「ヘブンバーンズレッド展」で、最上の切なさをもう一度。第一章から第五章前編を名曲とともに振り返る東京会場フォトレポート

31Aのセラフ＆蒼井との思い出シーンが展示された第二章エリア

ライブエリアでは、31A部隊の初ライブシーンがモニターに流れており、「She is Legend」の『Burn My Soul』を映像とともに楽しむことができます。

ライブエリアを抜けると、第二章「消せない記憶と蒼い夢」のエリアに到着。こちらでは、31Aのセラフ（武器）が飾られています。高級感のあるセラフが並ぶ景色は、壮観の一言。

また、第二章エリアでは蒼井えりかのパネルと、彼女との思い出シーンが展示されています。蒼井と31A部隊がバンドを組んでスタジオで練習した場面や、巨大な地球外生命体「Red Crimson」（レッドクリムゾン）との決戦前に夜空の下で蒼井と会話した場面など魅力的なシーンばかり。楽しい思い出や悲惨な出来事を思い起こし、感情を揺さぶられること間違いなしの展示となっています。

魅惑の造形美……！　等身大のユイナ先輩に会えるチャンス！

第三章「作られた指と稲穂の海」エリアの壁面グラフィックでは、イージスタワーとその周辺の風景が広々と再現されています。

道を進むと、30Gの部隊長・白河ユイナの等身大フィギュアが！　彼女のセラフや空中の雫に光がキラキラと反射し、美しい展示となっていました。

等身大フィギュアの先には、同じ部隊員である蔵里見のパネルと、イージスタワーでの戦闘シーンが飾られているほか、足元にはナービィのパネルも置かれていました。蔵のパネルの先にいるナービィ。正体は一体……。

こちらのエリアには、プリビズ（完成した状態を想像できるシミュレーション映像）も流れています。現地でしか見ることのできない、貴重な映像となっています。

このエリアで流れる劇中歌は、麻枝准さんとやなぎなぎさんによる『Sad Creature』。30Gと仲を深め合ったシーンや月城と蔵の別れのシーン、バックライトで照らされたSSスタイルのイラストなどを見ながら、音楽を楽しむこともできます。

アコースティックバージョン『Before I Rise』が流れる第四章前編エリア

ナービィに関する残酷な真実を知ってしまった31A部隊員の今後について描かれる第四章前編「それぞれの選択と新しい朝」。展示会では、劇中歌のアコースティックバージョン『Before I Rise』を聞きながら、31A部隊の思い出を振り返ることができます。

第四章前編エリアに入って正面の壁には、思い出のシーンが一面に広がっていました。右側には、残酷な真実を告げられた31Aが再び友情を深め合うシーンがまとめられています。その一方で、左側にはめぐみんが31Aを脱退するシーンが展示されています。仲を深め合い楽しそうな描写と、ひとりで悩みを抱えてしまうめぐみんの辛さが表されたイラストとテキストのコントラストが見どころです。