「ハイスクールララバイ」などを熱唱! 「KORG DS-10 お誕生会」で今井麻美さん・長谷川明子さん・又吉愛さんのシンセサイザーユニット“DG-10”が初お披露目!!
AQインタラクティブは、2009年7月25日、渋谷・club axxcisにて、「KORG DS-10 お誕生会」を開催した。『KORG DS-10』とは、2008年7月24日に発売されたニンテンドーDS用音楽作成ソフト。アナログ・シンセサイザー「MS-10」をモチーフとしており、DS上でアナログ・シンセ感覚での音作りが楽しめる。今回のイベントは、「DS-10」を愛するアーティスト、クリエイターたちが発売1周年を祝うために集まったもの。そして、ライブの冒頭で初お披露目されたのが、アナログ・シンセサイザーユニット“DG-10”だ。“DG-10”はアナログ・シンセサイザーを擬人化したユニットで、アナログ・シンセの回路VCO、VCF、VCAをキャラクター化した3人組となっている。VCO役を『アイドルマスター』如月千早役などで知られる今井麻美さん、VCF役を『アイドルマスター』星井美希役などで知られる長谷川明子さん、VCA役を『ドリームクラブ』ナオ役などで知られる又吉愛さんが担当している。今回は、“DG-10”の初お披露目を中心にレポートしよう。
●“DG-10”初お披露目に客席も熱狂!!
入場料はワンドリンク代500円のみという太っ腹な料金設定もあり、会場付近には開場前から100人くらいの行列が! “DG-10”を目当てに訪れたファンも多い様子で、中には宮崎から訪れたというファンも。瞬く間に客席が満員になると、ステージに前説として現れたのは佐野電磁(佐野信義)さん。佐野さんは“DG-10”のプロデュースを手がける作曲家で、VCF役の長谷川明子さんのデビューシングルにも楽曲提供をしている。佐野さんは「今回の“DG-10”というユニットは、私の中年の妄想が実現したユニットです!」と宣言。軽妙なトークで客席を笑わせながら、諸注意などを行っていた。
そして、佐野さん作・編曲の「DG-10」のイントロと共に、ステージに“DG-10”の3人が登場! 3人は真っ白なドレスにプラチナの髪という揃いの装い。1曲目は「アメフリカエル」。様々にニュアンスを変えながら続く“アメフリカエル”というフレーズのリフレインが印象的な楽曲だ。“DG-10”はシンセサイザーということで、基本はあくまでも無表情でなければならない。表情を見せちゃだめ、と若干力が入り気味な今井さん、自分の名前がコールされるとちょっと嬉しそうに反応してしまう又吉さんといった様子を垣間見せつつも、“DG-10”ならではのデジタルかつ幻想的な歌声を聴かせてくれた。
2曲目はガラリと曲調を変えて、イモ欽トリオが歌った往年の大ヒットナンバー「ハイスクールララバイ」!! 細野晴臣が手がけたテクノポップの名曲だが、3人の美しい声の重なりでまるで違う曲のように響く。間奏の「こんなに好きやのに つれないな~ なーッ!!」というおなじみのフレーズももちろん健在。というか、この日3人(3体?)が発した言葉らしい言葉はこの台詞だけだったのだから、“DG-10”=シンセサイザーというコンセプトも徹底している。2曲目にしてラストナンバーという短時間の出演だったが、曲調もあいまって客席は最高の盛り上がりを見せていたのだった。
会場物販では“DG-10”のCDと、なんとカセットテープを販売。カセットテープが瞬く間に完売するなど人気を博しており、この秋には“DG-10”によるアルバムも発売する予定とのことだった。また、“DG-10”が歌う楽曲は全て『KORG DS-10』のみを用いて作られているのだが、2009年9月29日には、よりパワーアップした『KORG DS-10 PLUS』が3,990円(税込)でAQインタラクティブより発売される予定だ。
KORG DS-10 PLUS(DS)
2009年9月29日発売
3,990円(税込)
発売元:AQインタラクティブ
(C) 2009 KORG Inc. All rights reserved. (C) 2009 PROCYON STUDIO CO., LTD. All rights reserved. (C) 2009 AQ INTERACTIVE INC.
Game Design, Game System and Game Engine by cavia inc. Synthesizer Design and Sound Engine by KORG Inc.