『うたごえはミルフィーユ』「うたミルイベント Vol.4 ~Noble Note~」の公式レポートが到着! 綾瀬未来さん、夏吉ゆうこさん、須藤叶希さん、松岡美里さん、花井美春さん、相川遥花さんが出演
卓越したアカペラパフォーマンスと質の高いストーリーが話題を呼び、2025年7月からはTVアニメの放送も決定している『うたごえはミルフィーユ(うたミル)』。
2024年12月22日(日)に開催されたナンバリングイベント「うたミルイベント Vol.4 ~Noble Note~」の公式レポートが到着しました!
本イベントには、綾瀬未来さん、夏吉ゆうこさん、須藤叶希さん、松岡美里さん、花井美春さん、相川遥花さんが出演。原作・山中拓也氏書き下ろしの朗読劇や、2025年1月22日(水)にリリースされる5thシングルの最速試聴会などを行い、会場を盛り上げました。
「うたミルイベント Vol.4 ~Noble Note~」公式レポート
2022年4月より始動し、卓越したアカペラパフォーマンスと質の高いストーリーが話題になっている『うたごえはミルフィーユ』(以下、『うたミル』)。その第4回目となるナンバリングイベント「うたミルイベント Vol.4 ~Noble Note~」が、2024年12月22日(日)に東京・イイノホールで開催された。昼夜2部開催となったイベントの模様を両部ともレポートする。
同イベントは回数を重ねるごとに会場のキャパシティが広くなっていき、着実にコンテンツとしての成長を感じ取れ、この日も大勢のミルふぁむ(『うたミル』ファンの呼称)たちが会場に集まった。クリスマスが近いため、開場中のBGMとしてクリスマスソングのプレイリストが流れる中で照明が落とされるとアカペラ部の面々がステージ上に姿を現す。
イベントの1曲目は、9月にリリースされた4thシングル「MY WAY」のカップリング収録曲「アイドル-アカペラアレンジver.-」からスタート。「アイドル」といえば、な"完璧で究極"の決めポーズを6人がバッチリ決めると、続けて2曲目には東京事変カバーの「透明人間」を披露し、幾度かステージで歌唱しているだけあって安定感のあるパフォーマンスを見せた。
アカペラパートが終わると、「うたミル」イベントで毎回評判の高い、原作・山中拓也氏書き下ろしの朗読劇の幕が開く。昼の部のタイトルは「副部長の憂鬱」で、アカペラ部副部長のレイレイ(近衛玲音)に焦点が当たる。大方のことは何でもよく、何でも出来る文武両道な彼女に対して、クマちゃん(熊井弥子)が趣味を探してあげようと行動し──という物語。
そして夜の部は「Anesthesia(麻酔)」というタイトルのもと、アルバイト情報誌を眺めるレイレイから話が進行していく。ウルルが軽い気持ちで言った、レイレイがアイリの付き人みたいといった言葉から端を発し──という内容で、今後のストーリーのキーともなりうる重要な展開が繰り広げられた。
朗読劇で作品の世界に浸りきった後には、企画コーナーとして「キャラクターで朗読!早押し歌詞当てクイズ!」が行われた。これまでオリジナル・カバー含めて11曲リリースされている『うたミル』の楽曲の歌詞を、BOXに入っている紙に書かれたキャラクターになりきって読み上げ、解答者はどの曲のものなのかを当てるゲームだ。「電車の車掌」「力士」「ホスト」といったキャラクターが並んだが、夏吉は2回連続で「松岡美里」「須藤叶希」とほかのキャストの名前を引き当て、共演者のモノマネをしながら歌詞を読み上げて笑いを誘う。なお、ゲームの行方は、歌詞をよく覚えているリードボーカル・綾瀬が有利に進行していくかと思いきや、ベース担当の相川が巻き上げをはかり、見事優勝を勝ち取った。
続いては、2025年1月22日(水)にリリースされる5thシングルの最速試聴会が行われた。収録予定曲である「STARLIGHT」を昼の部で、「プラチナ-アカペラアレンジver.-」を夜の部でワンコーラスずつ試聴。イルミネーションのようにキラキラと輝く表題曲「STARLIGHT」は、今の時期にピッタリのウィンターソングで、聞いていると澄んだ星明かりが瞼の裏に浮かんでくるかのよう。坂本真綾の代表曲である「プラチナ」も星のように小さな光が強くなっていく希望を歌う楽曲で、ともにキラキラ光る星をまとって前に進んで行く力をもらえるシングルとなった。そして、試聴会の終わりには、終演後挨拶に参加できる抽選会も行われ、当選者の番号が読み上げられる度に喜びの声が上がった。
そしてアカペラで2ndシングル「POPPIN' TIME」と、「世界は恋に落ちている-アカペラアレンジver.-」の2曲を続けて歌唱すると、作品からのお知らせコーナーに入り、TVアニメの放送が2025年7月から開始されることが初めて発表された。さらに、そのアニメPVの第1弾が会場に映し出されると、会場のミルふぁむとキャスト陣は1分間の映像を食い入るように見つめる。
動くキャラクターたちを目の前にして感動で涙を浮かべるキャストも居て、「PVだけでこんなに泣けるんだから、本編見たらどうなっちゃうのか」と期待に胸を膨らませていた。
イベント最後にはキャスト6名から一言ずつ挨拶があり、主演の綾瀬が「もうすぐ今年も終わってしまいますが、うたミルにとってすごく濃い1年で、これからも真摯に向き合っていきたいと思える1年でした。来年はアニメも放送されますし、2025年って丁度良いじゃないですか。私たちも初心を忘れずに頑張りますので、ついてきてください!」と、"45の平方根"そして"九九の数の和"である2025年を自分たちの年にすることを誓い、9月に発売されたばかりの新曲「MY WAY」を軽快に歌って、自分たちで輝かせた2024年を笑顔で締めくくった。
今年11月には新ユニット・Parabolaの1stシングルがリリースされ、来年1月には5thシングル「STARLIGHT」もリリースされるなど楽曲面が充実し、さらにTVアニメの放送時期も2025年7月に決定するなど期待感が高まる『うたミル』から2025年も目が離せない。
公演概要
■日程:2024年12月22日(日)
【第1部】開場14:30/開演15:00
【第2部】開場17:30/開演18:00
■場所:イイノホール
■出演:綾瀬未来(小牧嬉歌役)、夏吉ゆうこ(繭森結役)、須藤叶希(古城愛莉役)、松岡美里(近衛玲音役)、花井美春(宮崎閏役)、相川遥花(熊井弥子役)
■セットリスト
M01.アイドル-アカペラアレンジver.-
M02.透明人間-アカペラアレンジver.-
M03.POPPIN' TIME
M04.世界は恋に落ちている-アカペラアレンジver.-
M05.MY WAY
『うたごえはミルフィーユ』作品情報
あらすじ
苦手なもの、たくさん。
好きなもの、歌うこと。
人並みの青春を目指して、
高校デビューで軽音部への入部を試みるも
臆病な性格が災いし大失敗。
失意の中、ウタが出会ったのは
人間の声だけで作られる音楽【アカペラ】だった。
歌声を重ね合わせることでしか繋がれない
少女たちの不格好な青春がそこにはあった。
――輝かなくても、青春だ。
キャスト
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