10月2日スタート!TVアニメ『黒執事』アフレコ取材

10月2日スタート!ダークで美しく、シニカルで、ちょっと笑えるコメディ!!TVアニメ『黒執事』アフレコ取材

 枢やな氏原作、月刊「Gファンタジー」(スクウェア・エニックス刊)にて連載の人気コミック『黒執事』がこの秋、TVアニメ化。10月2日(木)より、MBS、TBSほか全10局で放送が開始される。

 19世紀後半のヴィクトリア朝時代の英国を舞台に、貴族、執事をキーワードに美しく華麗世界をダークなタッチで描いていくゴシック&執事アニメーション。制作は『おおきく振りかぶって』『鉄腕バーディーDECODE』を手がけたA-1 Picturesが挑む。

 名門貴族のファントムハイヴ家のセバスチャンは、知識、教養、品位、料理、武術と全ての分野で秀でた能力を有する執事であった。彼はわがままな12歳のご主人・シエルを相手に、今日も漆黒の燕尾(えんび)服をまとって華麗に執務をこなし、その仕事ぶりはフィニ、バルド、メイリンら使用人をも寄せ付けない完璧なものであった。だが、そんなセバスチャンにも、人知れない秘密が隠されていた……。

 第2話のアフレコ終了後に行われた取材では、シエル役の坂本真綾さん、セバスチャン役の小野大輔さん、フィニ役の梶裕貴さん、メイリン役の加藤英美里さん、グレル役の福山潤さん、ラウ役の遊佐浩二さんの6名が参加。ダークな印象を受けるカラーに注目という本作の魅力について次のようにコメントを寄せていただいた。


――演じたキャラクターの印象と、スタジオの雰囲気、演じてみての感想についてご紹介ください

小野大輔さん(セバスチャン役):1話目は登場するキャラクターの数も少なく、淡々とこの世界観を説明する形でしたが、2話になってレギュラーキャラが増えてスタジオも賑やかになり、『黒執事』というアニメがいよいよ始まったという実感が湧いてきました。
 セバスチャンは揺らぎがなく、何事にも動じない人なので正反対の自分がどこまで彼に迫れるのか? 楽しみながらもしっかりと演じていこうと思います。

坂本真綾さん(シエル役):先週はキャストの人数が少なかったのですが、今週からグッと人数も増えて、スタジオの雰囲気も賑やかになった中でのアフレコになりました。
シエルは1話のアフレコのとき、原作の枢やな先生から「気だるい感じで」と一言アドバイスをいただいたキャラクターで、気だるさをキープするよう努めて演じています。

梶裕貴さん(フィニ役):フィニは、本編とはまったく関係のないところで、たくさんしゃべるキャラクターです。賑やかしの部分を楽しみながら演じています。彼の元気で可愛らしい部分をキープしつつ、また本編の真面目な空気を邪魔することなく、それでいて愉しげな雰囲気が伝えられれば嬉しいですね。

加藤英美里さん(メイリン役):皆さんが緊張感のある中でお芝居をしているのですが、メイリンはただひとり空気が読めないキャラクターになっています。盛り上げ役として頑張っていきたいのですが、彼女はどうやらセバスチャンのことが好きらしく、彼と接近した時の様子など見せ場も多いので、そこを楽しんで演じたいと思っています。

福山潤さん(グレル役):グレルはイメージカラーでいうと赤色。2話では「ハイ!」以外のセリフはまだありませんでしたが、これからが期待のキャラクターですので頑張ります。ぜひ、はっちゃけていきたいです。

遊佐浩二さん(ラウ役):2話に関して言えば、原作以上にオリジナルでたくさんセリフを増やしていただきました。少し多めにしゃべれた分、彼の“ひょうひょう”としている感じが良かったのではないかと思います。とぼけるところはとぼけながら、どこか謎のある人なので両者の落差を出していければと思います。


──何でも“完璧”にこなすセバスチャン。もし自分が“完璧”にこなすとしたら……?

小野大輔さん:やはり、役づくりを完璧にしたいことでしょうか…… 少しでもセバスチャンに近づけるように頑張りたいです。

坂本真綾さん:人の顔と名前をちゃんと覚えること――。ちょっと苦手なので、記憶力を向上させ完璧にしたいです。

梶裕貴さん:狙った電車に乗ることですね。乗り継ぎが苦手で後一歩で乗り遅れることや、間に合うために走って汗だくになることがよくあるので、移動の計画は完璧を記したいと思います。

加藤英美里さん:セバスチャンは料理が上手そうなので、まったく料理ができない自分もいつかは完璧に料理ができるように頑張りたいと思います。

福山潤さん:仕事以外のことなら何でもです。仕事が完璧と言うことではないのですが(笑)、仕事以外は出来ないことが多く、完璧にこなせることに憧れます。

遊佐浩二さん:今回は1回噛んでしまったので、これからは噛まないように完璧にこなしたいですね。


──みなさんが思う作品の魅力と、視聴者の方へのメッセージをお願いします

小野大輔さん:黒いところですね、色々な意味で。謎があまりにも多すぎるので見ている方が推理して見られるところが惹きつけられる点なのかなと感じます。ぜひ視聴者参加型番組のつもりで推理しながら観て下さい。

坂本真綾さん:美しいキャラクターたちとダークな設定。アニメでは原作よりもいっそう黒い感じがするので、ダークなところが魅力になっていくと思います。動く黒執事の世界に、また原作とはちょっと違ったテイスト、音楽や声の入ったアニメならではエンタテインメントを楽しんでいただければ幸いです。

梶裕貴さん:カッコよく、そして面白い。作品のテイストそのものが魅了的だと感じます。見ているだけでもきっと癒される、美男、美女がたくさん登場します。Mの方もSの方もぜひ癒されてしまってください。

加藤英美里さん:作品の雰囲気が全体的にSっ気のある作品だと感じています。きっとそんなところが女性をはじめ、Mっ気のある方に人気なのかなと思いますね。素敵なキャラクターたちがたくさん出てきて、世界観もとてもカッコよく、そして美しい作品に仕上がっているので、ぜひ楽しんで見てください。

福山潤さん:イメージカラーが毎回いろいろ変わるところがいいなと思います。洋式美あふれる中から滲み出るダークなビビッドのカラーたちをみなさん見届けていってください。

遊佐浩二さん:次々とすごい人が出てくる割にどんどん謎が深まっていくところです。ビシッとネクタイを締めた人たちが華麗な動きを見せてくれます、ぜひセリフ1つ1つまで楽しんで見てください。


<放送情報>
MBSにて 10月2日より毎週木曜日25:25~
CBCにて 10月2日より毎週木曜日26:30~
TBSにて 10月3日より毎週金曜日25:55~
東北放送にて 10月3日より毎週金曜日26:15~
静岡放送にて 10月3日より毎週金曜日26:15~
中国放送にて 10月4日より毎週土曜日26:40~
山陽放送にて 10月6日より毎週月曜日26:25~
熊本放送にて 10月5日より毎週日曜日25:50~
北海道放送にて 10月6日より毎週月曜日26:25~
RKB毎日放送にて 10月6日より毎週月曜日26:30~
より、放送開始予定。

<STAFF>
原作:枢やな
監督:篠原俊哉
シリーズ構成:岡田麿里
キャラクターデザイン:芝 美奈子
制作:A-1 Pictures

<CAST>
セバスチャン:小野大輔
シエル:坂本真綾
バルド:東地宏樹
フィニ:梶裕貴
メイリン:加藤英美里
エリザベス:田村ゆかり
マダム・レッド:朴■美(■は王に路)
ラオ:遊佐浩二
葬儀屋:諏訪部順一
タナカ:藤村俊二

おすすめタグ
あわせて読みたい

インタビューの関連画像集

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2025年冬アニメ一覧 1月放送開始
2024年秋アニメ一覧 10月放送開始
2025年春アニメ一覧 4月放送開始
2024年夏アニメ一覧 7月放送開始
2024秋アニメ何観る
2024秋アニメ最速放送日
2024秋アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング