
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇』を改めて振り返ったクライマックス上映会をレポート! 松岡禎丞さん、石上静香さん、日笠陽子さんが収録で印象に残ったエピソードとは!?
松岡さんが第5期の収録を苦しく感じた理由……とは!?
トークがひと段落したタイミングで、大森先生からのお手紙を松岡さんが代読。その内容は以下の記事で掲載されていますので、ぜひあわせてチェックしてください。
お手紙の中で大森先生はシル/フレイヤを初恋モンスターだと称しており、石上さんと日笠さんに素晴らしいモンスターぶりだったと感謝。するとおふたりからそんなことは無いはずだとツッコミが入り、会場から笑いが漏れる場面がありました。
また、松岡さんが収録中ずっと苦しそうだったとの気になる記述も。これはフレイヤの魅了が原因でベルが仲間たちに忘れられてしまったことが原因なのですが、なんと日笠さんはそんな松岡さんに「何で?」と理由を尋ねたのです。
すると松岡さんは、「あなた(※フレイヤ)のせいですよ」と断言。ある日突然友人知人に忘れ去られるなんて精神的に追い込まれてしまっても仕方ない状況ですが、日笠さんは冷静に考えるとその通りだけれど演じている間はフレイヤ目線だったため思い至らなかった模様。
そしてこの話題の最後に石上さんが、そんな酷いことをしたフレイヤさえも救うのがベルのカッコいいところだと総括してくれました。
作品に関するトークがひと段落となったタイミングで、今度は2025年4月をもってアニメ『ダンまち』が放送10周年を迎えることが話題に。ここで記念ロゴが公開されたのですが、ベルとヘスティアの出会いのシーンがシルエットで再現されており、ここまでの冒険を思い返さずにはいられないデザインとなっていました。
松岡さんはずっとがむしゃらにベルと走って来たと一言。『ダンまち』の収録は自分がダウナーな気持ちになってしまった時にあることが多いそうで、ベルを演じることでずっと背中を押されるような感覚があったことを明かしてくれました。
石上さんは今年で芸歴15周年だそうで、自分の声優人生の半分以上『ダンまち』と関わっており、10年も関わった作品はこれが初めてだとコメント。アニメ第6期など今後の展開に期待しつつ、この先もファンのみなさんと作品を応援していきたいとも述べていました。
日笠さんは第1期の頃はこんなに長く続くとは思っていなかったと心境を吐露。10年前から同じメンバーたちと走って来たことを振り返り、『ダンまち』の現場で成長した姿で再会できたこと、いい10年間を経験させてもらえたこと、このふたつの喜びを語ってくれました。
なお、第1期1話が放送された10年前の4月4日になぞらえ、2025年4月4日(金)に10周年にまつわる新情報が公開予定とのこと。今後の続報に期待しましょう。
アニメや原作、ゲームやフィギュアなど作品関連の告知を実施したところで、声優陣へのサプライズとして花束が贈られる場面がありました。そしてイベント終了の時間が近づき、登壇者からメッセージがありました。
日笠さんはシルとフレイヤの恋や愛を見届けてくれた感謝をファンに述べました。そして、フレイヤの恋や女神という立場が終わったとしても、これからフレイヤが生きていくのは未来だとして、そんな彼女の今後を思い描きながら作品を応援してほしいと語りました。
石上さんは5期でシルにスポットライトがあたると大森先生から伺っていたことを明かすと、ベルに最初に告白するポジションを任せてもらえた喜びを露わに。そして、これからはもっと人間らしい素直なシルを演じていければと自身の担当するキャラクターへの想いを熱く語ってくれました。
最後に松岡さんは、第5期まで駆け抜けられたのはファンのみなさんのおかげだとコメント。そして、これからもベルとして思いっきり今まで通り演じていきたい、タイトル『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』が間違っていないと胸を張れるようこれからも冒険を頑張っていくと決意表明して本イベントは幕を閉じました。

[文・胃の上心臓]
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇』作品情報

あらすじ
キャスト
(C)大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち5製作委員会