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『モアナと伝説の海2』の世界観を徹底的に作り上げた裏側とは?

モアナの服の絵柄にマウイのタトゥーなど南国感満載! 『モアナと伝説の海2』の世界観を徹底的に作り上げた裏側とは?

2024年12月6日(金)より全国の劇場にて公開となる映画『モアナと伝説の海2』。

美しい海と空、そして南国の島々が印象的に描かれる本作の大きな魅力のひとつは、観た人がまるで南国を旅行した気分になれるほど作り込まれた『モアナと伝説の海』ならではのファンタジックな世界観。

ハワイやタヒチ、サモアなどの南太平洋で受け継がれてきた<ポリネシアの文化>に関する入念なリサーチを基に作り上げられた本作は、主人公・モアナの服の絵柄や、モアナの相棒で英雄のマウイの身体に刻まれたタトゥーなど、様々なところにその要素が散りばめられており、“モアナ”にしかない唯一無二の世界観に仕上がっています。

このたび、専門家チームのリーダーであるカリコレフア・ハーリーさんより、本作に込めたこだわりが明かされました!

『モアナと伝説の海2』の世界観を徹底的に作り上げた裏側とは?

本作では美しい海や南の島の楽園のような風景に、ココナッツや魚を使った食事や植物から作られた衣装、島の人々が楽しむ音楽やダンス、タトゥーや花があしらわれた髪飾り、島に伝わる数々の伝説や神話など、“モアナ”ならではの世界観が描かれています。そんな“モアナの世界”を作り出すために、サモアやタヒチ、ソロモン諸島などから歴史や言語、文化、ダンス、カヌーなどポリネシアに関するさまざまな分野の専門家が集められたという。その専門家チームのリーダーを務めたカリコレフア・ハーリーは、「私たちは、南太平洋に共通するような要素を使い、モトゥヌイ独自の文化を作ろうとしました。この映画には、トンガ、サモア、タヒチ、ハワイなどのムーブメント、ジェスチャーが出てきますが、それらがすべて織り込まれた独特なものとなっていて“モアナ”の文化になっているのです」と、南太平洋のさまざまな文化にインスパイアされモアナの文化を作り上げたことを明かします。

カリコレフアが語るように、ポリネシアの文化は映画の至るところに散りばめられており、その代表的なものが“衣装にデザインされたモチーフ”と体に刻まれた“タトゥー”です。カリコレフアは例を挙げ、「南太平洋の数ある文化の中で重要なもののひとつは、“モチーフ”です。それぞれのモチーフにはストーリーや意味があるので、三角形はただの三角形ではなく、曲がった線はただの曲がった線ではありません。そんなモチーフをそれぞれのキャラクターのデザインに織り込んでいきました。たとえば農業に勤しむ老人ケレのスカートには、(葉っぱやココナッツなど)農業にちなんだモチーフが刻まれています。サモアの文化では、タトゥーのように体で物語を語ることも重要ですし、そのようなディテールがこの映画にはたくさんあります」と、細部にまで込めたこだわりを解説しました。

キャラクターポスター

『モアナと伝説の海2』作品情報

12月6日(金)全国劇場公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

モアナと伝説の海2

キャスト

モアナ:屋比久知奈
マウイ:尾上松也
モニ:小関裕太
ロト:鈴木梨央
ケレ:山路和弘
マタンギ:ソニン

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