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『シンカリオンCW』石橋陽彩スペシャルインタビュー「玩具との記憶」

僕の推しは「シンカリオン N700Sかもめ」なので、ぜひそこにも注目してください(笑) ――TVアニメ『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』石橋陽彩スペシャルインタビュー「玩具との記憶」

 

ツクモとヤマトの印象は?

――ちょうど追加戦士の話になったので、新たに仲間に加わったツクモとヤマトの印象も教えていただけますか。

石橋:ツクモくんは弟と妹がいて、僕自身にも妹がいるので、お兄ちゃん気質が強いところは何となく自分と似た雰囲気を感じますね。弟と妹を守りたいという気持ちと、人々を守りたいという意志が合わさって「シンカリオン N700Sかもめ」の強さとか、ツクモ本人の自信に繋がっているんだと思います。

第21話でツクモが揺れに弱いということが判明して、それを克服して戦うシーンは特に印象に残っています。過去のトラウマや怖い思いを乗り越えるのは本当に難しいことだと思います。そんな中、町の人たちや弟と妹のことを思いながら必死に戦う姿が熱くて、ツクモくんは個人的に凄く好きですね。それこそ畠中(祐)さんの芝居がキャラクターにピッタリだとアフレコの時から感じていました。

 

 
そしてヤマトは凄いんです。ひと癖もふた癖もあるキャラというか、ちょっと抜けた部分もあるけど、ツクモと同じように熱い想いを持っているというか。劇中でロボットコンテストに行くか、シンカリオンに乗ってアンノウンを倒しに行くかの二択を迫られた時に、最初はロボットコンテストに行って自分の実力を発揮したいという迷いがあったんです。

そんな時、友達やシカが背中を押してくれたことで、ヤマトの中で決心をつけて「シンカリオン 500こだま」に乗って一緒に戦ってくれたので、タイセイを演じる上でも心強く感じるシーンでした。

 

 
あと、この回に出てくる「シカカリオン」は特に凄いので、このキーワードをぜひ覚えていただきたいです。最初に「シカカリオン」の文字を見た時は台本のミスかと思っちゃったんですけど、ヤマトがシンカリオンを研究してロボットコンテストのために開発したという設定なんです。最終的にはこの「シカカリオン」が更に面白い展開に持っていくので、楽しみにしてほしいポイントの一つです。

 

ビーナのぬいぐるみが欲しいです

――既にプラレールなど様々なグッズが展開されていますが、石橋さんが個人的に『シンカリオンCW』で展開してほしい玩具やグッズはありますか? もしかしたらメーカーさんが見てくださっているかもしれないので、夢でも良いので遠慮なくお願いします。

石橋:そうだな……ビーナのぬいぐるみが欲しいです! ベッドの横に置けるようなぬいぐるみがあったら、可愛くて癒されると思います!ぬいぐるみと言えば、タイセイとかメインキャラがちょこんと座るタイプのぬいぐるみとか、オタ活にも使えるやつもあるといいなと感じました。どこかに旅行する時に「タイセイ、ここは熱海だよ」みたいに連れて行きたいな(笑)

あと、タイセイと「シンカリオン E5はやぶさ」のアクスタ(アクリルスタンド)を2種類持っているんですけど、バラバラに飾るタイプなので、1つの台座に一緒に並べられるようなジオラマ風のアクスタも良いですね。

機体関連だと、過去作の「シンカリオン E5 はやぶさ」が超合金魂で企画進行中ですけど、あんな風に造形が細かくて、メカっぽさが強調されたフィギュアも欲しいです。より本物の新幹線に近いカラーリングだったり、ライトや目が光るタイプだったら嬉しいですね。

 


※『#CHOGOKIN50th Anniversary Exhibition』は現在終了しております
 

僕の推しは「シンカリオン N700Sかもめ」なので、ぜひそこにも注目してください(笑)

――それでは最後の質問になりますが、本編もいよいよ物語の核心に迫るエピソードが増えてくると思います。これからの展開で注目してほしいポイントを教えてください。

石橋:ツクモとヤマトも加わって、これからもワチャワチャとした明るいエピソードが出てくると思います。ただ、それと同時に、まだ倒せていないハーデスシンカリオンや、仮面の男の正体が誰なのかなど、重要な展開も増えてくるはずです。味方だけでなく、敵キャラクターにもフォーカスが当たっていくので注目してください。

 

 
ERDAに復帰したイナが何かを必死に調べているシーンがありますが、それも「これのために調べていたんだ!」と思うような場面がたくさん出てきます。これからのシーンに繋がってくるので、タイセイの周りのキャラクターたちが動いているシーンの意味とかにも注目してほしいですね。

詳細は言えないのですが、最近登場したデルタもストーリーに大きく関わってくるキャラだったりします。タイセイが鉄道好きの友達としてデルタと話している時の明るい表情は、アカネやリョータに見せる表情とはまた違ったものがあります。そういった『シンカリオンCW』ならではの人間関係や友情といったものも増えていきますし、それこそ第22話の文化祭ではデルタをメタバースの文化祭に招待しましたよね。

 

 
まだデルタはタイセイとしか関わっていませんが、今後は他のキャラクターとも関わりが増えてくるので、その人間関係もポイントです。そして何よりもハーデスシンカリオンの戦いはどう決着がつくのか、そこも引き続き注目してほしいと思います。

あとは個人的な感想なんですが「シンカリオン N700Sかもめ」がカッコいいです(笑)。一回では見きれないほど細部の造形が素晴らしいんです。僕の推しは「シンカリオン N700Sかもめ」なので、ぜひそこにも注目してください(笑)。

――「シンカリオン N700Sかもめ」は平仮名で「かもめ」と書かれているのもカッコイイですよね。

石橋:そうなんですよ。他のシンカリオンとはまた違ったこだわりを感じられるというか、絶対に作り手に九州が好きな人がいるんじゃないかと思います。必殺技の「サンドウカトラス」の演出も凝っていて、必殺技を決めても直ぐには爆発せずに、クロスしていた武器をシャッと左右に開いたタイミングで爆発するんです。その動作がカッコよくて、あれはズルいですよ(笑)。

 

 
これまではキャプチャーウォール内での戦いばかりでしたが、「シンカリオン N700Sかもめ」は海上で戦ったりと、今までとは違った展開が見られて、とにかくカッコイイです!

 
取材・記事:岩崎航太、編集:石橋悠、写真:MoA

 

作品概要

シンカリオン チェンジ ザ ワールド

あらすじ

かつて、突如として現れた正体不明の敵・アンノウン。

「超進化鉄道開発機構」通称「ERDA(エルダ)」は、対抗手段として新幹線が変形するロボット「シンカリオン」を開発し、脅威に備えていた。

「何かを守れる、カッコイイ人に…僕は…」

中学2年生の大成タイセイは、2年前に失踪した姉の手がかりを求めて、進開学園中等部に転入する。

その矢先、10年ぶりにアンノウンが出現。偶然にもタイセイがシンカリオン運転士として高い適性値を持つことが判明し、闘う決断を迫られることとなる。

アンノウンの正体、そして目的は何なのか…。闘いの末に見えてきた真実とは…。

少年たちの決意と成長の物語が、今、始まる―。

キャスト

大成タイセイ:石橋陽彩
フォールデン アカネ:小野賢章
九頭竜リョータ:土屋神葉
ビーナ:集貝はな
青梅マイ:本渡楓
浜カイジ:田中正彦
高輪カドミチ:小林親弘
津川アガノ:村井雄治
岩見沢ソラチ:渡辺紘
落合ミヨシ:石井未紗
川越タンゴ:斉藤次郎
大成イナ:喜多村英梨
魚虎テン:藤原夏海
五稜郭シオン:田澤茉純
最上ガンマ:石黒史剛
仮面の男:梶裕貴
海風ツクモ:畠中祐
西大路ヤマト:浦和希

(C)プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK/ERDA・TX

 

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