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『劇場版 空の境界』第6章「忘却録音」舞台挨拶に豪華キャスト集結

『劇場版 空の境界』第6章「忘却録音」舞台挨拶に豪華キャスト集結! クライマックスへ向けてさらに盛り上がる展開にファンも大期待!

第1章「俯瞰風景」の公開より約1年。連続劇場公開という衝撃の展開が話題をよび、08年のシーンの注目を集め続けてきた『劇場版 空の境界』がクライマックスへ向けて第3期シリーズへと突入。第6章「忘却録音」が12月20日よりテアトル新宿で公開された。

もはや恒例となった、満員御礼、チケット完売状態のなか迎えた公開初日。今回ももちろん舞台挨拶がとり行われ、両儀式(りょうぎ しき)役の坂本真綾さん、黒桐幹也(こくとう みきや)役の鈴村健一さん、黒桐鮮花(こくとう あざか)役の藤村歩さん、そして初参加となる黄路美沙夜(おうじ みさや)役の水樹奈々さん、三浦貴博監督がファンにメッセージを送った。



第6章「忘却録音」は、シリーズでも異色の“鮮花”視点で物語が展開


これまで『劇場版 空の境界』では、式の視点で物語を展開してきたが、第6章「忘却録音」では鮮花の視点で兄・幹也への想いにスポットを当てる。シリーズの中でも異彩を放っている。

幹也の妹・鮮花はそれが「禁忌」であることを周知の上で、兄・幹也のことを本気で真面目に愛してしまった。そして幹也を獲られた(と勝手に思っている)式への嫉妬心から蒼崎橙子を師と仰ぎ、魔術の修行に身を投じていくことに。今回、持ち前の真面目さと利発さゆえに、相手がどんな人物かも知らぬまま事件の渦中に巻き込まれる。

「決して嫌いではない式、けれど兄を奪い、あまつさえ危険な目にさらしてしまう式。そしてその式を大切にする兄――」

少女は、自身の持つ危うさと情熱と無防備さが、最大の魅力であることを気づかぬままに、純粋にそして単純に彼女と兄の持つ複雑に生きるさまと本質に迫ろうとしていく。

ストーリーでも異色の第6章「忘却録音」。舞台挨拶でもこれまでとは趣きを変え、鮮花を演じた藤村さんにスポットを当てていたのが印象的なものとなった。また『劇場版 空の境界』には初登場となる水樹奈々さんも登壇。集まったファンの注目を集める中、作品に参加した思いを語った。



第6章「忘却録音」上映を受けての舞台挨拶!


舞台挨拶では、第6章「忘却録音」監督の三浦貴博監督をはじめ、劇場に駆けつけた4人のキャストに、上映を受けての感想、第6章でのポイントについてコメントをいただいた。以下順を追って紹介していこう。

三浦貴博監督:今までの第1章から第5章までのテイストとは違った雰囲気でやろうというスタンスでスタートしました。第7章も現在頑張って創っていますので、応援のほどを宜しくお願いします。

坂本真綾さん:多くの方が駆けつけてくださり、皆さんのご期待の高さを改めて感じました。「忘却録音」では黒桐鮮花が主役で、式は一歩引いて客観的に見ているところが多かったのですが、式は鮮花のことを、妹のように可愛く思っているのが伝わってくる章だったなと強く感じました。残りあと1章と思うと寂しいのですが、最後まで頑張ります。

鈴村健一さん:第1章からずっとこの舞台挨拶に立たせていただいているのですが、今日がいちばんコメントしづらいステージとなりました(笑)。というのも、幹也の出番が極めて少なく…(笑)。ただ、もちろん本編は非常に素晴らしいものになっていますので、みなさんに楽しんでいただけたら嬉しいです。

藤村歩さん:寒い中、これほどたくさんの方々に会場にお越しいただき「ありがとうございます」という気持ちでいっぱいです。今回、スタッフさんの言葉を借りて言うならば、“鮮花祭り”ということで、詰め込んでいただいた鮮花の可愛さ、幹也に対する健気な想いや正義感などを、上手く表現するべく収録に臨みました。ちょっと恥ずかしいと思うシーンもありましたが(笑)、鮮花の可愛さが皆さんに伝われば光栄です。

水樹奈々さん:共演者の方々に、あたたかく「空の境界」の世界に迎え入れて頂きました。あれほど高笑いの似合うクールなキャラクターを演じることは、あまりないので、とっても気持ちよく「よくってよ」と言わせていただきました(笑)。素敵なキャラクターに巡り合えたことを嬉しく思います。



好きなシーンや、想いや力を入れたシーンについて


三浦監督:いちばん悩んだのは、今まで式の物語でやってきたものを、鮮花を前面に出し彼女の話にしてしまったことで、原作のファンの方やこれまで劇場を見に来てくださった方にどう思われるのかでした。心配に思いましたが、上映後にいただいた拍手の音を聞いて非常に嬉しかったです。

藤村さん:鮮花の場合は、割と面白めなシーンばかりが頭に思い浮かんでしまいます。その中でも「ぱんちっ!」というのが気に入っています。あとは初めての鮮花の戦闘シーン!戦うところがとても美しくて、見ていて誇りに思うと同時に、これほど素敵な作品に参加させていただいて、それがこれからも残ることが本当に嬉しく思いました。

坂本さん:とにかく鮮花ちゃんが可愛くて、今まで以上に鮮花というキャラクターが好きになりました。あと、水樹さんの「よくってよ」は非常によくって(笑)、思い出に残る名セリフになりました。そして第7章へ向けての伏線は、早く次回作を見てみたいという思いにさせてくれます。

鈴村さん:いつも式とは作品の最後の締めでのやりとりがあるのですが、今回は鮮花とだったので新鮮な感じがしました。素敵なシーンだと思います。

水樹さん:美沙夜的な見どころは、高笑いと「よくってよ」ですね(笑)。でも、個人的には鮮花ちゃんがとても可愛くて、収録中もキュンキュンしてました。式とのやりとりも見ていて微笑ましかったです。



次章へ向けての一言でも異例のコメントが……


次章へ向けての一言は、当初恒例となっている坂本さんより届けられた。その中で、坂本さんは最後に藤村さんにも一言ほしいと依頼。締めのマイクは藤村さんが取ることとなった。

坂本さん:残すところあと1章となりました。ここまで長かったような、短かったような気持ちでいますが、今日こうして第6章が迎えられたことは、嬉しい気持ちでいっぱいです。そして今回は、鮮花ちゃんが本当に素晴らしかったと思うので、今回の最後は藤村さんにぜひ締めていただきたいなと思います。

藤村さん:第7章で鮮花は登場するのでしょうか?心配な思いはあるのですが、第1章より1年、ラジオの方でもパーソナリティを担当させていただき、関わりの深い作品ですので、第7章を楽しみにしています。たとえ出番はなくても、収録には必ず行きます!

みなさんもクライマックスを楽しみにしていると思います。どうか私たちと一緒に第7章を楽しみに待っていただければ嬉しいです。



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