事件の捜査で訪れた神社で、ひと目惚れ…? ドラマCD『うちの巫女が言うことには』からキャストコメント到着!
原作・神奈木智、イラストレーター・穂波ゆきねの描く小説「うちの巫女が言うことには」(幻冬舎ルチル文庫)がドラマCD化され、現在、好評発売中だ。
麻績冬真は、警視庁捜査一課の刑事。連続殺人事件の被害者全員が同じおみくじを持っていたことから捜査のため、ある神社を訪れた。そこの参道で煙草を吸い、禰宜・咲坂葵に厳しく注意される。その最悪な出会いから二週間後、再び事件が起こり、麻績は葵の元へ。麻績は、なぜか自分には厳しい葵に次第に惹かれていき……。
と、刑事と禰宜(ねぎ)の2人がメインキャラクターになっており、今までのBLにはないカップリングなので、そんな2人のやり取りも聞き所の一つだ。
今回、前野智昭さん(麻績冬真 役)、武内健さん(咲坂葵 役)、梶裕貴さん(咲坂陽 役)、代永翼さん(咲坂木陰 役)、坪井智浩さん(矢吹信次 役)、野島裕史さん(蓜島蓮也 役)からのコメントをお届けしよう。
――収録の感想と、演じたキャラクターについて教えて下さい。
武内健さん(咲坂葵 役):葵は、過去に色々あって、感情を表に出すことがなかったというキャラクターだったのですが、麻績に出会って自分らしさを取り戻していくお話でした。今回は、お話の冒頭からすごく凹む台詞があって、「タバコを吸ってる人間は知性と常識が~」っていう(笑)喫煙者の肩身が狭いこの世の中で、喫煙者への言葉嬲りはなるべくやめていただけると嬉しいです(笑)しかも自分でその台詞を言うという(笑)。かなり、凹みました。
野島裕史さん(蓜島蓮也 役):これをきっかけに、禁煙は…
武内さん:すいません、それは無理です(笑)
前野智昭さん(麻績冬真 役):冬真は過去に妹が辛い目に会ったことをきっかけに刑事を目指したということで。彼自身はエリートで自信家でって所はあるんですが、それを鼻にかけているわけではなく、人の痛みがちゃんと分かる人だと思うので、そういう優しさをうまく出せたらいいなと思いながら、演じさせて頂きました。収録は、始まってしまったらあっという間だったんですけど、随所随所にお話の見せ所があって、非常に濃い内容だったんじゃないかなって思います。僕は煙草が嫌いなので、冒頭の台詞は、なるほどなって思いました(笑)
武内さん:えぇーーーーっ(泣)
前野さん:冗談です(笑)収録は、とても楽しかったです!
梶裕貴さん(咲坂陽 役):陽は、葵の弟ということだったんですが、弟なりに色々状況が変わっていく中で、一応場の空気を読んだりはしてましたけど、基本的には賑やかし的なポジションでした(笑)非常に楽しくやらせて頂きました。代永君と双子ということで、1つのマイクに一緒に入って収録していたんですけど、やってみたら思ってた以上に、隣から聞こえてくる声が自分の声と一緒で、すごいなーと思ったので、完成したCDを早く聴いてみたいです。どういう風に聞こえるのかなって、すごく楽しみです。
代永翼さん(咲坂木陰 役):木陰は陽と双子なんですけど、若干木陰の方が腹黒感があるというか(笑)しっかりはしていたんですが、等身大の中学生な感じで、本当にいそうだなって思える位可愛いキャラクターで、演じていて楽しかったです。梶君と一緒に双子役をやらせてもらうのが初めてだったので、最初は不安でドキドキしていたんですけど、始まるとホントに双子みたいにシンクロできて、とても楽しい収録でした。現場も、とても和気藹々した収録で、とてもいい雰囲気でやれたんじゃないかと思います。
坪井智浩さん(矢吹信次 役):今回麻績とコンビを組んでいる刑事役だったんですが、実際にそんなに捜査はしてないんですよね(笑)事件が解決したのも、蓜島さんの推理のおかげだったので、この人は刑事として優秀なのかはちょっとこの作品では分からなかったのですが、とりあえずいい人なんだろうなーって思います(笑)今回、35歳という一番年上の役だったんですが、みなさんそんなに声が低いおっさん系の方がいらっしゃらなかったので、そんなに僕おっさん声にはなってないかもしれないんですけど、相対的におっさんに聞こえるんじゃないかなって(笑)みなさんありがとうございました(笑)
野島さん:出演箇所はそこまで多くなかったので、少ない出番の中でどんなキャラクターなのか探ってみたんですけど、一見飄々としていていい加減そうに見せながら、こいつできる!みたいな人でした。あと、部下の使い方が上手いなって(笑)できるだけ飄々とした中で、知的な部分を出せたらなと思いながらやりました。収録自体は、楽しく出来るメンバーで、休憩中の雑談も楽しいし。ガヤもみんなでやったんですけど、異常に盛り上がって(笑)
坪井さん:あれ、殆どカットじゃねーかな(笑)
野島さん:ちょっと反省するくらいでした(笑)でもすごく楽しかったです!
――お勧めポイントは?
武内さん:ここ!というポイントは、聴いて頂いた方に決めて頂ければと思いますが、強いて言うなら、葵は余り感情を表に出さないタイプなので、一箇所泣いているシーンが、レアでお勧めかなって思います。後は、頑張ってくれた前野座長の、全てがお勧めかな!と。
前野さん:いえいえいえ、ほんと俺はいいです。
武内さん:そんなかんじです!(笑)
前野さん:全体的には沢山あるんですけど、敢えて挙げるとすれば、犯人が誰か分かって、その後その犯人と対決する所です。あそこのシーンが個人的には一番の盛り上がりだと思うので、凄く印象に残っています。
梶さん:葵兄さんの前と、それ以外の人の前での、違い。そして、双子のシンクロ。そして、居酒屋のガヤ(笑)
坪井さん:おい、そこかよ!
野島さん:聞こえないって(笑)
梶さん:この三点を注意して聴いてください!
代永さん:BLというジャンルなんですけど、ミステリー小説のようなハラハラドキドキした流れを聴いていただければと思います。力を入れた所は、梶君とやった双子のユニゾンです。シンクロっぷりを楽しんでいただけたらと思います。こういうのは、レアじゃないかなって思うので。
梶さん:何パーセントのシンクロ率か、判断してもらえたらいいよね。
代永さん:そうだね!
坪井さん:矢吹がなぜよっちゃんを、よっちゃんと呼ぶようになったのか(笑)裏を読んでその辺り聴いていただきたいですね。裏の、あるのかないのか分からない繋がりなんかをいろいろと妄想してほしいです。
野島さん:作品としてはサスペンスな感じ、ミステリーな雰囲気が出ていて、後半に向かって盛り上がる所が聴き所だと思います。あと、個人的に聴いていてお勧めだと思ったのは、ハイトーン双子のユニゾンですね。ユニゾンっぷりを僕も会得したいな。
梶さん:え、なんでですか!!?(笑)
代永さん:じゃ、次は三人ですかね。
野島さん:皆さんも練習してみてください!(笑)
一同:(笑)
梶さん:これ、なんのCDなんですか(笑)
――みなさんはこの制服が着てみたかった、というコスチュームはありますか? またコスプレの思い出などがもしあれば、教えてください。
武内さん:着てみたい制服ってのはないんですけど、学生の頃、チャイナドレスを着させられたことがあります。
一同:似合いそーーー!
武内さん:似合わないよ!むさいおっさんが着るもんじゃないですよ。
坪井さん:え、高校生でしょ!?
武内さん:いや、もうむさいですよ、高校生は。
野島さん:でも似合いそうだよー。うん、坪井さんより…、(坪井さんを見て)あ、坪井さんも似合いそうだな(笑)
坪井さん:え、おれ?(笑)
野島さん:あ、満更でもないみたいです。
一同:(笑)
前野さん:コスプレは、あまりしたことがない!です。イベントでそれっぽい格好をしたことはありますが、その時は新撰組のハッピを着たんですけど、事情があって完全には出来なかったんで、機会がありましたら完全なのを着てみたいなと思いました。
梶さん:代永君とラジオをしているんですけど、それの罰ゲームで、某アニメの某女子キャラクターのコスプレをやりました。罰ゲームって言う名目だったんで、そういう時じゃないと着れないなと思ったんで、着てみました。今ではいい思い出です(笑)
代永さん:梶君と一緒のラジオの罰ゲームで、緑のズラを被って、メイドの格好をしました。そのメイドの他にも、友達に和風のゴスロリとかを着せられたこともあります。なぜか、全部女装なんですけど(笑)
坪井さん:僕は基本的に女の子がコスプレしてるのを愛でたいんで(笑)
一同:それはそうだなー。
坪井さん:男は、してもそんなに楽しくないし、やるなら顔や体系までそっくりにしてくれたらいいんだけど(笑)どうせやるなら、着ぐるみのほうがいいな!最近、アイ○ンマンという映画をみて、あれのボディスーツが着てみたいと思いました。
野島さん:舞台をやっていた時期に、衣装を色々着たんで、それがコスプレといえば、コスプレかな。警察官の制服を着たことがあったんですけど、気分がシャキッとしました。コスチューム効果って強いなって、すごく思いましたね。
――ファンの方へのメッセージをお願いします。
武内さん:神主、巫女物が好きな方も、刑事ものが好きな方も、恋愛物が好きな方も、楽しめる作品だと思いますので、是非聴いて、楽しんで下さい。
前野さん:刑事ものって事で、凄くハラハラする内容でした。その後、葵と冬真の二人はどうなったのかとか、矢吹さんはどうなったのかとか、サイドストーリー的なものが展開するといいなって思いますので、応援よろしくお願いします。
梶さん:設定も、キャラクターも、色々な要素が詰まっている作品だったので、前野君も言ってましたけど、物語の間とかその後とか、想像してみてもらうのも面白いかなと思いますので、是非何回も聴いて楽しんで下さい。
代永さん:収録をしていてもそうだったんですが、とてもハラハラドキドキする作品ですので、恋愛物でもミステリー物としてでも、いろんな所で楽しんで頂けると思います。とにかく、前野座長が頑張ってくれたので!
一同:お、そこで出てきたか!(笑)
前野さん:だから、俺はいいってー。
代永さん:みんなでいい作品を作ろうって気持ちが沢山詰まった作品なので、是非楽しんでください。
坪井さん:僕は、次回作に目を向けてみたいと思うのですが(笑)「うちの矢吹が言うことには」をどこかに書いて頂けるとすごい嬉しいなって。ブックレットでも、次巻の巻末でも、なんでもいいので、どこかで見たいです。蓜島さんもそこでは活躍する予定ですので(笑)次は刑事っぽいところをちょこっとでも見れるといいなーって思います。ファンのみなさんは、神奈木先生にリクエスとしていただければと思います。
野島さん:この作品の、刑事と禰宜の組み合わせって珍しいなって思って。今まで僕は聞いた事がなかったので、注目どころですし、先ほどから出てますように、ハラハラドキドキの展開です。最初台本を読み始めたときの想像を越える、大きな展開だったので、非常に楽しかったです。みなさん、お楽しみに!
■ドラマCD『うちの巫女が言うことには』
好評発売中 3,000円(税込)
発売・販売:フィフスアベニュー
ブックレットに書き下ろしショートノベル掲載!
<キャスト>
麻績冬真:前野智昭
咲坂葵:武内健
咲坂陽:梶裕貴
咲坂木陰:代永翼
矢吹信次:坪井智浩
蓜島蓮也:野島裕史
(C)神奈木智/幻冬舎コミックス