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ラノベ『誰が勇者を殺したか』の魅力を徹底解説!

今もっともアツいライトノベル『誰が勇者を殺したか』の魅力を徹底解説! 魔王討伐後、勇者はなぜ死んだのか? ファンタジーとミステリーが交錯する異次元の魅力に注目が集まっています!

 

人気の理由は?

先述の通り、『誰が勇者を殺したか』は口コミを中心に話題になり、近年稀に見る大ヒット作品となりました。

なぜ本作はそれほどまでに多くの人を惹きつけたのか、ここからはその人気の理由について分析していきます。

 

人気の理由1:ミステリー好きを取り入れられた

本作は「ミステリー要素があるファンタジー作品」であり、出版元であるスニーカー文庫もミステリー要素を含んでいることを前面に押し出しています。

それにより、普段ファンタジー作品を読まないミステリー好きの方にも手に取ってもらえたという点が大きいでしょう。

実際、Amazonや読書メーターといったサイトのレビュー欄でも、「ミステリとあったから買った」という声が多く寄せられています。

 

人気の理由2:『葬送のフリーレン』人気の後押し

2023年9月、いよいよアニメが放送されるということで、原作ファンやアニメファンを中心にSNSで『葬送のフリーレン』が話題になっていました。

そんな中、『葬送のフリーレン』と同じく「魔王を倒した後の話」が描かれる『誰が勇者を殺したか』は注目を集めやすく、手に取ってもらいやすかったのではないかと考えられます。

勇者を中心に物語が描かれがちなファンタジー作品において、勇者が不在というのは斬新な設定であったのです。

人気の理由3:ライトノベルらしからぬ表紙

男性向けライトノベルはメインターゲットである若年層に目を留めてもらうべく、美少女キャラを前面に押し出した表紙にしていることが多いです。

それは販売戦略として敢えてそうしている訳ですが、その一方でいわゆるオタク層ではない読者には忌避されてしまいがち。

 

 
その点、本作の表紙は一般文芸でも通用するような硬派なイラストに仕上げられています。

それによって、ライトノベルに抵抗がある方でも手に取りやすかった、また、プレゼントとして送りやすかったことが売上を伸ばす一助になったのではないかと考えられます。

 

人気の理由4:一巻完結だから

一般的に男性向けライトノベルはシリーズ化を前提としており、作者および出版社は複数巻の出版を目指します。

ただし売れ行きが振るわなかった場合は打ち切りとなり、中途半端なところで終わってしまうことも珍しくありません。

それを嫌って、昨今は「完結するまで待つ」という読者が増加傾向に。

そんな中、本作は今でこそ二巻の刊行が決定していますが、発売当初は一巻完結の単巻ものとして認識されていたので、「安心して最後まで読める」と読者が手に取りやすかったのだと予想できます。

その他、「一冊だけの料金で済む」「続きが出るのを待たずに済む」というのも理由の一つとして挙げられるでしょう。

 

人気の理由5:出版社・担当編集によるプロモーションも功を奏した

『誰が勇者を殺したか』は、発売前から出版社によって公式X(旧Twitter)アカウントが開設され、キャラクターの紹介に挿絵の公開、販促用短編漫画の公開などのプロモーションを行っていました。

 

 
また、人気声優『茅野愛衣』氏によるスペシャルPVの作成&公開も。

各ツイートのインプレッション&PV動画の再生数が多いことから、出版社・担当編集の手によるPRも効果があったのだと分析できます。

 

 

進行中の大型プロジェクト情報!

『誰が勇者を殺したか』は2024年7月5日に、大型プロジェクトが始動することが発表されました。ここからはその詳細と、最新情報についてご紹介していきます。

 

『ドラゴンクエストシリーズ』の生みの親、『堀井雄二』氏からのスペシャルコメント!

大型プロジェクト始動に伴い、あの『ドラゴンクエストシリーズ』の生みの親である『堀井雄二』氏がコメントを寄せています!

■『堀井雄二』氏コメント
「勇者を殺すとは なにごとだ! そなたに もう一度推理する機会を与えよう!」

 

オリジナル楽曲の公開!

プロジェクト始動と共に匿名のクリエーター集団『あのにむ』による、『誰が勇者を殺したか』の世界をモチーフにしたオリジナル楽曲の制作が決定しました。

 
そうして先日の7月26日、元EGOISTのボーカル『reche』氏をゲストボーカルに迎えた『カルミア feat. reche』が各音楽配信サービスでリリースが開始! 一巻のストーリーを音楽で振り返ることが可能に!

配信開始に合わせ、ティザー映像がYouTubeで公開されているので、ファンの方は要チェックです!

 

 

コミカライズ化決定!

KADOKAWAのWEBコミックサイト『カドコミ』にて、本作のコミカライズ連載が決定!
作画を担当するのは、『Fate/Apocrypha』や『まおゆう魔王勇者』を手掛けている『石田あきら』氏。

2024年8月1日、小説の第2巻発売と同時にコミカライズのプロローグが公開予定となっているため、こちらも必見です。

 

 

アニメーション映像付きTVCM放送決定!

続編の発売を記念して、TVCMの放送が決定! TOKYO MX・KBS京都・サンテレビ・BS日テレにて放送予定です。

 
また、TVCMに先駆け、YouTubeでも公開されていますので、動く四人が見たい方はぜひ。

 

新聞広告および電車内ビジョン広告の実施

・新聞広告情報
8月初旬に朝日新聞(全国版)にて、カラー広告の掲載を予定(8月1日~8月6日頃予定)

・電車内ビジョン広告情報
東京・大阪エリアの複数路線で電車内ビジョンCMを放送予定

 

『誰が勇者を殺したか』を読むなら今!

帰らぬ人となった勇者の死の真相を巡る、ファンタジー×ミステリーのライトノベル『誰が勇者を殺したか』。

斬新な構成・魅力的なキャラクター・息を呑む怒涛の展開に筆者も夢中になり、読む手が止まりませんでした。そして充実の読後感。

まさに令和を代表する傑作であり、老若男女問わず自信を持っておすすめできます。ページ数が少なく、文章も読みやすいので、まだ読んでいない方はぜひこの機会に手に取ってみてくださいね。

 
[文/ぼんちび]

 

作品情報

『誰が勇者を殺したか』あらすじ

勇者は魔王を倒した。同時に――帰らぬ人となった。

魔王が倒されてから四年。平穏を手にした王国は亡き勇者を称えるべく、数々の偉業を文献に編纂する事業を立ち上げる。かつて仲間だった騎士・レオン、僧侶・マリア、賢者ソロンから勇者の過去と冒険話を聞き進めていく中で、全員が勇者の死の真相について言葉を濁す。「何故、勇者は死んだのか?」勇者を殺したのは魔王か、それとも仲間なのか。王国、冒険者たちの業と情が入り混じる群像劇から目が離せないファンタジーミステリ。

 

続編『誰が勇者を殺したか 預言の章』あらすじ

預言者は勇者を求めて、幾度も世界をやり直していた。

魔王を倒してくれる勇者を求め、何度も世界をやり直す預言者。幾度も世界を繰り返す中、とある街で金の亡者と噂される冒険者・レナードとその一行の最期に興味を抱いた預言者は彼を勇者と認めるのだが……。

 
■作者
著:駄犬、イラスト:toi8
■出版社・レーベル
KADOKAWA・スニーカー文庫

公式サイト:https://sneakerbunko.jp/series/daregayu/
公式X:@daregayu

 

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