喜多村さん、真堂さん、門脇さん『こどものじかん』イベント開催..

『こどものじかん』がイベント開催!喜多村英梨さん、真堂圭さん、門脇舞以さん登場で「初夏の課外授業」開催

 思春期を迎えようとする小学生の日常生活を、新任教師の視点で描き、人気を博した“こじか”の愛称で親しまれている『こどものじかん』。その原作コミックス第5巻の発売記念を祝うイベント「初夏の課外授業」が、7月27日(日)、東京・秋葉原のコミックとらのあな秋葉原1号店で開催された。九重りん役の喜多村英梨さん、鏡黒役の真堂圭さん、宇佐美々役の門脇舞以さんが参加。アニメ第2期シリーズとなる「2学期」のOVA化も決定した本作。イベントはトークとミニライブで盛り上がった。


●祝!アニメ第2期決定で再び盛り上がる『こじか』だ!

 アニメ『こどものじかん』は、「コミックハイ!」(双葉社刊)で連載の私屋カヲル氏による同名コミックが原作。2007年10月よりTVアニメが放送され、オンエア終了後も、ラジオ、イベント等でファンの心を掴み続け、このたび第2期シリーズとなるOVA『こどものじかん 2学期』のシリーズ化が決定。この日のイベントは、OVAシリーズ化へ向けた第1歩ともいうべきものになった。

 『こじか』のイベントといえば、チャイムに始まり、学校のカリキュラムがそのままコーナー化していることが大きな特徴となっているが、この日も前説の段階から学校での授業の雰囲気いっぱい。会場での諸注意を、まるで校則を唱和するかのように確認している様子は、単にアナウンスするだけではない楽しさを会場にもたらした。

 そんな中登場したのは、喜多村英梨さん、真堂圭さん、門脇舞以さん。それぞれに今日の目標を「門脇さん、真堂さんの2人が嫌がるようなことを進んでやろうと思います」(喜多村さん)、「今日はケガをしないように頑張ります(笑)」(真堂さん)、「2学期へ向けて、みなさんに1つでも役に立つことを言います」(門脇さん)と宣言すると、バンダイビジュアルの轟プロデューサーの進行のもと、“学校の授業”を模したコーナーを展開していく。

●1時間目は「推理」

 これは、会場のファンに向けてお題を与え、それに該当する人がいかに少ないかを競うもので(ただし0人はダメ)、該当者をなるべく1人(オンリーワン)に近づければOKというコーナー。OKとなった該当者には、サイン入り特製ステッカーシールがプレゼントされるというものだ。

 真堂さんの1つめのお題は「1週間以内でスキップして転んだ人」。これには2名が該当。喜多村さんの1つめのお題「今日、朝マックだった人」には該当者多数。ちなみに喜多村さんたちも、この日は朝マックだったそう。門脇さんの1つめのお題「コミケのカタログを持ち歩いている人」には3名が該当した。

 真堂さんの2つめのお題「ケータイの電池のふたがない人」には該当者ゼロ。喜多村さん2つめのお題「このイベントの後に、同じ秋葉原のUDXで行われるイベントに行く人」には該当者が多数。そして最後となる、門脇さんの2つめのお題「夏のコミックマーケットでこじかの新刊を出す人」には、なんとオンリーワン(!)が飛び出し、会場は拍手の渦に。門脇さんたち『こじか』の出演者たちが、コミケにも参加していることにちなんだお題が栄冠の獲得につながるのだった。このコーナーでの成績は、この後の給食の時間に反映される。

●2時間目は「学級会」

 OVA「2学期」のスタートにともない、クラスで話し合いをもつというもの。具体的には会場のファンのみなさんから事前に集めたアンケートの質問のすべてを、轟氏をはじめ、出演者でトークしていくというものになった。キワドイ質問も含めて集まった質問の多くが読み上げられたこのコーナー、ちゃんと回答になっていたかどうかは“?”であったが、でもちゃんと答えられないあたりがかえって会場の笑いを誘った。また、読まれた来場者には、出演者3人とのジャンケン対決も行われ、見事3人に勝ち抜くことができた来場者1名には、前出のステッカーシールが贈られるのだった。

●イベントも後半、コーナーは「給食の時間」に

 1時間目の成績順に、この場で作られる特製カキ氷を食べられるというもので、1位の門脇さんには、ブルーハワイ煉乳がけカキ氷が、2位の真堂さんにはブルーハワイが、3位の喜多村さんには、何もかかっていないプレーンのカキ氷が授与されるのだった。

 「先日、カキ氷は何が食べたいと聞かれ、即座にブルーハワイと答えたが食べられない」と語る喜多村さん。「煉乳を食べたことがなく、はじめてどんなものかを知った」という真堂さん。「舌が青くなる~」と言いながらも喜んで煉乳をおかわりをする門脇さんの姿が印象的だった“給食”に続いては“午後の授業”に。

●「校内放送」に続いて届けられたのは、3時間目の「音楽」。

 喜多村さんたち、3人がそろって「オトメチック初心者でーす」「れっつ!おひめさまだっこ」の2曲を披露するミニライブで会場を盛り上げる。

 さらに、会場の盛り上がりの余勢をかって、「実はちょっと作りすぎてしまった」という、サイン入りステッカーシールの争奪ジャンケン大会で、イベントは楽しい空気のなか大いに盛り上がる。

 締めの「ホームルーム」では、それぞれ出演者から、「『2学期』をどうぞお楽しみに」「ラジオの方も続いていますので、ぜひ聴いてください」「“ふれあい”と“まなび”がこじかのイベントの最大の魅力。これからもOVA化へ向けていろいろと行っていきたい」と会場のファンにメッセージが送られ、『こどものじかん』コミックス第5巻発売記念&OVAシリーズ化決定記念イベント「初夏の課外授業」は、会場のファンの拍手に包まれる中で無事に閉幕するのだった。

●終演後の3人からコメントも!

――イベントの感想はいかがでしたか?

喜多村英梨さん(九重りん 役):アニメ第1期シリーズのオンエア終了後もラジオ、イベントは続いており、お馴染みのメンバーによる“続き”“延長戦”のような気持ちで臨むことができました。(コミックス「こどものじかん4特別限定版」に付属していた)OVAの主題歌となる「オトメチック初心者でーす」を歌うのは久しぶりで、アクシデントもありつつ(笑)、でも会場のみなさんが温かく見守ってくださって、まるでオフ会のような温かいイベントになったのではないかと思います。

真堂圭さん(鏡黒 役):ミニゲームに歌にと、みなさんがとても楽しんでくださるのがわかる、いい雰囲気のイベントになりました。このまま「2学期」も楽しい感じでいきたい思いでいっぱいです。これからも、みなさんが楽しんでもらえる作品やイベントをお届けできるよう、頑張りたいと思いますので、まだ『こじか』未体験の人もぜひ見に来てほしいなと思っています。

門脇舞以さん(宇佐 美々 役):『こどものじかん』のイベントは、「1学期」のアニメ放送開始前から行われていて、勝手知ったるファンの人もいれば、初めて知って見に来てくださったかたもいて、今日は時折話が脱線しつつも、楽しいひとときとなりました。ファンのみなさんとともに「2学期」への期待を一緒にたくさん共有でき、『こじか』らしい素敵なイベントになったのではないかと思います。


――「2学期」への意気込みをお聞かせください

喜多村さん:「1学期」のときは、自分の引き出しにないりんというキャラに対する不安と緊張がありましたが、りんと向かい合っていくうちに、自分の中に彼女が染み付いくるようになりました。「2学期」では、黒ちゃんや美々ちゃんがクローズアップされていく中で、りんの喜多村英梨だからこそできる「支え」的存在になれればいいなと思っています。

真堂さん:いろいろなエピソードが描かれている『こどものじかん』。みなさんにとってもOVAではこんなシーンが入ったらいいなと期待も膨らんでいるかと思います。
私自身も原作がとても好きなので、1ファンとしても応援していきたいと思っています。3人のパワーを「2学期」にぶつけていきたいです。

門脇さん:私たちキャスト、そしてスタッフも皆原作のファンで、「2学期」を心待ちにしていました。原作コミックの4巻、5巻を見て、個人的にも期待が膨らんでいますし、りんちゃんたちの複雑な気持ちも今まで以上に描かれていくと思っています。『こどものじかん』は、多くのファンのみなさんに応援されるやりがいのある作品、出来上がりを楽しみにしつつ、一生懸命演じていきたいと思います。

(C)私屋カヲル/こじか製作委員会
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