『ゼーガペインSTA』浅沼晋太郎さん、花澤香菜さん、川澄綾子さん、下田正美監督が登壇した公開記念舞台挨拶をレポート|18年前のTVシリーズの収録やオーディション時の話題も飛び出した!?
2006年に放送されたTVシリーズからはじまり、2016年には劇場作品として『ゼーガペインADP』が公開されたアニメ『ゼーガペイン』シリーズ。その最新作にしてTVシリーズの後日談を描く『ゼーガペインSTA』の劇場上映が、先日2024年8月16日(金)よりスタート。
公開翌日8月17日(土)には新宿ピカデリーにおいて公開記念舞台挨拶が行われ、ソゴル・キョウ役の浅沼晋太郎さん、カミナギ・リョーコ役の花澤香菜さん、ミサキ・シズノ役の川澄綾子さん、監督の下田正美さんが登壇。TVシリーズから18年の時を経て後日談が公開となった現在の心境や、その見どころを語りました。
本稿ではこのイベントをレポートします。なお、上映後の舞台挨拶のため一部ネタバレが含まれる場合があります。まだ鑑賞前の方はご注意ください。
TVシリーズ、『ADP』を経て公開を迎えた今の心境は!?
今回のイベントMCは廣岡祐次さんが担当。廣岡さんは既に退職されているものの、Blu-rayBOXの販売時から『ゼーガペインADP』にかけて作品の宣伝担当だった方とのこと。5年経ったところで今回の舞台挨拶でMCを担当してほしいとの依頼があり、今回登壇することになったのだとか。
そんな廣岡さんのトークで盛り上がったところで、声優陣&下田監督が登場。花澤さんと川澄さんが集まったセレブラント(※作中の用語ですがここでは作品のファンのこと)のみなさんに本作の感想を尋ねると、会場から温かい拍手が溢れました。
当時は知る人ぞ知る名作というポジションでしたが、18年経ってTVシリーズの続編として制作された本作。下田監督は新作をファンのみなさんにお届けできて感無量だとコメント。
浅沼さんは2016年の10周年で初めて大規模イベントが開催された際に、「ありえねぇ(※キョウの口癖)」と語っていたことを明かしました。そこからさらに8年が経過しましたが、そんなタイミングで新作を見られることに喜びがあったそうです。
花澤さんはTVシリーズのオーディションを思い出したのだとか。送られてきたその資料にはリョーコのキャラクターデザインやプロフィールもあり、そこにはマシンガントークな女の子といった記述が。ここで花澤さんはその当時はおっとりまったりしていたと話すと、マシンガントークができるかどうか不安だったと語ってくれました。
川澄さんは、TVシリーズから『ADP』だけでも幸せなことだと思っていたと心境を吐露。そこからさらに時間が経ってまた先の物語が見られるとは思っておらず、本作が実現したのは長い間『ゼーガペイン』を忘れないでいてくれた方のおかげだと話していました。