女子四人が『空の境界』を語りつくす! 『空の境界』夏コミDJCDインタビュー!
8月16日より第五章「矛盾螺旋」が公開される劇場版『空の境界』。劇場七部作という前例のないスケールと、圧倒的なクオリティで反響を呼んでいる。この『空の境界』Webラジオが、コミックマーケット74(8月15日~17日、東京ビッグサイトにて開催)にて特別版DJCDとして発売される。
CDには、パーソナリティの藤村歩さん(黒桐鮮花役)を始め、ゲストとして本田貴子さん(蒼崎橙子役)、田中理恵さん(巫条霧絵役)、能登真美子さん(浅上藤乃役)が参加し、ミニドラマや特別お便りコーナーなど、女子四人が『空の境界』を語りつくす完全新規録り下ろしの内容になっている。今回は、収録を終えたばかりの皆さんにお話をうかがった!
――まずは収録を終えての感想をお願いします。
藤村歩さん(黒桐鮮花役):以前にもゲストで来ていただいた方に集まっていただいて、女性が4人そろって、こうしてワイワイ話して。その賑やかな雰囲気が、皆さんにも伝わるCDになってると思います。パーソナリティとしてうまく出来たかはちょっと不安なのですが、トークの中で、みんな本当に『空の境界』を愛してるんだなというのが伝わって、本当に楽しかったです。
田中理恵さん(巫条霧絵役):久しぶりにゲストに呼んでいただいて、そして本当に久しぶりにミニドラマで霧絵を演じられて、本当に嬉しいです。今回、能登さんともこういった形では初めて共演させていただいたので、新鮮で楽しかったです。
能登麻美子さん(浅上藤乃役):私もまた呼んでいただいて、藤乃を演じることが出来て楽しかったです。4人でトークするというのがあまりない形だったので、こうしてCDになって色々な方に聞いていただけるのはとても嬉しいです。
本田貴子さん(蒼崎橙子役):ゲストとしては最多出場記録を持っているかと思うのですが、やはり呼んでいただけるのは嬉しいですね。藤村さんと一対一も楽しいのですが、こうした座談会の形も非常に面白かったです。
――このCDの聞き所を教えてください。
藤村さん:ここまでしっかりとしたミニドラマをやるラジオが初めてだったので、印象的でした。ここでしか聞けない『空の境界』番外編のような雰囲気で、とても面白い内容です。もちろん、皆さんとおしゃべりしているのもとても楽しくて……全部聞き所なのですが、ミニドラマをぜひ、ということで。
田中さん:「わたしだけのおにいちゃん 恋しくて夏」ですね! 本当に本田さんのおにいちゃんゼリフがぐっときました。本田さんが読んだらこうなるのか、と感動でした。能登さんの囁き声もしっとりとしていたし、藤村さんの可愛い声も良かったです。自分でやるのは恥ずかしいのですが、人のを聞くとキュンしてとても楽しかったです。
能登さん:田中さんのもキュンときましたよ! 聞き所です。あとは、『空の境界』についてみんなで深く語るというのが初めてだったので、皆さんがこんな角度から作品を見ているんだ、それぞれの役をこう考えているんだ、ということが分かって面白かったです。
本田さん:私も、『空の境界』に関するトークが一番楽しかったです。その間にちょこちょこと入ってくる女性陣の意見みたいなのがまたとても面白いので、ぜひ聴いてほしいです。
――トークの間に入っているミニドラマについて、感想をお願いします。
藤村さん:本編は結構シリアスなシーンが多いのですが、ミニドラマはうって変わって、キャラクターがいい意味でコミカルな感じになっています。私はミニドラマの霧絵が大好きで。登場のシーンが本当にコントのようで、ツボでした。皆さんにもくすっと笑っていただければと思います。
田中さん:霧絵の話が出ましたが、本当にコミカルで元気で、本体の霧絵でも浮遊している霧絵でもどっちでもないんじゃないかと思います(笑)。映画本編では、今にも果ててしまいそうなキャラクターでしたが、「こういう霧絵になりたいな」という思いが詰まった、霧絵の理想像じゃないかと思います。とても楽しくやらせていただきました。
能登さん:収録を終えてから、もっと色々遊んでみればよかったなと思ってしまいました。どちらかといえば、映画本編の藤乃に近い雰囲気で演じてしまったので。もし次があったら、今度はもっと楽しい藤乃がやれたらいいですね。
本田さん:私も、荒耶の作用も超えたような霧絵の能力ぶりがとても面白くて。以前に配信していたラジオの霧絵さんゲストの回も聞きましたが、そちらも面白かったですよね。これはぜひスピンオフして描き続けていただきたいです(笑)。
――このCDは夏まっさかりの時期に発売されますが、みなさんが「夏」といって思い出すことは何かありますか?
藤村さん:何年か前に「人魂」を作るおもちゃを買ってきて、家族を驚かすために、夜に自宅のベランダで作ったことがあります。人魂を作って燃やすと、綺麗な色の火ができるんですよ。それを棒でぶら下げて「ふえ~」って動かしたんですが、誰も驚いてくれなかったですね(笑)。
田中さん:家族旅行で沖縄に旅行したときのことなんですけど。泳ぐ前に日焼け止めを塗ったんですが、私、お尻だけ日焼け止めを塗るのを忘れていて。水着の上に短パンを履いていたので塗り忘れちゃったんですね。そのままシュノーケリングをしたら、そこだけ真っ黒に焼けてしまったという思い出があります。日焼けの色がワンシーズン全く取れませんでした。
能登さん:夏祭りでカキ氷の屋台が出ていたのですが、シロップかけ放題というのがあったんです。やったー、と思って色々な味を混ぜたら、結局何の味分からなくなってしまって。プレーンが一番おいしいんだなって、がっかりした思い出があります。
本田さん:思い出ではないのですが、今年、東京湾花火大会の日に知人のお宅に招待されたんです。お宅は大きなタワーマンションらしく、なんと! マンション全体で花火大会に向けての事前説明会があるほどの絶景スポットなんですって。とても楽しみです。
――最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
藤村さん:このラジオは『空の境界』の本編とはまた違った、ふっと気が休まるようなコミカルな内容になっていると思うので、そのギャップを感じてみてください。劇場版がまだ続いている最中なので、本編とあわせて楽しんでいただけたらなと思います。ぜひ聞いていただきたいです。よろしくお願いします。
田中さん:夏コミで一杯楽しんでお買い物していただいて、この「Garden of summers」も楽しく聴いていただきたいなと思います。もちろん、劇場の本編の方も、七章までありますので、楽しみにしていてくださいね。一章を見ていない方は、霧絵は一章から出ていますので、ぜひDVDなども見ていただきたいです!
能登さん:本当に盛りだくさんな内容のCDになっていると思います。ドラマあり、みんなで『空の境界』を語る部分あり、遊びのコーナーあり。ですので楽しんで聞いていただけると思います。そして、夏を楽しんでくださいね!
本田さん:劇中ではおそらく会話しないであろう4人が会話しているミニドラマがすごく面白いですし、女子4人のトークも面白いですよ。買って、聞いて、ツッコミを入れて、楽しんでください!
■DJCD『空の境界』the Garden of summers
2008年8月15日(コミックマーケット74 1日目発売)
※一般発売は8月29日より開始
2,000円(税込)
【パーソナリティ】藤村歩(黒桐鮮花役)
【ゲスト】本田貴子(蒼崎橙子役)、田中理恵(巫条霧絵役)、能登麻美子(浅上藤乃役)