ドラマCDとキャラクターを例えるなら、○月の空模様！？その真意とは…？　ドラマCD「甘利先生の華麗なセミナー」からキャストコメント到着！！

　大人気漫画家・ねこ田米蔵先生のオリジナル企画ドラマCD「甘利先生の華麗なセミナー」が、2009年12月に発売される。

　この作品は、今、話題の婚活や恋愛に悩む男性たちが参加する自己啓発セミナーの模様を描いたコメディドラマ。セミナーのレッスンを通して、相談者の悩みはどのように解決されるのか、はたまた解決には至らないのか…最後まで、聞き逃せない展開の作品だ。

　今回、収録を終えたばかりの森田順平さん（甘利修司 役）、石田彰さん（蛯名真人 役）、鈴木裕斗さん（及川成瀬 役）、山口智大さん（石川 治 役）、中村悠一さん（高根秀作 役）、藤原啓治さん（中虫壁 一 役）、浪川大輔さん（真宮雄介 役）にインタビュー。作品やキャラクターについて色々と伺った。
　長丁場ながらもとても楽しい収録だったようで、インタビューにもその様子が滲み出ているぞ！

＜あらすじ＞
　舞台は、女性恐怖症・女性対面恐怖症の男性のための自己啓発セミナー。いろいろな悩みを持った男性たちが、救いを求めてセミナーに参加してレッスンを受ける。
　このレッスンにより、彼らは悩みを克服できたり、出来なかったり…逆に酷くなったり…？


――収録を終えての感想をお願い致します。

森田順平さん（甘利修司 役）：大変、楽しかったです！

石田彰さん（蛯名真人 役）：つつがなく終わってよかったなと思います。世の中には色々な職業で日々の生活の糧を得ようと頑張っている人がいるんだなということが分かりました。こういう仕事があるんですね～

鈴木裕斗さん（及川成瀬 役）：皆さん、キャラクターの個性が強くて、その個性を全面に押し出してきていているので、収録中、思わず何度も笑ってしまいそうになるくらい、本当に凄く楽しい収録でした。僕自身、初めて演じるようなタイプのキャラクターだったので、色々考えながら、でも楽しく演じさせて頂きました。

山口智大さん（石川 治 役）：治というキャラクターを結構自由に演じさせて頂けて、楽しかったです。他のキャラクターも結構こゆくて、この世界にいるのか分からないようなキャラクターもいましたが、本当に面白く最後まで笑って収録を終えることが出来ました。僕も婚活に困ったら、婚活セミナーに行ってみようと思います。

中村悠一さん（高根秀作 役）：長丁場だったのですが、テンポが凄くいい作品で本当に会話をして作り上げていくということが凄くて、僕としては弾けた役だったのですが、みなさんに引っ張って頂いて、楽しくあっという間に過ぎた収録だったなと思います。

藤原啓治さん（中虫壁 一 役）：5月の澄み切った空のようなさわやかな気持ちで満たされています。

浪川大輔さん（真宮雄介 役）：9月の雲がサッとなって…というのはどうでもいいんですけど（苦笑）、僕の演じたキャラクターは、嵐のようにパッと出て賑やかして、パッといなくなった印象がありました。ですが、甘利先生がちゃんと受け止めて聞いてくれたというのがクライアントとしては満足でした。ありがとうございました。


――演じられたキャラクターについて、どのようなキャラクターなのかお教え下さい。

森田さん：甘利修司は心理カウンセラーなのですが、非常に引っ込み思案の心理カウンセラーです。心理カウンセラーというのは本当は聞き上手なので、彼はもしかしたらぴったりなのかもしれないし、もしかしたら凄い切れ者のカウンセラーなのかもしれない。けれども、経営力はないし、蛯名君がいなければ何にも出来ないし…という感じの頼りなさみたいな所が、彼の魅力かなと思えるし、僕自身はB型なのですが、B型が嫌いという所もちょっと面白いかなという気もするし、微妙なこだわりを持ちながら、何故、本人は結婚しないのかなという疑問も感じながら、キャラクターを作ってみましたので、お楽しみ頂ければと思います。

石田さん：蛯名真人というキャラクターは、おそらく何も資格とか持っていないでしょうし、心理学の勉強とかしていなかったかもしれないので、甘利先生の所で事務とかをやっています。でも、その割には自分の所の経営に関して、あまり積極的というかまともな対応をしないんですよね。看板屋に喧嘩を売るだの、セミナーに来た人の話を立ち聞きしているだのって「いい大人が何をやっているのだろう」というような人です。
総じてこの作品に出てくる人は変な人ばかりなので、そんなに変さが目立たないだけで、一般社会に放り出したら本当に変なやつだと思います。そういう意味では、6月の梅雨空の晴れ間のような…今日は晴れてていい感じかなと思うけど、でも梅雨だから実はじとじとしているという、そういう空模様の人だと思います。

鈴木さん：及川は若いんですけど、仕事もちゃんと出来て空気も読めて、作品の中では割とまともな人なんじゃないかなと思います。ですが、結構言いたいことをずばずば言って、甘利先生を落ち込ませてしまったり、蛯名さんを毎回切れさせてしまったりとかしています。本人は分かっていてやっているのかな？という、ちゃっかりしているというか、考えて立ち振る舞っていると思います。作品の中では、結構突っ込み役なんじゃないかなと思います。

山口さん：治はただの子供だったんではないかと思っています。特に設定もなく、22歳であの現状というのがなかなか謎ではあるので、続編があれば問い詰めていきたいなと思っています。8月の空のようなキャラクターでした。

中村さん：僕がやらせて頂いたキャラクターは、ナルシストという体で来ているんですけど、キャラクターの維持は出来なくて…テンションが上がると怒ったりするんですよね。逆鱗に触れた時に怒ります。例えるならば7月のゲリラ雷雨のような人です。彼の将来的なことを見据えての女性との付き合い方ということを、相談しにくるキャラクターでした。

藤原さん：中虫壁は、何月の空がというキャラクターではありません。彼は一言で言えば熱帯雨林です。ハワイのカラリとした気候のような、僕のタイプとは対称的なキャラクターです。僕は爽やかさだけが取り得なので、僕とは好対照な人物だと思います。

浪川さん：真宮君はどこにでもいるようなキャラクターだということに、終わって気付かされました。だから演じやすかったのかなと思いましたけど、悩みとかなかったんだ～ということに気付きました。それこそが悩みなのかもしれませんけど、ああいう明るいキャラクターですし、自分もB型で、真宮君の気持ちもよく分かりました。
総括して言うならば真宮君というキャラクターは、金曜日の夕方のゲーセンみたいなキャラクターです。

中村さん：わかんない、どんなキャラクターだよ！

一同：笑

■ドラマCD「甘利先生の華麗なセミナー」　2009年12月23日発売予定

――今回のドラマCDの聞き所を教えて下さい。

森田さん：様々なキャラクターが、カリカチュアライズされたような感じで登場してきますが、男性の性格的なものが見事にちりばめられているような気がします。どこかにいるようなキャラクターだったり、聞いている方が「自分に似ているところがちょっとあるかも」とか「これはないだろう～こういう風にならないようにしないと」とか、自分とだぶらせたり、お友達にだぶらせてみたりしながら聞いてもらえると面白いかなと思います。

石田さん：昨今、世間で聞くことの多くなった婚活という言葉をキーワードにしたドラマCDです。日本人は、本当に流行に乗りやすい民族ですから、来年になったら婚活という言葉はなくなっているかもしれません。今、世間が何かにつけて婚活と組み合わせて何かやっていることに対して、それに携わってくるのがこんな変な人たちなんだよと、婚活を笑ってみるというのがこのドラマCDの狙いなんだと思います。
ですから、世の中のブームを笑い飛ばすというセンスを持っている人は聞いて頂きたいと思っています。

鈴木さん：色々な男性が出てきているので、女性に聞いて頂くと「こんな男の人と結婚したくないよ！」なんて思われてしまうかもしれませんし、男性の方には「俺もこんなことで悩んでいるよ！」という風に聞いて頂いて、婚活というものを、面白おかしく思ってもらえればいいなと思います。
発売が冬予定ということなので、真冬の雪のように、天からの贈り物のだと思って、皆さんの心にも楽しい気持ちが降り注ぎますように！

山口さん：ストーリーもとても面白いものになっていますし、婚活セミナーを受けに来た3人のキャラクターも、とても面白いキャラクターになっていますので、聞いて、素直に楽しんで頂けたらいいなと思います。

中村さん：3人の相談者が出てきて、色々とメチャメチャにするんですけど、第1弾でこれだけのパンチの効いたキャラクターが出てきて、これからこのCDを続巻していくのであれば、何が出るんだろう…と思いましたね。ハリウッドでもそうですけど、パート1がヒットしたあと、パート2は予算が増えていますから、もっとパンチが効くじゃないですか。で、更に…っていって、最終的に違うものになっちゃったりということがたまにあるので（苦笑）、この作品の第1弾で、これだけ濃く作っているので、皆さんに応援して頂いて、第2弾が出るということがあれば、更にパワーアップすると思います。
僕はもう出ないと思いますので、草葉の陰で見守らせて頂くんですけど（笑）、いちリスナーとして第2弾はどういう展開になるのかを楽しみにしたいので、第1弾を聞いて頂いて、応援して頂ければと思います。

藤原さん：皆さんのようなうまい説明は出来ないんですけど、手短にこの作品の聞き所を言うとするならば、ポップでキャッチー、アバンギャルドな中にもコンテンポラリーな風合いを兼ね備えた作品だろうと思っております。以上です。

一同：笑

浪川さん：あの後に喋りにくいんですけど（笑）えっと、聞き所は……勇気が出る！

中村さん：聞き所は勇気が出るって…（苦笑）

浪川さん：あ、それは聞いた結果だね。聞き所は…凄い頑張りましたので、頑張った所を聞いてほしいです。


――最後にファンへのメッセージをお願いします。

森田さん：どうぞお楽しみ下さい！

石田さん：是非、お馬鹿な人たちの、ドタバタを楽しんで頂ければと思います。

鈴木さん：皆さんも婚活に限らず色々と悩みがあると思いますが、甘利先生のような優しい人でもいいですし、色々な人に話しをして、ぶっちゃけて、カウンセリングに訪れる3人のようにどんどん悩みを開放していって下さい。3人も悩みがあるけれど、こんなに伸び伸びとして楽しく生きているので、皆さんもこのCDを聞いて、楽しく生きて下さい！

山口さん：正直、このCDを買って聞いて下さる方も「お前、誰？」という感じだと思うんですけど、新人の山口です。頑張らせて頂きましたので、是非、お聞き下さい。
作品共々、私、山口の応援を宜しくお願い致します。

中村さん：このドラマCDの宣伝コピーを見ても内容が全く分からないと思うんですよね。「勇者と魔王」というタイトルで出れば、勇者が魔王を倒すんだという風に大体想像がつくと思うんですけど、この作品は内容が全然分からない状態だと思うんです。だからこそ、勇気を出して踏み込んで頂ければ、明日からは、4月の素敵な天気のような気分になれると思います。
いい気分になれると思いますので、楽しんで下さい。

藤原さん：不器用なオイラだけど、聞いてくれた皆に言えることはただ一つ。「Thank you with a lot of love」…かな。

浪川さん：結婚する前の老若男女の方のバイブルになると思います。なので、このバイブルを持って、結婚して、同じのが2枚揃ったねなんて…（笑）。男性も女性も聞いてたみたいなね（笑）。
このドラマCDが、キューピッドになればいいなと思いますので、是非、聞いて下さい。宜しくお願いします。


■ドラマCD「甘利先生の華麗なセミナー」
2009年12月23日発売予定　3,150円（税込）　SPRM-0001
原作：ねこ田米蔵　オリジナル

発売元：フロンティアワークス
販売元：オデッサプロジェクト

＜キャスト＞
甘利修司：森田順平／蛯名真人：石田彰／高根秀作：中村悠一／中虫壁 一：藤原啓治／真宮雄介：浪川大輔／及川成瀬：鈴木裕斗／石川 治：山口智大

>>甘利先生の華麗なセミナー　公式サイト

(C)ねこ田米蔵