10月より放送を開始!ハイテンションラブコメディー『とらドラ!』のキャスト陣~間島淳司さん、堀江由衣さん、野島裕史さん、大原さやかさん~からコメント到着!!
10月よりアニメがスタートする『とらドラ!』は電撃文庫より発売中の竹宮ゆゆこ先生原作作品で、原作1巻~8巻にスピンオフ1巻の計9巻で累計150万部という大人気作品。ギャップを持った主人公達と個性豊かなキャラクターたちが織り成すハイテンション学園ラブコメディーを描いている。
生まれつきの目つきの悪さで周りから“竜”として恐れられているが実は優しく綺麗好きで料理上手の普通の高校生・高須竜児(たかす りゅうじ)、小柄で見た目は可憐な少女だが最強最悪 “手乗りタイガー” として恐れられる逢坂大河(あいさか たいが)、超マイペースだが運動神経が良くソフトボール部の部長を務める大河の親友・櫛枝実乃梨(くしえだ みのり)、竜児の親友で文武両道・勤勉実直な生徒会副会長の北村祐作(きたむら ゆうさく)。ある日お互いの親友に思いを寄せていることを知った竜児と大河はお互いを応援することになるのだが・・・・。
今回『とらドラ!』がアニメ化されるということで、高須竜児役の間島淳司さん、櫛枝実乃梨役の堀江由衣さん、北村祐作役の野島裕史さん、高須泰子(たかす やすこ)役の大原さやかさんよりアフレコの感想を頂いた。さらに逢阪大河役の釘宮理恵さんからもコメントが到着したので、あわせてご紹介しよう。
――キャラクターの印象をお聞かせください
間島淳司さん:高須竜児は作中でも描かれている通り目つきが悪いな(笑)というところが一番の印象なんですが、話が進んでいくと綺麗好きな面や几帳面なところも見えて本当は良い子なんだという感じなので第1印象はそんなに悪くなく好感触でした。見た目に引っ張られず素直に演じれば良いのかなと思いました。
野島裕史さん:北村祐作も竜児と同じで見た目と中身にギャップがあります。メガネキャラというと頭は良いけど体力的に頼りないイメージがあったんですけど、以外と男らしくスポーツもできます。僕はメガネキャラを演じることが多いんですが(笑)祐作は初めてのパターンですね。
堀江由衣さん:実乃梨は見たままの印象で裏表が無く天真爛漫でいつも元気。ちょっと変(一同:?)だいぶ変な子という印象ですね(笑)実乃梨は面白いことを言うんですが本人は普通に言っているつもりなのがさらに変だなと思います(笑)。
大原さやかさん:泰子は竜児の母親で自分のことを「やっちゃん」って呼んでしまうくらい可愛らしいお母さんです。お母さん役をたくさんやらせていただいているんですが、ここまで天真爛漫かつ無邪気で息子に「ある意味病気の母親」と言われてしまうような役は初めてなのでやっていてチャレンジな部分が多く新しい引き出しを開けていただけている気がして演じていて楽しいです。
──逢坂大河がもし側にいたらどうですか?
間島さん:作中にもありましたが入学式に見かけて“とりあえずアタック”みたいな人もいるのかなという見た目は可憐な少女ですけど、多分近くにいたら絶対に近寄らないと思いますね。平和主義者なので平穏を脅かすものには近づかないようにしています(笑)もしこれがドラマだったら僕が本当に罵られている訳ですから本当に声優で良かったなと思います(笑)。ドMなら耐えられるんだろうなという感じです。
野島さん:触らぬ神に祟り無しという感じです。罵られても気持ちよくなったりしないので(笑)嫌ですし蹴られるのも痛いのも苦手なのである程度の距離感を保っていたいタイプですが、可愛らしい面もあるのでそこを何とか開拓して友達になっても良いかな?と一瞬思ったりもするかもしれません。
堀江さん:私もどちらかというとそっちなので(笑)だから逆に憧れますね。体は小さく華奢なのにあれだけ強くいられることが女子からみると格好良いなと思います。実乃梨は大河とは親友という役回りなので大河のことは怖くはないし、みんなが怖がっている竜児のことも初めて会ったときから別に怖くないという感じの娘なので、きっと表面的なことに惑わされない娘なのかなという気がします。
大原さん:竜児のセリフで「人形みてぇ」というのがあったんですが、黙っていると見た目は可愛らしいんですけど口を開くと機関銃のようにパワフルなのは側にいて楽しいんじゃないかなと思います。凄く刺激があるし女の子特有の「べた」っとしたところがない気がしているんですがかといって女の子らしくないかというとそうではないので友達としては凄く側にいて欲しいなと思います。
──それでは竜児が周りにいたらいかがですか?
間島さん:目つきが悪いので恐らく平和主義者の僕としてはまず近づかないと思うんですが、意外と近づいてきたら話は合うんじゃないかなという気がしますね。僕も家が綺麗だって言われたりするので。大河に比べたら竜児のほうが仲良くなれそうな気がします。
野島さん:僕は見た目を気にせず友達になっていくタイプなので、竜児は率先して仲良くなりたいですね。しかも話してみて良い奴だったらすぐ仲良くなりたいです。そして家に来て片付けて欲しいですねぜひとも(笑)。
堀江さん:私も凄く良い人だなと思っていて、その上掃除も料理もできるという最高の相手だなとは思うんですけど、見た目が怖いから近寄れないので仲良くなれるところまでいけないなと思いました。
大原さん:壁を越えるまでが大変な相手かもしれませんね。でも超えたら絶対1家に1台な存在です(笑)。掃除・洗濯・美味しいご飯、そういう意味ではやっちゃんが凄く羨ましいです。
──2話までの収録を終えての作品の感想をお聞かせ下さい
間島さん:乱暴な大河と目つきは悪いけど優しい竜児という相反する特殊な2人がメインなんですが、実は他のキャラクター達も意外性を秘めている人がたくさんいて実に個性的な作品だなと感じました。これからまだまだ個性的なキャラクターが増えていきそうなので最終的に どんなストーリーになるのか今から楽しみなにしつつちょっと怖い感じ(笑)もします。絶対に面白くなるという確信があるので楽しみです。
野島さん:コメディー・シリアス・楽しいところ・しんみりするところ・ホロっとくるところ・心温まるところなどがテンポ良くまとめられているので見ていて飽きないですね。1話2話を見た感じではテンポも良く自信を持ってオススメ出来る作品だと思いました。
堀江さん:1話、2話では竜児の大河に対する優しい気持ち・放っとけない気持ちというか一途だけど不器用さに引きずられてついつい色々な協力をしてしまうという2人の心の動きが凄く面白いです。周りの他のキャラクター達も謎な部分が結構残っていて「この人は一本当どんな人なんだろう?」とか、その辺が今後の楽しみでもあります。
大原さん:どこか変なキャラクターばかりでそれらを役者がどんな風に遊んで演じていくかというのが見ていただく楽しみの一つでもありますし、とにかく無茶苦茶可愛い大河と実は無茶苦茶良い奴の竜ちゃんを見守っていただきたいです。見所はインコちゃんを押したいと思います。沙緒里ちゃんがあんな武器を持っていたとは、衝撃的ですので是非。
──オープニング・エンディングテーマについてお聞かせ下さい
堀江さん:オープニングテーマを大河と実乃梨と川嶋亜美(CV:喜多村英梨さん)の3人で歌わせていただいております。テンポ感や曲の持っている雰囲気が凄く『とらドラ!』の世界観に合っていて絵が付くのが凄く楽しみです。凄く早口な曲で難しくて歌っているときにいっぱい噛みました(笑)。エンディングは私1人で歌わせていただいておりまして、こちらも『とらドラ!』の世界観に合わせて相反する女の子の心の内を歌っています。エンディングは噛みませんでした(笑)
──原作ファンへひとことお願いします
間島さん:絵になって動くというのは凄く魅力的なことだと思いますし、さらに声が付いてイメージどおりという人もいれば以外だったと思う方もいらっしゃるでしょうけど、最終的には凄く良かったと言ってもらえるような形になっているんじゃないかなと思います。楽しみに待っていただきたいと思います。
野島さん:絵のテンポとか台詞のテンポとかそういった意味で活字で見るテンポとは違うものになっていると思うので、原作を何度も読み返した方でも楽しめる作品になっていると思います。
堀江さん:1巻を読ませていただいて上で1話2話をやらせていただいて「あれ?これってどうなってるんだろう?」という部分があったり、アニメならではの表現の仕方で小説とは違った見え方がするのかなという部分もあったりしますので、どちらもそれぞれ楽しんでいただけたらと思っています。
大原さん:良い意味で原作をさらに超えるようなパワフルな世界をこのメンバーなら作れるのではないかと思います。気合が入っておりますので楽しみにしていただければと思います。
●逢阪大河役の釘宮理恵さんからもコメントが到着!
──逢阪大河というキャラクターの印象を教えてください
釘宮さん:とことん不器用なのに、それでも一生懸命なところが健気に見えて、応援したり、お手伝いしてあげたくなるキャラクターだな、と思いました。
──大河の相棒である竜児の事はどう思いますか?
釘宮さん:お父さん、お母さん、友人……等々、1人で何役もこなせる器の大きい雰囲気がありつつ、
主婦っぽい生真面目さがとても魅力的だな、と思います。
──2話まで演じての作品の感想は?
釘宮さん:キャスト、スタッフが一丸となって、真剣にラブコメを創り上げている、という感じがします。
──オープニングテーマを歌っての感想をお願いします
釘宮さん:早口な部分で大変難儀な思いをしましたが、ノリの良い耳に残る曲で、歌っていて気持ちよかったです。
──原作ファンにアニメの見どころを教えてください
釘宮さん:青春のもどかしさや甘酸っぱさが随所に満載です。個性的なキャラクター達のドラマを楽しんで見て下さったら嬉しいです。気合を入れて頑張りますので、応援して下さいね!