声優
「らしんばんラジオ」声優・中島由貴インタビュー|’24年11月パーソナリティ

最後までしっかりとやっていきたいと思いますので、楽しみにしていてください――「らしんばんラジオ」2024年11月パーソナリティ・中島由貴さんインタビュー|11月22日は中島さんの「ふるさと誕生日」+推しの誕生日……最高な一日の思い出が溢れ出る!

幼少期からプレイし続ける『シェンムー』への愛が止まらない

――続いて「中島由貴のユキペディア」では、今回も中島さんの推しゲームをお話いただきました。

中島:はい! 今回お話したのは『シェンムー』というタイトルだったのですが……(苦笑)。

――なんだか複雑な表情をされていますが、その真意は……?

中島:魅力が伝わっているか心配で……(笑)。『シェンムー』は両親の影響もあり、幼いころからプレイしていました。ずっと身近にあったゲームなので、メジャーなタイトルだと思っていたんです。「幼いころから『シェンムー』をやっていた」と言うと驚かれる、と大人になってから知りました(笑)。

あと中島家では、お正月になると毎年お酒を飲みながら『シェンムー』を一作目からプレイするんです。これはお正月に和歌山に帰った時にしかやらないことなので、年に一回の楽しみになっています。でも、毎回どこまでプレイしたのか忘れるんですよね……。バイト代を貯めることもできないし、全然『Ⅱ』にたどり着けないし……。そんな思い出をお話ししました。

――それはゲーム一家である中島家ならではの楽しみ方ですね。そのほか中島さんが思う『シェンムー』の魅力をお聞かせください。

中島:小ネタ的な要素ですが、ゲーム内にあるゲームセンターでは、SEGAの名作ゲームが遊べるんです。あとはゲーム内のガチャでは、SEGAのゲームキャラクターの景品が出てきたり……こういう細かい要素も好きですね。

――中島さんが本作を愛してやまないその気持ちが、ビシビシと伝わってきます。

中島:少しでも魅力が伝わっていればいいなと……(笑)。あと、個人的にちょっと変な遊び方もしていて……。

――変な遊び方ですか?

中島:原崎望という女の子のキャラクターがいるのですが、毎晩電話をかけていました……(笑)。

――原崎に電話をかけると、ゲーム内の何かに影響があるとか……?

中島:何もないです!(笑) 電話口でも「おばあちゃんが呼んでるみたい」「じゃあ、また…」って、軽くあしらわれちゃうんですよ。一応ガールフレンドなんですけどね。番号を覚えてしまうくらい、毎晩電話をかけていました。時には、原崎との電話のために大事な用事もすっ飛ばして(笑)。

――遊び方がディープですね……(笑)。

中島:(笑)。そんな原崎は『Ⅱ』になると留学してしまうんです。会えなくて寂しいので、ずっと『Ⅰ』を遊んでいました。今思うと、原崎に嫌われそうな遊び方をしてたなぁ……(笑)。

――ゲーム内ならではの遊びですね。

中島:私が操作する芭月涼は、ちょっとだけストーカー気質でしたね(笑)。

――ちなみに、中島さんの『シェンムー』のルーツは、度々話題にも上がるお母様なのでしょうか?

中島:ドリームキャストやSEGAのゲームが好きなのはお母さんだと思うのですが、誰の影響で始めたのかは覚えてないんです。物心付く前から遊んでいたゲームなので、何歳から、誰の影響でプレイを始めたのかが定かではなくて……。でもお父さんと遊ぶ機会が多いからお父さんだったのかなぁ。

――ご両親による英才教育だった可能性もありますね。そして2019年には、約18年ぶりとなる新作『シェンムーⅢ』が発売され話題となりました。

中島:発売される少し前の時期に新作制作のためのクラウドファンディングが行われていて、私も参加しようと思ったのですが、気がついた時にはもう上限まで達成していて。みんな新作を待っていたんだなぁ、と改めて思いましたね。

そして発売された『Ⅲ』も、ドリームキャストならではの操作感は残しつつ、新要素も盛り込まれていて、良い味が出ていると思いました。そして『Ⅲ』でも、物語としては解決しておらずシリーズ未完なので、私も両親も元気な間に完結したらいいなぁと思っています(笑)。ただ、未完というのも『シェンムー』らしいと思うので、このままでも良いかなとは思いつつ。今後が楽しみです!


――そんなシリーズ最新作『シェンムーⅢ』について、さらに思い出をお伺いできればと思います。

中島:『Ⅲ』発売直後のタイミングで、お仕事で芭月涼役の松風雅也さんにお会いしたんです。その時にはもちろん(『シェンムーⅢ』を)購入していたのですが、なんとゲームをいただきまして! 

――すごい!

中島:モーションキャプチャ(※)など、当時のお話をお伺いできて、とっても嬉しかったです! さすがに松風さんからいただいた『シェンムーⅢ』は開封していません(笑)。

(※:松風さんはゲーム内のムービーシーンにおいて、芭月涼のモーションキャプチャも担当)

――そして今回の『Ⅲ』も、今後につながる作品となっているんですよね。

中島:物語としては、これからも続くのではないかなと思っています。ファンとしても「これで終わりではない」とわかる終わり方をしていて嬉しかったので、続編を楽しみに待とうと思います。夢を諦めず、あと18年くらいかなぁ……(笑)。

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