8月の第3部突入を前に、高垣彩陽さんとジョイまっくすさんがトーク!『Phantom~Requiem for the Phantom~』DVD発売記念イベントレポート!
2009年8月1日、東京のAKIHABARAゲーマーズ本店にて、現在テレビ東京他で放映中の『Phantom~Requiem for the Phantom~』SPトークショーが行われた。これは、7月に発売されたばかりのDVD Mission-1の発売を記念して行われたもの。
本作は、ニトロプラス制作の伝説的ゲーム『Phantom INTEGRATION』を原作にして、TVアニメ化したもの。謎の組織・インフェルノで、最高の暗殺者「ファントム」の称号をもつアインと、記憶を消され、同じく組織の暗殺者となったツヴァイを中心に物語は展開していく。やがて記憶を取り戻すツヴァイ、行方不明となるアイン、再会した2人、組織からの逃亡、そして8月放映の20話からは新章第3部に突入する。
今回のイベントは、アイン役の高垣彩陽さんと、ニトロプラス最狂広報のジョイまっくすさんによるトークショーだ。普段は、ツヴァイ役の入野自由さんを加えたラジオで、絶妙のコンビネーションをみせる高垣さんとジョイさん。だが、この日は、突っ込む入野さんがいないので、2人で終始ボケ倒して、会場を沸かせてくれた。
他にもアフレコ現場の話題も飛び出し、高垣さんは「アイン役は、難しかったし楽しかったです。自分としては魂を削るようなアフレコで、終わった後は、なかなか自分に戻れなかったです(笑)」と話してくれた。更に、11月、2月に発売されるDVDには、Mission-1同様に特典映像・ピクチャードラマを収録。その見所も紹介され、ファン達も興味津々であった。
高垣さんが自身の演じるアインを語る!
当日の舞台には、アイン役の高垣彩陽さんと、ニトロプラス最狂広報のジョイまっくすさんが登場。観客からのアンケートを元に、トークショーがスタートした。“アイン役を演じる上で、楽しかったことや難しかったことは?”の質問に、高垣さんは「全部が難しくて、全部が楽しかったです。台本を読み込んでいって、色々考えて、マイク前に立つとやっと言葉がでるという感じで、魂を削るようなアフレコでした。終わった後は、なかなかアインから自分に戻れないぐらい、疲労感がすごかったですね(笑)」と話してくれた。
ピクチャードラマの裏側とは!?
次の話題は、DVDの特典映像にして、デフォルメギャグあり、人形劇ありのピクチャードラマについて。DVDMission-5(11月25日発売予定)、Mission-8(来年2月25日発売予定)にも収録される予定なのだが、その中には漫才をテーマにしたものもあるという。高垣さん曰く「ツヴァイがとても頑張っていましたね。私はすぐ笑ってしまうほうなので、ツヴァイの頑張りを無駄にしないためにも、必死にこらえました」とのことだ。なお、1巻収録のピクチャードラマには、ジョイさんも出演しているのだが、本人は「自分にとっては、あの現場の空間は恐怖でしたね。タイミングとか分からなくて、自分で勝手にアドリブ入れて、それを受けるアインのタイミングをズラしたり(笑)」と話してくれた。
アフレコを終えて思うことをルーレットトーク!
お次は、ルーレットを使ったお題トークのコーナー。最初に選ばれたのは「ファントムで悲しいこと」だ。2人にとっては、やはり最終回のアフレコを既に終えてしまったこと。最初は、ゆっくりじっくりだったが、後半は怒涛のスピードで過ぎ去った半年間だったそうだ。そして、次に決まったお題は「スタッフへひとこと」だ。これに高垣さんは「自分自身も魂を削ってアフレコに臨んでいましたが、他のスタッフの皆さんも、魂をかけて、作品を愛していらしたんだなっていうのが、いつも感じることでしたね。真下監督が、アフレコ現場で、すごくストレートな言葉で、“ブラボーブラボー”とか“グッドグッド”って言っていたんです。アフレコが終わってブースに入ってきて“ありがとう”って言って下さるのが、私はすごく嬉かったですね」と話してくれた。
まだまだ話し足りない2人だが、あっという間にエンディング時間に。ジョイさんは「『Phantom』を最後まで観て下さいね。8月は色々なグッズも出ます。大きなイベントにはジョイも来てるんで、また会いに来て下さい(笑)」とコメント。高垣さんは「オンエアを観ていても心が揺さぶられる作品なので、皆さんも、少しでも感じたことを大事にしていただきたいですね」と締めくくってくれた。
イベント後には緊急会見も!
イベントが終わった後、2人の会見も行われた。イベントを終えた2人に感想を伺ってみると、高垣さんは「『Phantom』を愛して下さっている皆さんが集まってくれて、その前でアフレコ時の事とか、作品のことをお話できる時間をいただけたのは嬉しかったですね」とコメント。ジョイさんは「もっと話していたかったですね。作品の良さをこちらから発信するのは勿論ですが、みんなからも良さを聞いて、そうだよねって話したかったですね」と話してくれた。
また、ピクチャードラマ収録時について、高垣さんは「それぞれのキャラの、見たことあるようでない顔が垣間見えて新鮮でした。何より脚本をいただいたとき、役者さん1人1人が楽しんでいましたね。特にインフェルノの幹部の皆さんが楽しんでいたようです(笑)」と話してくれた。一方、ジョイさんは「サイスの“すっ飛んでるところ”ですね。余計に好きになりました」とのことだ。
最後に、8月放映の20話からスタートする、第3部の見所を伺ってみたぞ。ジョイさんは「新しくなるOPとEDが楽しみですね。そして本編も楽しんでいただきたいと思います」とコメント。そして高垣さんは「全部です!またがらりと状況も立場も変わって楽しめますし、それまでの流れを経たキャラ達の変わらない想いも感じていただけると思いますので、1秒1秒、最終回まで大事にみていただきたいです。私も大切に観ていきたいと思います」と話してくれた。いったいどんな新シリーズとなるのか、皆さんも是非確かめてほしい。
DVD『Phantom~Requiem for the Phantom~』Mission-1【初回生産限定版~アイン篇~】
発売中
価格:7140円(税込)
発売・販売元:メディアファクトリー
※初回生産限定版特典
1:原作の矢野口君さん描き下ろしDVD4巻収納BOX
2:ファントム10周年スペシャルBOOK(ニトロプラス完全監修)
3:ヴァイスシュヴァルツ/chaosTCG 特製PRカード
4:新規書き下ろし番外編ピクチャードラマ(4話収録)
5:映像特典:声優コメント(高垣彩陽、入野自由)/イベント映像、プロモーション映像、ノンテロップOP&ED
※毎回特典
1:リバーシブルジャケット
2:ブックレット(8P)
3:ピクチャーレーベル
TVアニメ『Phantom~Requiem for the Phantom~』公式サイト
テレビ東京・あにてれ『Phantom~Requiem for the Phantom~』
WEBラジオ「Phantomらじお~明るい未来計画~」