
【今週の『キングダム』の話題は?】あと少し邯鄲なのに李牧の壁が厚い……! カイネ・傅抵・李牧の三角関係が見えた「中華全土が知る」〈873話〉
『キングダム』は「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の、紀元前中国 戦国時代の大河ロマンです。作者は原泰久先生。アニメ、実写映画なども公開され、社会現象となるヒットとなりました。コミックスは累計2200万部を突破し、連載は20周年を迎えています。
主人公は、のちに秦の始皇帝となる嬴政(えいせい)と、「天下の大将軍」を目指す李信(りしん)の2人。歴史の壮大な流れを背景に、彼らが成長していく姿は、熱く読者を惹きつけてやみません。
ここでは、4月23日(木)発売の「週刊ヤングジャンプ(2026.5.7 No.21特大号)」に掲載された『キングダム』最新873話「中華全土が知る」のあらすじを、SNSでの反響も含めて振り返っていきたいと思います。
※本記事には『キングダム』最新話のネタバレが含まれます。コミックス派やアニメ派の方等、ヤングジャンプ未読の方はご注意ください。
羌瘣隊 突っ込む
さて、秦軍44万人vs.趙軍40万人以上がぶつかる、「秦趙大戦」の10日目です。
戦場は趙の王都 邯鄲(かんたん)西の平原。趙はこの位置で負けたら、“首都陥落=国家が滅亡”です。国を守るべく、趙 李牧(りぼく)は、前線の後ろに防衛線を引き、北から南に戦場を駆け回っています。秦軍の中で“李牧の壁”にいち早く気付いた蒙恬は、飛信隊(ひしんたい)・羌瘣隊・楽華隊(がくかたい)が、ひとつの軍となって攻めることを提案。信と蒙恬は、言葉を交わさずとも息ぴったりで、敵陣を挟み打ちにしていきます。
前進する羌瘣と、後ろに気付く河了貂
そして、今話は、羌瘣から。敵陣正面の薄くなった部分を突こうと、前進していきます。羌瘣隊の結束は固いぞ! 行けー!
ところが、飛信隊中央にて。
軍師 河了貂に「背後から敵が迫って来ている 我々が突破した敵だ」との報告が! どういうことでしょう? 敵を倒したから前進できたはずなのに。河了貂の後ろに趙軍5千から6千が迫ります。
趙 カイネの軍です。李牧の側近 カイネの軍が、秦 ヨコヨコ軍から逃れて飛信隊中央を狙ってきたのです。ヨコヨコ軍の攻撃は、傅抵(ふてい)が受け止め、カイネが別働隊となり信の首を狙おうというのです。
SNSでは、「傅抵のカイネへの愛!」「傅抵、カッコつけすぎだよ、大丈夫か?」など、傅抵に同情や心配の声。
カイネは李牧のことが好きなので、傅抵は片思いなんですよね。敵軍とはいえ、カイネは作品初期から登場していて、河了貂との友情(!?)もある人物。自分の理想の幸せに一直線なのは、彼女らしいなと。それから、傅抵、ファイトです!
カイネvs.疏水
さあ、カイネの軍が飛信隊にぶつかります。
しかし、そこに待ち構えていたのは、疏水(そすい)将軍。河了貂のとっさの策により伏兵として控えていたのです。羌瘣隊の副長を務める人物です。いくらカイネでも疏水には敵いません!?
戦い方が変わる?
健闘する秦軍ですが、趙軍も負けてはいません。そして、李牧を取り巻く将たちは、やはり強い!? ひと気のない丘の上で、何やら会話を交わしています。
気になる会話の内容ですが、“全体の作戦を変えて、秦軍の前進をまずは1日ここで食い止めることにした” とのこと。さらに、この戦いについて、李牧の秘蔵っ子である軍師 琉安(るあん)がひと言つぶやきます。
「中華全土が知るだけの戦いですよ 李牧様の本当の恐ろしさを」
え? 李牧を待つための、1日ということ?
SNSでは、「李牧の周りが強すぎる」「戦いは終わらないか」「ここから李牧たちがどんな策をとってくるのか楽しみではある」などの声が。あと少しで邯鄲なのに、届かない! 李牧がこっちに近づいて来る! このままでは、信と李牧が顔を合わせることになる!? まだまだ戦いの時は続きますね。
カイネと李牧
10日目の夜、趙軍、カイネの野営地。
疲れ切った状態でも、隊長としての役目を果たそうとするカイネの姿。周囲は少し休んでは、と心配していますが、言うことを聞きません。飛信隊を一日で倒せなかったことで、自分を責めてしまっているのか、苦しそう。ずっと気が張り詰めている状態です。
そんな彼女を後ろから支えるように現れたのは、李牧! 「無事で何よりです カイネ」。カイネの気が一気に緩みます。カイネ、よかったですね! 読者もニヤッとふやけたところで、今回はここまでです。



























