【今週の『ブルーロック』の話題は?】「思考停止の保守ブタ野郎なんて…本当に悲しい……」カイザーがネス言い放った“ブタ発言”に読者騒然 最後の最後で糸師凛に何かが起こった――<第289話「ブタ」>
金城宗幸先生(原作)、ノ村優介先生(作画)による人気漫画『ブルーロック』(講談社コミックス刊)。少年マガジン公式無料漫画アプリ「マガポケ」(また、週刊少年マガジン)では、第289話「ブタ」が配信されました。
新英雄大戦優勝決定戦の最終局面では、相棒だったミヒャエル・カイザーとアレクシス・ネスのシーンに注目が集まりました。さらに、糸師凛に変化が訪れるという展開が――。本記事では、SNSでの反響とともに、最新話のポイントを振り返っていきます。
※本記事には『ブルーロック』最新話(第289話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方等、少年マガジン未読の方はご注意ください。
カイザーがネスへ掛けた辛辣な言葉、「思考停止の保守ブタ野」
新英雄大戦(ネオエゴイストリーグ)優勝決定戦 バスタード・ミュンヘン(ドイツ)VS P・X・G(フランス)の試合も佳境を迎えようとしています。タッグを組んだ潔世一とカイザーの革新的なサッカースタイルに置いてけぼりにされてしまったネス。
今にも壊れてしまいそうな表情でカイザーを世界一にするため以外にサッカーを続ける理由がないと訴えかけるネスに対し、「ここは「誰かのために生きる奴」のいる場所じゃないんだ 主体性のないブタは消えろ」「思考停止のブタはいらない」となんとも辛辣な言葉を掛けたカイザー。
読者からは「思考停止の保守ブタ野郎なんて…ネス、可哀想で本当に悲しい……」「ネス強く生きろよ」「ネス!!がんばれ!!!大丈夫だ!!!」「ブタ?!今まで一緒にやってきた相棒だったじゃん!!!」といった声が寄せられており、ネスへの励ましの言葉が見受けられました。第289話タイトルの「ブタ」とはネスを指していたのでしょうか……。
潔は、「もう誰もアイツ(ネス)には期待しない」「死にゆく“才能”」とネスを分析、バスタード・ミュンヘン側全体の状況が悪いと、冷静に判断するのでした。
最後の最後で糸師凛が更なる覚醒か?
「カイザーが今までも潔と親友だったが?みたいなムーブかましてるわ」というコメントにあるように、圧倒的なシンクロ率で試合を制そうとする潔&カイザー。しかし、そんな中で、自分がもっと気持ち良くなるためには破壊衝動が必要であると、潔世一の壊し方を追求しようとする凛の姿が。
凛は潔に対し、カイザーとのパス連動を阻むべく一歩引いたワンマークという方法で対応するのです。そこからは、「潔がイキり散らして圧倒して終わりはねーだろと思ってたから凛ちゃんが反撃してくれてうれしい」というコメントもありましたが、凛の思惑通り潔とカイザーを分断し潔を機能停止へと追い込むことに成功しました。
しかし、厳しい状況でも貪欲にゴールを狙おうと、カイザーが皇帝衝撃波(カイザーインパクト)で潔にパスを出したその瞬間――凛が「それだよ」「この関係(パス)を壊したかった」「新しいおもちゃ 見っけ…」とパスを一刀両断――!!!!
何かしらの変化が凛に訪れた描写には読者も「凛ちゃん新しいおもちゃ見つけて良かったね」「凛、どうした?!」「やばい!絶対、来週の展開やばい!!!」「なんか凄みがあるぞ」と、動揺を隠せていません。
自身の持つ破壊衝動、そしてカイザーの潔への渾身のパスを壊したことで凛にどんな突然変異が起こったのか――次号も見逃せない!
[文/笹本千尋]