社長秘書の心得とは? ドラマCD『秘書の嗜み』からメインキャストの鳥海浩輔さん、遊佐浩二さんのコメントを紹介! 「苦手だと思っていた人を、気がついたら好きになっちゃったという作品です」(鳥海さん)
原作・鳩村衣杏、イラスト・奈良千春の人気小説『秘書の嗜み』(「ビーボーイノベルズ」/リブレ出版刊)のドラマCDがフィフスアベニューから発売され、現在、好評発売中だ。
有能でクールな『氷の秘書』・誉は、何かと構ってくる後輩の及川が苦手。
ある日、泥酔した誉が目を覚ますと及川の温もりが!何と及川は誉に迫られたと言う。更に誉は、なりゆきで及川の秘密を知る。戸惑う誉に及川は灼けるような愛を告げ、傲慢に同居まで決めてしまい……!?
今回、メインキャストの厳原誉役の鳥海浩輔さん、及川陽大役の遊佐浩二さんお2人からのコメントを紹介しよう。
――シナリオを読んでの感想、収録を終えての感想をお願いします。
鳥海浩輔さん(厳原誉役):最初に台本を頂きまして、設定とか台本を読んだときにあれ?っと思って…役柄的に遊佐さんと逆じゃないかと不安だったんですが、逆じゃなかったです(笑)実は、遊佐さんとも初対決でしたし。非常にスピーディーかつダイナミックな収録だったんじゃないかな、と思います。
シナリオについての感想ですが、会社名が難しかったです。
――「タカセ・ファルマシア」ですか?
鳥海さん:タカセ・ファルマシア、シュヴァイガー……
遊佐浩二さん(及川陽大役):あと、レニエ社長ね。
鳥海さん:そうそう。
あとは、「氷の秘書」という位、仕事に厳格で、感情もそんなに出さない人が、だんだん苦手だった人に惹かれていくさじ加減が難しかったです。でも、非常に楽しく収録出来ました。
遊佐さん:『秘書の嗜み』というタイトルで、鳥ちゃんが秘書だというのは聞いていたので、勝手な思い込みで、僕は社長なんだなと思ってシナリオを読んだのですが、社長の身内の人だったので、最初はびっくりしました。
(一同笑)
遊佐さん:これじゃ、僕はいばれないじゃないかと思いましたが、何とか無事に社長に成り上がることが出来てよかったです(笑)。演じるならてっぺんの人を演じないと、敬語を使わないといけないので。
鳥海さん:下の人間は言葉遣いも難しいですからね。
遊佐さん:“わたくし”って言わなきゃいけないからね。なので、非常に満足な収録になりました(笑)。
(一同笑)
――聞き所や力を入れた所を教えて下さい。
鳥海さん:いつも言っていることなんですけど、聞き所というのは、聞いて下さった方が「ここだ!」と思った所でいいと思います。
力を入れた所は全てで、誉は肩の力を抜く人ではなかったので、しっかり生きていこうという意味で、力が入っていたんじゃないかと思います。力の入れ具合は、そんなニュアンスです(笑)
遊佐さん:聞き所としては、心情の変化を聞いて頂きたいので全部なのですが、僕自身として力を入れた所という意味では、“力を抜いた所”ですね。
登場したあたりは、わりと軽薄そうな社員に見えなきゃいけないんですけど、でも、あまり出来ない人に見えても駄目なので、その辺のさじ加減が難しかったです。出来る人なんだけど、調子のいい感じで。桃子も惚れてたぐらいに……。
鳥海さん:本当ですか(笑)
遊佐さん:絶対惚れてるって(笑)あとは、やっぱり2人のシーンが多いので、徐々に甘い所を出しつつ、最後に甘く終わるという変化に気をつけました。
――最後にファンの方へメッセージをお願いします。
鳥海さん:苦手だと思っていた人を、気がついたら好きになっちゃったというこの作品は、「いやよいやよも好きのうち」というまさにそんな作品なんじゃないかと思います。
皆さんはそんな経験ありますか?
遊佐さん:この作品は2人のシーンが多く、ほぼ2人で喋っていますので、心情の揺れ動きとか色々な悩みなどもよく表現されていると思います。楽しんで下さい。
CD■『秘書の嗜み』
好評発売中 3,000円(税込)
発売・販売:フィフスアベニュー
ブックレット内に書き下ろしショートストーリー掲載!
原作:鳩村衣杏
イラストレーター:奈良千春
(「ビーボーイノベルズ」/リブレ出版刊)
<キャスト>
厳原誉:鳥海浩輔
及川陽大:遊佐浩二
高瀬潔忠:大川透
他