもしたくて、「アニバーサリーライブを思いっきり楽しむ!」というコンセプトで、明るい曲が盛りだくさんのセットリストを組みました。

ーー久々にライブで披露される曲もありました。

汐入:「Never give upをもう一度」!

小山:1曲目から、不意を突いた感じですね(笑)。

小峯:ドリオンズのみなさんの間でも、人気が高い曲だと思っているんですけど、披露する機会は少なかったんです。曲調含め、私たち自身も「これはアガる!」と思って、最初に持ってきました。

黒木:ソロコーナーも配信ではありましたが、生のライブで披露するのは初めてだったと思います。

小山:喜んでくれる方も多かったよね。ドリオンズのみなさん、ずっとびっくりしてたんじゃない? 

ーーその場限りだからこその特別感がありました。

小峯:そうですね。今回は配信もなかったので、あの場にいた人にしか体験できない特別なライブになったと思います。

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