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アニメ
恩人であるベルを「指揮官」として支えていくために『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇』ヒロインたちを振り返る——第2回「リリルカ・アーデ編」！
シリーズ累計発行部数が1700万部を突破する人気小説『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』（原作：大森藤ノ イラスト：ヤスダスズヒト GA文庫/SBクリエイティブ刊 通称ダンまち）。
2024年にはTVアニメシリーズ最新作『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇』が放送開始となります。アニメイトタイムズでは、これまでに登場した魅力的なヒロインたちとベルの関係・物語をご紹介！
本稿では、ヘスティア・ファミリアに所属するリリルカ・アーデ（以下、リリ）のこれまでを振り返ります！
リリルカ・アーデとは
プロフィール
15歳
ヘスティア・ファミリア サポーター・会計・指揮官
Lv.1
種族：小人族（パルゥム）
スキル：縁下力持（アーテル・アシスト）
魔法：シンダー・エラ
ヘスティア・ファミリアに所属するサポーターの少女。戦闘力は心もとないが、それを補って余りある頭脳と判断力でダンジョン遠征時には指揮官の役目も果たした。
かつて命を救ってもらったベルに対して思慕の念を抱いており、ヘスティアとはベルを巡る喧嘩友達のような間柄。ただ、最近は不戦条約を結んでいるようで、派閥外の女性からベルを守るお目付け役のポジションに収まっている。（公式サイトより引用）
冷たい心を解かしたベルとの出会い
ヘスティア・ファミリアの初期メンバーとして活躍するリリですが、元々はソーマ・ファミリアに所属していました。
神酒づくりを得意とする主神・ソーマによるファミリアは、彼の物静かな性格に加え、彼が酒造や趣味以外に興味を持てないことがたたって、荒んだ状態に。
早くに両親を失ったリリは、ソーマ・ファミリアの中で徐々に虐げられるようになり、人間不信になってしまいます。ファミリアを抜けるために莫大な金を要求された彼女は、サポーターとして冒険者のパーティに参加し、装備や金品を奪うことを生業としていました。
そんなリリの格好のターゲットとなったのがベル・クラネルだったのです。ベルの持つ《ヘスティア・ナイフ》を盗むために彼とダンジョン探索をしていたリリでしたが、ベルの優しさに触れたことで心が揺れ動いていきます。
ソーマ・ファミリアの策略によってモンスターに襲われてしまうリリとベル。ベルは彼女の生い立ちや現在の状況、自分を騙していることを理解してなお「リリだから」という理由で、彼女を救います。
誰も信用できず心を開くことができなかったリリは、この一件でベルを信頼し正式にパーティとして契約。後に改宗（コンバージョン）をおこなって、ヘスティア・ファミリアの一員になりました。
度が過ぎるほどお人好しなベルに恩義と好意を抱く
ベルと共に過ごすようになったリリは、恩人である彼に対して尊敬と好意を抱くようになっていきます。ヘスティアに負けず劣らず積極的にアピールをし、ベルを困らせたり、ほかの女性と親密になりそうな気配を察すると睨みをきかせることも。
ベルを慕い、アプローチをしながらも、お人好しで付け入る隙だらけなベルが誰かに利用されないように目を光らせています。
ダンジョン探索中では、ベルの自己犠牲的な行動を咎めたり、無謀な計画を修正するなど、知識と経験を活かしてファミリアに貢献。ダンジョン内での戦闘はベルやヴェルフに劣ってしまいますが、指揮官としての才能を発揮し始め、より一層ベルの力になろうと努力しています。
ベルとこれからも共に歩むため、指揮官として成長していくリリ
これまでも、変身魔法シンダー・エラや持ち前の頭脳を使ってサポーターとして、ファミリアに貢献してきたリリですが、TVアニメ第4期で描かれた「ダンジョン遠征」では、パーティを導く指揮官としても活躍を見せます。
戦闘でベルと離れ離れになっても、他のパーティメンバーと連携を取り、時にはアドバイスを貰いながら指揮官としての才能を開花させていきます。仲間たちの協力に加え、その手腕でラムトンやアンフィス・バエナと言った強力なモンスターたちを撃破。
ダンジョンの深層で疲弊していたベルとリューを救出して無事に生還するなど、見事な功績をあげました。
そんな彼女を突き動かしているのは、もちろんベルの存在です。困難が降りかかるたびに、ベルならどうするかを考え、ベルに相応しい指揮官になるために立ち向かっていくリリ。
ベルよりも年上なこともあり、面倒見の良いお目付け役をしていた彼女でしたが、ベルの成長を実感し、これからもずっと隣を歩き続けることができるように、自身も成長したいと強く願っているのでしょう。
『豊穣の女神篇』でベルとの関係はどうなる？
『豊穣の女神篇』では、オラリオの二大祭に数えられる・女神祭のエピソードが描かれます。本作は、成長したベルに、酒場『豊穣の女主人』の店員・シルから手紙が届くことによって物語が大きく動きだします。
その内容は「今度の女神祭で、ふたりだけでデートをしたい」というもの。これまでにも、ヘスティアを牽制したり、ベルに近づく女性たちに目を光らせていたリリ。シルは、ベルがオラリオに訪れてすぐに知り合った人物ですが、油断大敵です。この誘いをリリは許すのでしょうか？
お目付け役として、優秀な指揮官としてベルと共にあろうとする彼女が、第5期でどのような活躍を見せるのか注目です！
作品概要
あらすじ
女神祭――迷宮都市オラリオが活況に包まれる、実りの祝祭。豊穣を象徴する女神たちは祭壇に奉られ、その中にはあの『美の女神』の姿も。ダンジョン深層という死地から生還を果たし、日常を取り戻したベル・クラネルもまた、女神祭の賑わいを楽しむはずだった……――とある酒場の娘から一通の手紙が届くまでは。『ベルさんへ 今度の女神祭、二人だけでデートしてください。 シルより』都市の片隅、小さな酒場で固まった、少女のたったひとつの決意が、少年と迷宮都市を狂わせていく。そして、『最強』を標榜する『強靭な勇士（エインヘリヤル）』達が今、動き出す。これは、少年が歩み、少女が望む――【眷族の物語（ファミリア・ミィス）】――
キャスト
(C)大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち5製作委員会
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