映画『Flow』2025年ゴールデングローブ賞 アニメ映画賞受賞! ラトビア映画史上初の快挙
2025年3月14日より全国劇場公開となる、アニメ映画『Flow』(配給:ファインフィルムズ)。
この度、本作が2025年ゴールデングローブ賞アニメ映画賞を受賞! 新場面カットも解禁となりました。
アニメ映画『Flow』2025年ゴールデングローブ賞アニメ映画賞を受賞!
監督・製作・編集・音楽を一人で手掛けた『Away』で、アヌシー国際アニメーション映画祭コントルシャン賞受賞など、世界を席巻。鮮烈な長編デビューを飾ったラトビアのクリエイター、ギンツ・ジルバロディス監督の長編2作目となる『Flow』。
若干24歳で完成させた『Away』を経て、制作に5年半を要し、多くのスタッフと共に作り上げられた本作。
洪水に呑まれつつある世界を舞台に、時には運命に抗い、時には流され漂う一匹の猫の旅路を見つめる、圧巻の映像体験です。
そんな『Flow』が、1月5日(現地時間)に開催された第82回ゴールデングローブ賞にて、アニメーション映画賞に輝きました。
“アカデミー賞の前哨戦”として位置付けられる本賞にて、アニメーション映画として史上最高の興行収入を記録した『インサイド・ヘッド2』、4部門ノミネートの『野生の島のロズ』、『モアナと伝説の海2』らを含む5本の競合作品を制しての受賞となり、ラトビア映画史上初の快挙となりました。
本作の監督・脚本・音楽を手掛けたギンツ・ジルバロディス監督は、受賞スピーチにて「この映画は、とても小規模で若く、情熱的なチームのもと、大きな映画産業のない場所で作られた作品です。ラトビア映画にとって初めての機会で、我々にとって大きなことです」と語り、「この作品は、とても個人的なストーリーでもあります。かつての作品では全て1人で手掛けていた私が、本作では主人公の猫のように、チームを組み協力すること、仲間を信頼すること、違いを乗り越えることを学びました。今の時代、このことを忘れてはいけないと思っています。この小さな猫の映画を受け入れてくれてありがとうございます」と結びました。
来る1月17日(金)に発表となるアカデミー賞アニメーション映画部門ノミネートへの期待が高まります。
アニメ映画『Flow』作品情報
2025年3月14日より全国劇場公開!
<2025年ゴールデングローブ賞 アニメーション映画賞受賞>
<2025年アカデミー賞®国際長編映画賞ラトビア代表>
<2024年アヌシ―国際アニメーション映画祭 4部門受賞>
<2024年ヨーロッパ映画賞 長編アニメーション映画賞 受賞>
<2024年ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 アニメーション映画賞 受賞>
<2024年ニューヨーク映画批評家協会賞 アニメーション映画賞 受賞>
ストーリー
世界が大洪水に包まれ、今にも街が消えようとする中、ある一匹の猫は居場所を後に旅立つ事を決意する。流れて来たボートに乗り合わせた動物たちと、想像を超えた出来事や予期せぬ危機に襲われることに。
しかし彼らの中で少しずつ友情が芽生えはじめ、たくましくなっていく。彼らは運命を変える事が出来るのか?そして、この冒険の果てにあるものとは―?
監督:ギンツ・ジルバロディス
2024/ラトビア、フランス、ベルギー/カラー/85分
配給:ファインフィルムズ
映倫:G
原題:Flow