作品を越えた夢のデュエットが実現！ スペシャルコラボ・ヴォーカル集『ネオロマンス・フレンズ』より、関智一さんインタビュー

『アンジェリーク』『遙かなる時空の中で』『金色のコルダ』『ネオ アンジェリーク』など、女性に圧倒的な支持を受けるコーエーの「ネオロマンス」シリーズ。15周年のアニバーサリー・イヤーとなる今年は様々な企画が目白押しだが、2009年9月19日～21日にパシフィコ横浜で開催されたネオロマンス最大のイベント「ネオロマンス15th アニバーサリー」に続き、新曲満載のネオロマンスの豪華ヴォーカルCD『ネオロマンス・フレンズ』が10月に発売されることが決定した。

『ネオロマンス・フレンズ』は「僕たちのAnniversary」「Promised Rainbow」の15周年記念バージョンなどを収録したスペシャルコラボ・ヴォーカル集。さらに本作では、各作品のソロ曲に加えて、サザキ（『遙かなる時空の中で４）＆土浦梁太郎（『金色のコルダ』）、エルンスト（『アンジェリーク』）＆ベルナール（『ネオ アンジェリーク』）という、作品を越えた夢のデュエットが実現！

そこで今回、注目のデュエット曲から「せーの！ ～太陽は照らすから～」を歌うサザキ役の関智一さんにインタビュー。レコーディングの感想や、土浦梁太郎役の伊藤健太郎さんとのデュエットについて話を伺った。

撮影／大山雅夫

――収録を終えた感想をお願いします。

関智一さん（サザキ 役）：作品を越えてのデュエットということで、自分としては初めての試みでした。どういう感じになるのかなと思いましたが、お互いに元気な役同士だったので、その共通点をうまく活かして楽しい曲ができたのではないかなと思います。

――歌詞も若々しくて元気な感じですね。

関さん：「くよくよしないで外へ飛び出そうぜ」みたいな感じですね。サザキもそうですし、たぶん伊藤くんの土浦もポジティブなキャラクターだと思うので。これから寒い季節になって落ち込むこともあるかもしれませんが、そんなときに明るくしてくれる、夏っぽい歌になりました。

――メロディを聴いたときのイメージはどうでしたか？

関さん：爽やかな風が吹いている、草原みたいなイメージ。自分の役も自由に空を飛びまわる種族のひとりなので、そういう意味でもイメージしやすかったです。空を飛びながらというか、風を感じました。

――『遙か』シリーズでキャラクターソングなどを歌っていますが、今回は作品を越えてのデュエット。曲に対して雰囲気の違いなどは感じましたか？

関さん：『遙か』の歌でもキャラクターによって曲の雰囲気がだいぶ違っていて、今回は『遙か４』のサザキとして歌っています。サザキの歌はいままで歌ってきた『遙か』シリーズ3作品にくらべて明るい感じというか、開放感のある曲調が多かったのでなじみやすかったです。（『遙か３』の源九郎義経など）以前のキャラは比較的重いバックボーンを背負っていて、ロックで明るい感じでもハードな雰囲気の曲が多かったので。

――この後に伊藤健太郎さんの収録がありますが、どんなデュエットになると思いますか？

関さん：知らない間柄でもありませんし、良いに決まっています。爽やかな曲調のわりには、ちょっと暑苦しい雰囲気で絡むんじゃないかと（笑）。熱風みたいな感じだと思います。

――気に入った、または印象に残ったフレーズは？

関さん：「太陽は照らすから」という今回の曲のサブタイトル。歌詞にも「太陽」が出てきます。いろいろ悩むことがあっても変わらぬ毎日というか、そこに必ずいてくれる。そういうことに気付くと、ちょっと安心しますよね。悩んでいるときは周りが真っ暗になった感じがしますけど、明日も必ず太陽は昇ってくると思うだけで、そのうち悩みも解決するんじゃないかなと。何かを失っても、またそこから始めていけばいいと思えるような。僕も似たようなことを考えてネガティブな考え方を断ち切ろうとしたりするので、共感できます。

――サザキから土浦へメッセージを送るとしたら？

関さん：「お前も飛べばいいじゃん、飛ぼうぜ！」。ライヴで一緒に歌うときは、ふたりでフライングしたいなと思っています（笑）。ステージの上から登場したいです。

――最後にファンの方へメッセージをお願いします。

関さん：作品を越えてというのも初めてなんですけど、ネオロマンスのカテゴリを外しても伊藤健太郎くんと一緒に歌うのは初めてなので、どんな雰囲気に仕上がるのか僕も楽しみです。CDを聴いていただいて、あとはライヴとかで伊藤くんは自分に課題を出してパフォーマンスをするみたいなので、僕も巻き込まれて一緒に何かやりたいなと。伊藤くんからの企画を楽しみに待っていますので、そちらも楽しみにしていてください。

撮影／大山雅夫

作品情報

【アルバム】スペシャルコラボ・ヴォーカル集 ネオロマンス・フレンズ

スペシャルコラボ・ヴォーカル集CD『ネオロマンス・フレンズ』
2009年10月14日発売予定
定価：3,150円（税込）
初回封入特典：チビキャラくりぬきシール

＜収録曲＞
1.「せーの！ ～太陽は照らすから～」※新曲
　　サザキ＆土浦梁太郎（遙かなる時空の中で４＆金色のコルダ）
2.「Hardest Squall」※Full ver.
　　エレンフリート（ネオ アンジェリーク）
3.「ブレないオレを見てくれ」※新曲
　　ユーイ（アンジェリーク）
4.「TRUE SAMURAI」
　　オスカー＆源 頼久（アンジェリーク＆遙かなる時空の中で）
5.「KALEIDOSCOPE」※新曲
　　月森蓮（金色のコルダ）
6.「Real Change」※新曲
　　エルンスト＆ベルナール（アンジェリーク＆ネオ アンジェリーク）
7.「神に背いた永遠の誓い」※新曲
　　風早（遙かなる時空の中で４）
8.「Promised Rainbow」15th ver.
9.「僕たちのAnniversary」15th ver.
10.「せーの！ ～太陽は照らすから～」（withサザキver.）
11.「せーの！ ～太陽は照らすから～」（with土浦梁太郎ver.）
12.「Real Change」（withエルンストver.）
13.「Real Change」（withベルナールver.）

＜出演者＞
堀内賢雄（オスカー）／岩田光央（ゼフェル）／杉田智和（フランシス）／浪川大輔（ユーイ）／森川智之（エルンスト）／三木眞一郎（源 頼久）／井上和彦（橘友雅、風早）／関智一（サザキ）／中原茂（藤原鷹通）／置鮎龍太郎（ナーサティヤ）／谷山紀章（月森蓮）／伊藤健太郎（土浦梁太郎）／森田成一（火原和樹）／内田夕夜（吉羅暁彦）／高橋広樹（レイン）／大川透（ニクス）／平川大輔（ベルナール）／入野自由（エレンフリート）／木村良平（ロシュ）

>>ネオロマンス公式サイト
>>ネオロマンス15th周年記念サイト

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