これから長年にわたって愛されるだろうなって――最新シングルは王道のアニメオープニングに。大西亜玖璃さん7thシングル「アウフタクト」インタビュー
『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』上原歩夢 役、『精霊幻想記2』千堂雅人 役、『ひとりぼっちの異世界攻略』メリエール役などで活躍中の大西亜玖璃さん。2024年11月20日には7枚目のシングル「アウフタクト」がリリース!
表題曲「アウフタクト」は、放送中のアニメ『精霊幻想記2』のオープニングテーマにぴったりな壮大で王道な一曲。一方、カップリング曲の「Fall in you」は、王道のアイドルソングとして高まる“僕”の気持ちが歌詞に落とし込まれています。
今回、リリースを控える「アウフタクト」について大西さんにインタビュー! 楽曲についてはもちろん、2024年の振り返りや新曲を控える2025年の意気込みを伺いました。
数々のステージを経た2024年。最も成長したのはウィンク?
──今年もあと僅かですが、大西さんにとってこの1年はどんな年になりましたか?
大西亜玖璃さん(以下、大西):音楽活動では5月の2nd LIVE(「大西亜玖璃 2nd LIVE〜Meet a DATE〜」)が印象深いです。これまでのイベントや1st LIVEではカバー曲も歌唱していたんですけれど、今回は全部自分の楽曲ということで、改めて“大西亜玖璃のライブ”ができたんだなと実感しました。
──「Meet a DATE」にふさわしい内容でしたね。
大西:結局デートはできていないんですけどね(笑)。それでも待ち合わせのベンチだったり、遊びに行く前の私の夢の中の部屋とか、ステージのセットがすごくかわいくて私としても嬉しかったです。
──2024年はステージイベントが多かったように思います。
大西:そうですね。3月には諏訪ななかさんとの「諏訪ななか&大西亜玖璃コラボライブ〜Columbia Cawaii Collaboration!!〜」がありました。
──8月にはSPR5のラストイベント「Supreme Finale」も開催されました。
大西:SPR5は6、7年くらい活動していましたが、もともとはCD1枚で終わる予定だったんです。それでもスタッフさんたちの愛のおかげで長きにわたって続いて。しかも、最後にちゃんとライブで締めくくれたのは本当にありがたいことだなと思います。
──しっかり区切りがあるコンテンツは珍しいですよね。大西さんが珍しく涙を流したというエピソードも伺っています。
大西:そうなんです。みんなにイジられました(笑)。
──『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』も今年はたくさんのステージがありましたね。
大西:3月には「LoveLive! Series Presents ユニット甲子園 2024」がありました。ほかにもいろいろありつつ、10月には「7th Live! NEW TOKIMEKI LAND」が開催されたばかりで。
7thは『えいがさき』(映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編』)の延長線上のライブということで、観客のみなさんの熱量もすごくて私としても気合が入りましたし、公演後にみなさんの感想を見たら「感動した」という声が多くて嬉しかったですね。
──いろいろなステージを経験して、ご自身の成長や変化みたいなものは感じましたか?
大西:どうでしょう……。あ、ウィンクが上手くなりました(お目々パチパチ)。でもライブ中、ウィンクが下手なところはカメラが引いているんですよね。私としてはアップで良かったんですけど……。
──上手くなるために猛特訓を?
大西:しました。今もレッスンやリハーサルで練習中です。
──この1年、役者としてはどうですか?
大西:収録自体はちょっと前なんですけれど、『精霊幻想記2』と『ひとりぼっちの異世界攻略』は同時期に録っていて、私としても演じる機会が多くて嬉しかったです。
あと『精霊幻想記』の(千堂)雅人くんに関しては、私にとって初めての男の子役だったので、収録中に“もっと元気よく”とか“男の子はこうだよ”とか教わったりして、すごく勉強になりました。
──雅人は小学6年生ですが、演じるにあたってなにか研究したり?
大西:自分の子供の頃を思い出してみました。やっぱり子供って落ち着きがないんですよね。そのわんぱくさとか無邪気さを意識しつつ、枠から飛び出るくらいの気持ちで演じています。
──大西さんご自身、子どもの頃はわんぱくだったのですか?
大西:そうですね。外に遊びに行っては日焼けしまくっていたので、いつも真っ黒でした。弟の友達と一緒に秘密基地を作って、そこにタイムカプセルを埋めたことをよく覚えています。
ただそのタイムカプセルは、埋めた場所を忘れてしまったのでもう一生開かれることはないと思いますが(笑)。なにを書いたかも覚えていないです。
──最近、プライベートを含めて影響を受けた出会いや出来事はありますか?
大西:いつも通り小倉唯さんですね。最近だとアルバムをずっと聴いています。
──さすがの大ファンですね。大西さんはアーティスト目線で小倉さんをどう見られているのでしょうか。
大西:私のほうが年下ですが、最近、すごく大人っぽくなられたなと。そのお姉さん感がすごく良いなと思います。歌に関しては囁くように歌う感じが素敵で、私もいつかそういう曲を歌いたいなと思ったり。
あと最近のアルバムの中に「花占いするの♡」という楽曲があるんですけど、これがめちゃめちゃかわいいんですよ。
SNSで自撮りと一緒に「好き? 嫌い? 好き?」とポストされていたときは、リプライはしなかったものの、心の中で「好き 好き 好き」と思っていました(笑)。
──(笑)。小倉さんの楽曲以外だと普段はどんな曲を聴かれるんですか?
大西:最近はK-POPです。ずっと好きなのはTWICEで、今はIZONEというグループにハマっています。最近のK-POPはライトに聴ける楽曲が多くて、IZONEだと「ネモネモ」という曲はアニソンみたいな曲調なんです。