
レジィは「現代の術師ってどうなんだい?」と問いかけている――TVアニメ『呪術廻戦』第3期「死滅回游 前編」連載インタビュー第15回:レジィ・スター役・青山穣さん
TVアニメ『呪術廻戦』第3期「死滅回游 前編」が、2026年1月8日(木)より放送中です。
放送にあわせ、アニメイトタイムズでは連載インタビューを実施。第15回はレジィ・スターを演じる青山穣さんの登場です。
現代文明と土着的な「呪い」が共存する本作の世界観をどう受け止めたのか。そして、台本に書かれていない瞬間にまで声を吹き込み、レジィという人物をどう立ち上げていったのか。作品への独自の視点と、キャラクターを確立するための細やかな工夫。第10話を経て深まるレジィの存在感について、じっくり語っていただきました。
藁人形の実物を目撃!? 人間と呪いの関係性
ーーまずは『呪術廻戦』という人気シリーズへの出演が決まった際の心境をお聞かせください。
レジィ・スター役・青山穣さん(以下、青山):この作品はオーディションだったのですが、役が決まった時のことをよく覚えています。オーディションテープを出してから、しばらくして「青山さん受かりました!」という電話が来たんですよ。「そうなの!?」と驚いて、「人気の作品に出れて嬉しい」と話していました。その瞬間、不注意で交通事故に遭いそうになってしまったんです。
ーーえっ!?
青山:いや〜、本当に驚きました。その時に「ビッグタイトルって命がけなんだ」ってハッとしたんですよ(笑)。
ーー(笑)。レジィという強敵を任されたわけですもんね。
青山:「ちゃんと気合い入れてやれよ」って言われてる気がして「生半可じゃダメだ」という気持ちになりましたね。
ーー無事で良かったです。青山さんは、出演者コメントでも「藁人形を見た」とおっしゃっていて、エピソードに事欠かないですね(笑)。
青山:僕にも呪いがあるんですかね? 小学校の頃に一度見たことがあるんですよ。あれは……怖いぜ? 真夜中の神社に行って、釘を打つって怖すぎる。だから、中々大したものだと思いますよ。キャラクターたちは皆、呪術を使って戦っているんだから(笑)。呪いのエネルギーには恐ろしいものがあります。
ーーバトルシーンやかっこいいキャラクターも見どころですが、「呪術」をテーマにしている点も特徴的ですよね。
青山:第3期の冒頭もそうですが、近代的で美しい現代建築の中に呪霊が蠢いているでしょう。そのコントラストが面白い。人間が文明を発達させて、作り上げてきたものと、その根底にある呪いが混ざり合っているようです。都会的な場所で、前時代的な呪いの物語が展開する。この呪いというものが近代文明に対する一種のアンチテーゼにも感じられますよね。そういうことまで感じさせる、見事な画面が創られていると思います。
ーー凄く面白い視点ですね。文明と土着的な呪いが混ざり合っている。
青山:僕の子供の頃なんて、スマホなんかないし、どんどん人間や社会が変わっていくわけでしょう。それに比べて、人間の精神は果たして進化しているのか。「そういう呪いや負の感情から逃げ切れずに潰されてしまう」みたいな印象を受けましたね。






























