3年の時を経て、ドラマCD『FLESH&BLOOD』最新巻となる第4巻が登場! 出演キャストの福山さん、諏訪部さん他キャストの皆さんにインタビューを敢行!
大航海時代のイングランドに突如タイムスリップしてしまった現代高校生の主人公を巡る、陰謀と冒険。海斗の活躍と心の成長、ジェフリーと交わされる、時代を超えた心の交流――
徳間書店「キャラ文庫」でも大人気の海洋ラブ・ロマン『FLESH&BLOOD』の(原作:松岡なつき)ドラマCD続編がついに発売決定!最新作のドラマCD第4巻では、原作4巻の内容を2枚組で収録。
長く活気に満ちた航海を終え、宝の山と共に母港プリマスへ凱旋帰国した海賊船グローリア号の船長ジェフリーと海斗達だったが二人を出迎えたのは、海斗が最も恐れていた男、間諜組織の元締め・ウォルシンガム長官だった!!
エリザベス女王陛下の召還命令のもと、海斗は不安と動揺を押し隠し、ジェフリーと一緒に王宮へと赴くが…!?
権謀術数渦巻く、花のロンドン宮廷編をお届けする。
今回、熱気冷めやらぬ収録現場にて、出演キャストの皆さんからコメントを頂いたので紹介しよう。
――3年ぶりにシリーズ続編の収録ですが、今回の収録はいかがでしたか?
福山潤さん(カイト役):僕は今回のアフレコが3年ぶりときいてびっくりしました。
前回の収録が一昨年くらいかなと思っていたので、そんなに久しぶりだったのかと思うくらい、役のことや話のことを鮮明に覚えていました。収録についてはこれまで色々なハードルを越えてきましたが、今回が個人的にハードルが一番高かったです(笑)。
特に歌。僕に歌わせてはいけません(笑)。
出来る限りのことはやりましたが、楽しんで頂ければいいなぁと思っています。
諏訪部順一さん(ジェフリー役):まさか続編が始まるとは…驚きました。3年ぶりに演じてみて、ジェフリーは演じ甲斐のあるキャラクターだなと改めて思いました。自分としては、すんなりと収録に臨めたように思います。
小西克幸さん(ナイジェル役):今回、3年ぶりということで自分の記憶をフル動員させて、思い出しながらやらせて頂きました。
今回のお話では、ナイジェルがジェフリーとカイト2人の間に入ってゆけず歯がゆいというか、じりじりと焦がれるような想いがある一方で、2人の関係がうまくいくと仲間として嬉しいという複雑な部分もあると思います。
また、ジェフリーが自分を傷つけて誓いをするなど、彼の知らないところで2人の仲が進んでるようで(笑)。
今回のナイジェルとしては、カイトを守りたいけれど手の届かないところにいたり、いたらいたで守れるのかというとそうではなくて、横槍が入ったりしてうまくいかなかったり。そんな微妙な立場です。今後が楽しみです。
大川透さん(ビセンテ役):3年ぶり?そんなに経っていたんですね。ずいぶん久しぶりだなと思ってはいたんですが、あまり間が離れている意識は無かったので(笑)、まさか3年もたっているとは思いませんでした。年をとったからかな?
「5年10年はついこの間!」なんて(笑)。この作品は印象が強くて。
以前にも言ったのですが、あまりこの時代を取り上げた作品は少ないので、印象は元々、強かったですね。
三木眞一郎さん(マーロウ役):4巻からの登場ということで、これまでのCDを聞かせて頂きました。
キャストのことは皆さん知っているので、今まで出番が無かった分、久しぶりに会う雰囲気を出すのにぴったりかなと思いました。
遠近孝一さん(シェイクスピア役):大作、歴史大河という感じですね。
皆が名前を聞いたことがあるような人物…その中でもシェイクスピアを演じるということで、役者としてハードルが高かったですね。彼は名前も作品も有名な方ですが、その人となりはあまり知られていなくて、僕は彼がウィルと呼ばれていたことも初めて知りました。ウィルがあのシェイクスピアなのか、それとも架空の同姓同名の人物なのか最初悩んだのですが、本物ということで、プレッシャーを感じながらやりました。
――ファンの皆様にメッセージをお願いします。
福山さん:3年ぶりということで、また続きがまとめて出ます!今回、3年ぶりの1本目は2枚組と大変ボリュームがあります。
特に最初の出だしは、「これは一体どういう出だしやねん!」というくらい渋い出だしなので、今回は、聞き応えを期待されている皆様にも充分に応えられると思います。是非聞いて下さい。
今回は、スタア盛りだくさんです!
諏訪部さん:続編をお届けすることができることを、大変嬉しく思っております。引き続き、皆様も応援宜しくお願い致します!
小西さん:ありがたいことに、3年越しに続きが発売ということで、嬉しく思います。お話が面白いので、海斗、ジェフリー、ナイジェルの3人が今後、どうなってゆくのかその先がとても知りたいのと自分もこの先を演じてみたいと強く思っていますので、是非共応援して頂き、物語の完結まで皆様の力で導いて下されば嬉しいです。4巻は2枚組の大ボリュームですので、聞いて楽しんで頂ければ嬉しいです。
大川さん:3年間、私自身も待ち焦がれておりました。やっとビセンテ・デ・メンドーサの人間的な部分を演ずることが出来て、念願が叶いました。出来ることなら、ビセンテの「一人の男である」部分をこの先も演じてみたいと思いますので、今回のシリーズも大いなる応援をお願い致します。そうしましたら私の「男である」演技も出来る可能性も出てきます(笑)。
皆様宜しくお願い致します!
三木さん:皆様、お待ちかねの4巻が3年ぶりに発売されます!しばらく間を置いて続編が出るということは、ずっとパワーの続いている作品だということですので、そんな作品に初めて参加出来ることを嬉しく思いますし、心待ちにして頂いた方々の期待を裏切らないように出来ていれば幸せです。
心待ちにしていた方もお手にとって頂いて、聞いて頂いて損のないものとなっていますので、是非是非聞いて下さい!
遠近さん:2枚組でボリュームたっぷり、聞かせます。惹き込まれるはずです。歴史年表片手に、人物を把握しながら聞くと、もっと面白いのではないかと思います。
実際の歴史の中にカイトが入ってゆく…想像膨らむ面白さだと思いますので、楽しんで下さい。
CD■「ルボー・サウンドコレクション ドラマCD FLESH&BLOOD 4」
2008年12月26日発売予定 5,040円(税込)
初回封入特典:オリジナルしおり
アニメイトオリジナル連動購入特典:スペシャルCD(予定)
<キャスト>
海斗(カイト):福山潤
ジェフリー:諏訪部順一
ナイジェル:小西克幸
ビセンテ:大川透
ドレイク:堀内賢雄
レオ:宮田幸季
キット(マーロウ):三木眞一郎
ウィル(シェイクスピア):遠近孝一 他