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アニメ『100カノ』第2期より登場のLynn&高尾奏音が語る戦場のようなアフレコ現場とは!?/インタビュー

「負けちゃいられない!ついていかなくちゃ!」戦場のようなアフレコ現場とは!? 『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』第2期 美杉美々美役・Lynnさん&華暮愛々役・高尾奏音さんインタビュー|最終話はアニメ史に残る伝説になるはず

2025年1月より好評放送中のTVアニメ『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』第2期もクライマックス直前! ついに、ラブコメの限界突破!!?さらにパワーアップした恋太郎ファミリーの活躍が見逃せない!!

神様から、100人の“運命の人”との出会いを告げられた主人公・愛城恋太郎(CV.加藤 渉)の10人目の彼女として登場した、“美しすぎる「美」の探究者”美杉美々美役 Lynnさんと、11人目の彼女として登場した“前髪死守の恥ずかしがり屋” 華暮愛々役 高尾奏音さんに、アフレコの様子や、主人公・愛城恋太郎の印象、ラスト2話の見どころなどをたっぷりと語っていただいた。

 

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君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第2期
中学で失恋100回を達成した愛城恋太郎は、高校でこそ彼女を!と願い訪れた神社で、現れた恋の神様から「高校で出会う運命の人は100人いる」と告げられる。しかし神様いわく、運命の人と出会った人間は、その相手と愛し合って幸せになれなければ死んでしまうという……。次々に待ち受ける運命の人との出会いーーどうする恋太郎? どうなる100人の彼女!?作品名君のことが大大大大大好きな100人の彼女第2期放送形態TVアニメシリーズ君のことが大大大大大好きな100人の彼女スケジュール2025年1月12日(日)〜TOKYOMX・BS11ほかキャスト愛城恋太郎:加藤渉花園羽香里:本渡楓院田唐音:富田美憂好本静:長縄まりあ栄逢凪乃:瀬戸麻沙美薬膳楠莉:朝井彩加花園羽々里:上坂すみれ原賀胡桃:進藤あまね須藤育:高橋李依美杉美々美:Lynn華暮愛々:高尾奏音花園家のメイド:三森すずこ神様:千葉繁ナレーション:うえだゆうじスタッフ原作:中村力斗 野澤ゆき子(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)監督:佐藤光シリーズ構成:あおしまたかしキャラクターデザイン・総作画監督:矢野茜サブキャラクター・衣装デザイン:西山実果 前田紬希美術監督:扇山秋仁美術設定:朝見知弥(絵梦) 朝見美菜(絵梦)色...

 

王道ラブコメだと思っていたら……「なんか違うぞ」と(笑)

──第19話(「カラオケ・クライシス」)では美杉美々美(うつくしすぎみみみ)が、第22話(「かくれんボーイミーツガール」)では華暮愛々(かくれめめ)が、ついに登場しましたね。

Lynnさん(以下、Lynn):第1期のエンディングで姿だけは出ていたのですが、ようやく喋りました。初登場の第19話はセリフ量が多くて、初っ端からフルスロットルでした。

高尾奏音さん(以下、高尾):どの彼女も、初登場回はザ・お当番回って感じでしたよね。

 

 

──キャラクターのことを詳しく聞く前に、まずは『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』全体の印象からお聞かせください。

Lynn:第1期のときに「またすごいタイトルの作品やっているな〜」と思っていました(笑)。第2期で美杉美々美役として呼んでいただき、そこで原作を読んだのですが、(普通の)ラブコメだと思っていたので、こんなにギャグ線の高い、攻めた作品なことにビックリしました。

高尾:王道なラブコメで、可愛くてキャッキャウフフな感じなのかなって、原作を読み進めたら……「なんか違うぞ」と(笑)。100人の彼女を作る作品なんて見たことがなかったですし、前代未聞だと思ったのが印象的でした。

Lynn:(彼女を)1人に決めないと怒られる作品が多い中で、すごいよね。

高尾:しかも、みんなちゃんと受け入れていて。ちょっと頭のネジがぶっ飛んだ展開もあってすごく面白いです。

──そんな作品に出演が決まったときは、率直にいかがでしたか?

Lynn:最初はやっぱり「美杉美々美」という名前のインパクトが強かったです。でも、内面を知ったらすごく素敵な子だったので、任せていただけるのが嬉しいなと思って、アフレコが始まるのを楽しみにしていました。

高尾:「好きだな、出たい!」と思った作品に、愛々ちゃんという本当に可愛くて守ってあげたくなる子の役で呼んでいただけて、すごく嬉しかったです。「精一杯演じなきゃ!」って気持ちが強くなりました。

 

“美”に対してストイックな美々美は、その一生懸命さが土台にあっての美しさなんです

──続いて、そんな“彼女”たちについてお聞きしたいと思います。まずはLynnさんが演じる美杉美々美ですが、本当に「美」がいっぱいの名前ですね。

Lynn:ほかのキャラクターの名前も変わっていますが、美々美は名前を書くときに「美、何回書いたっけ?」「(漢字の)美の線の本数合ってたっけ?」と不安になるぐらい、“美”というものにフォーカスを当てたキャラクターです。

そんな麗しい美々美を演じる上で、嫌味な子にはしたくないなと思いました。「私は美しいのよ。すごいでしょ」ってひけらかして、周りから「なにあの子」と思われるのは絶対に嫌だなって。彼女は美しくいるためにめちゃくちゃ頑張って努力していて、その一生懸命さが土台にあっての美しさなんです。内面も美しいところが一番の魅力だと思います。

 

 
高尾:確かに、美に対してストイックだから応援したくなるというか。周りの人に対しては、むしろ優しいですよね。

Lynn:そうなの。ほかの人の美しいところも素直に褒めてあげられるし。美しいキャラクターはこれまでも色々やらせていただきましたが、ここまで美しいことを誇らしげに思っている子にはなかなか出会わないので新鮮な気持ちでした。私も可能な限り美しい声を出したいと思って演じています。

高尾:本当に美しかったです。

Lynn:ありがとう。でも、アフレコはみんなで一緒に録っていて、人数が多いしマイクワークも激しいし、すごくテンポも早いので、ちょっと気を抜くと汚い声が出ちゃいそうになるんですよ(笑)。

高尾:いやいや、出ていませんでしたよ!

Lynn:どんなに私自身は慌てていても、「落ち着いた麗しい美々美さんの声でいなくちゃ!」と気を付けていました。あと、「もっと高らかに」とか「もっと自信ありげに」というディレクションもいただいたので、「キラキラさせて言うんだぞ!」と意識を持つために、台本のセリフの前後にはキラキラマークを書いていました。

高尾:すごい美意識…!(笑)

──お嬢様口調はほかの役でも経験があると思いますが、美々美の場合はちょっとクセのある口調ですよね。

Lynn:ちょいちょいおかしな言い回しをしていますね(笑)。なんかひと回りふた回り多いぞ、って言い回しがあって。でも、彼女なりに勉強して美しい言葉を言おうとした結果なので、そこも可愛らしいところだなと思います。

 

 

──美々美といえば栄逢凪乃(えいあいなの)との絡みも印象的です。

Lynn:そうですね。ただ、凪乃さんはずっと一定のテンションじゃないですか。第20話(「美しきものたち」)の“美しさ探し対決”のときに交互にセリフを言うシーンがありましたが、凪乃はずっと淡々と言っているのに、こっちはどんどんボルテージが上がっていくので、その温度感のギャップが面白くて。こっちはこっちで負けないぞ!と思いながらやっていました。後半の合わせセリフのところが、特に「せーの」と言わなくてもピッタリ合ったときは、瀬戸ちゃん(栄逢凪乃役・瀬戸麻沙美さん)と「やったね!」となりました。

──いいコンビですよね。高尾さんから見て、美々美の印象はいかがですか?

高尾:愛々との絡みで言うと、すごく優しくしてくれる印象があります。愛々は周りに気を遣ってしまい、自分からあまり行けないタイプなのですが、そういったところも包みこんでくれるお姉さんなので、本当に、心も美しいキャラクターだと思います。

 

愛々は前髪が整っている時とそうでない時で、心の変化をつけるよう意識して演じています

──そして、こちらも名前が象徴しているようなキャラクターですが、高尾さんから見た印象や可愛いところを教えて下さい。

高尾:いままでも“目が隠れているキャラクター”をやらせていただくことは結構あったのですが、両目が隠れている子は初めてでした(笑)。最初にキャラクターイラストを見たときは「見えるのかな?」と心配になりつつも、やっぱり前髪へのこだわりのすごさはインパクトが強かったです。登場シーンも「前髪が」ってセリフしかなくて、ある意味それがキャラ紹介といいますか、この子のアイデンティティなんだと思いました。

性格は内気で人見知りで、ちょっとモジモジしちゃうタイプで、守ってあげたくなるようなところが可愛いなって思います。第22話では、恋太郎くんに手紙を書いているシーンがありましたが、私も友達に手紙をよく書くので共感しながら演じていました。

 

 

──こういう時代だからこそ、アナログな手紙は素敵ですね。

高尾:趣味なので、書きたくなっちゃうんです。

Lynn:めちゃめちゃいい趣味。私は自分で書くことはあまりないですが、もらうとすごく嬉しいです。

──では、愛々を演じる上で意識したことやディレクションについて教えて下さい。

高尾:ディレクションで「前髪がやばくなっている時と、やばくなくて心が落ち着いている時の差を出してください」と言われました。言語化するとすごく難しいですが、なにかしらの心の変化をつけるよう意識して演じています。

──そう言われて、すんなりいけましたか?

高尾:いえ、最初はなにを言われているのかと(笑)。でも、愛々ちゃんは“前髪さえあれば”落ち着いて冷静に思いを伝えられるんですが、逆にない時はパニックになってとっ散らかってしまう子なので、それを表現できていたら嬉しいです。

──少し話が戻りますが、登場シーンのセリフはほとんど「前髪が」だけでしたが、変化をつけるのは難しかったのでは?

高尾:そうですね。「もっと、もっといける!もっともっと前髪に対する執着をお願いします!」とディレクションをいただいて、何回も録りました。台本にも思いっきり「大丈夫なときと、そうでないときの差」と書いていました。

 

 

──Lynnさんは愛々の印象はいかがですか?

Lynn:「前髪が」と言っている印象が頭に強く残っています(笑)。美々美とは正反対で、空気感がぜんぜん違う子ではありますが、恥じらいが声に乗っていて本当に可愛いです。前髪を気にする気持ちって、わかるじゃないですか。

高尾:女の子にとって前髪は大事ですよね。私も結構気にしています(笑)。

Lynn:その気持ちはとても共感できるなって思います。あと、目が隠れているキャラクターって単純に憧れますね。中二心がくすぐられて、好きなんです(笑)。

高尾:それで言えば、キャラクターの説明を受けたときに「目が隠れているからどんな顔かはわからないけど、めちゃくちゃ美人な子です」と言われて。等身大の美人な声でとディレクションがありました。

 

 

──「可愛い声で」ではなく、等身大の「美人な声で」と?

高尾:はい。オーディションのときも、作った可愛い声ではなく『高尾奏音です』と名乗るときの声で充分合っているから、等身大の声で行きましょうと言われました。

Lynn:もとが美人声だから、演技しなくてもそのままでいいと(笑)。

高尾:いやいやいや(笑)。

Lynn:でも、本当に品があって、それがちゃんと声に乗っていると思う。

高尾:ありがとうございます。

 

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