いよいよ第20回がせまる「声優の日」第19回に宮崎羽衣さん2度目の登場!

いよいよ6月28日に記念すべき20回!長寿イベントに成長した「声優の日」。第19回には宮崎羽衣さんが2度目の登場!!

 2007年11月から、東京、秋葉原・UDX内の東京アニメセンターで開催されてきた「声優の日」が、2009年6月28日で20回を迎える。タイトル通り、毎回、ゲストに声優を迎え、毎月第三日曜(スタート時は第三土曜)に行われてきたこのイベント。これまで清水愛さん、村田あゆみさん、桃井はるこさん、たかはし智秋さんなど、旬の声優たちが、プライベートや仕事に対する想いなどを語るトークや、様々なクイズ、ゲームに挑戦し、来場したファンと楽しいひとときを過ごしてきた。

 いまや長寿イベントに育った「声優の日」。第19回が5月に行われ、ゲストに宮崎羽衣さんが登場した。TVアニメ『カオス;ヘッド -CHAOS;HEAD-』の西條七海役、『かのこん』の高菜キリコ役、『まかでみ・WAっしょい!』の羽瀬川鈴穂役など声優としての活躍はもちろん、アーティストとしてもシングル「KURENAI」、「PHOSPHOR」。伊瀬茉莉也さん、福井裕佳梨さんとのユニット・MA▼chu▼RI(▼はハート)による「M☆O☆S☆O乱舞」などを発表。着実にファンのすそ野を広げてきた宮崎さん。

今回で2回目の登場となる宮崎さん。最新シングル「キズナノ唄」は、TVアニメ『タユタマ-Kiss on my Deity-』のED主題歌になっているが、「楽曲のみで作品に関わるのは初めて。アーティストとしての起用が嬉しかったです」と語ってくれた。そのほかにもPV撮影秘話なども語られ、密度の濃い1時間となった。


●アーティストとして関わった『タユタマ-Kiss on my Deity-』

 話題のニューシングル「キズナノ唄」のミュージッククリップの上映から始まった、今回のイベント。このクリップはこれが“初出し”とのことで、ファンの注目度も非常に高かった。

 「キズナノ唄」はTVアニメ『タユタマ-Kiss on my Deity-』のED主題歌となっているが、作品内に宮崎さんは出演せず、今回は純粋にアーティストとして楽曲を提供した形になっている。これは彼女としては初めての経験で「アーティストとしての起用は嬉しかったです。一見すると簡単そうに聴こえるのですが、ピアノなどの伴奏に入るタイミングが難しかったです」と、楽曲について話してくれた。

 レコーディングにあたっては「作品の資料を事前にいただいて、ヒロインのましろちゃんのイメージを自分に取り入れました。歌っているときも、ましろちゃんの写真を脇においていました」ということで、声優ならではともいえる、まさに演じるようなレコーディングスタイルで、楽曲を生み出したことなども語ってくれた。

 「最後まで聴くと、幸せな気持ちになってもらえる楽曲です。手をつないで円になっている感じ」と楽曲のイメージを語り、MCの関山美沙紀さんが「歌詞の“明日もキミといる あさってもキミといる”という部分が好きです」と話すと、「私もです!」と話していた。


●PVは外国のような茨城!ジャケの注目は犬「名優です」

 続いての話題は最初にも上映されたPV。まるで外国ロケのような美しい映像だが、「茨城で撮影しています(笑)」と種明かしする宮崎さん。PVをもう1度上映しながらのトークへ。「このシーンではスタッフさんが緊迫して声も大きくなっていました」など、ちょっと冷や冷やするような裏話も披露してくれた。
 
 また、PV内で本を読んでいるシーンが出てくるが、「本を開いたら老婆のドアップが印刷されていて、思わず笑っちゃったんですが、OKになりました」とのこと。映像を良く観ると確かに少し笑っている宮崎さん。来場者からも「おおーっ」という感じで驚いたような笑いが巻き起こっていた。来場者だけが知ることができた“撮影秘話”と“秘密”だった。

 続いての話題は「キズナノ唄」のジャケ写。初回限定盤と通常盤で違う写真が使われているのだが、通常盤には宮崎さんとともにダックスの子供が写っている。「このワンちゃんは、ムギちゃんといって、撮影したペンションで飼っている犬で、“素人”さんなんです(笑)」という。写真では、宮崎さんの方に語りかけるような表情を見せるなど、“名演”を見せているが、「撮影の最初の頃は震えていましたが、すぐになついてくれました」ということで、最終的には、ジャケットに使用されたような表情を見せてくれたそうだ。


●リンドバーグのメンバーによるカップリングも聴きどころ充分!

 そして今回のシングルのさらなる注目ポイント。それがカップリングの「time ~僕らがまだ知らないチカラ~」。作詞・渡瀬マキさん、作曲・平川達也さんという、伝説的バンド・リンドバーグのメンバーによる楽曲ということで、音楽シーンでも話題騒然となっている。「とっても人前で歌いたくなる楽曲」と宮崎さんも語るように、元気の沸いてくる“リンドバーグサウンド”になっている。

 その後、イベントでは、来場者からの質問を受けるコーナーやゲームなどが展開された。質問コーナーではファンから「職業病だなと思う瞬間」を聞かれ、「常に演じています」と回答。もちろん、いつも演技して生活しているということではないそう。「すごく怒っているときに“本当に怒っているときって、こんな感じになるんだ!”と、(その様子を)引き出しに入れるようにしています」など、生活の色々な局面で、声優としての自分が顔を出すということのようだ。

 また「普段からセリフが出ちゃう」そうで、「マスクをしているのをいいことに、“私、○○のプリンセス”などと、普段から言ってます」とのこと。

 女性ファンからは「オススメの化粧品は?」という質問も登場。「クレ・ド・ポーボーテ(資生堂)を愛用しています。マスカラはランコムとかヘレナ(ヘレナ・ルビンスタイン)などを使っています」と話す宮崎さん。雑誌のインタビューや普通のイベントではなかなか聞くことができないこんな質問も、「声優の日」ならではの魅力だ。

 そんな宮崎さんだが、「キズナノ唄」のヒットに続いて、6月からスタートのTVアニメ『ファイト一発!充電ちゃん!!』に近江はこね役で出演するなど、さらに勢力的な活動を展開。ファンならずとも期待大だ。そして「声優の日」も第20回からさらにパワーアップするとのこと。なお第20回は6月28日(日)開催となる。さらなる発展を遂げゆくこの両者から、今後も目が離せない!

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