超大作のドラマCD続編が発売決定! ドラマCD『FLESH&BLOOD 7』から、福山潤さん、諏訪部順一さん、小西克幸さん、大川透さん、岸尾だいすけさんのコメントを大ボリュームでお届け!
プリマスに帰ったら、初めての一夜を共にする……ジェフリーとの暗黙の約束を胸に秘め、ようやく母港に帰還した海斗たち。いよいよ近づく時に緊張する海斗に、ジェフリーはある物を手渡す。それは、なくしたと思っていた、大切な親友・和哉の写真だった――。
「ごめん、和哉。たとえ帰り方がわかったとしても、もう二度と戻らない」
決意した海斗は、遂にジェフリーに抱かれるが……?
大航海時代のイングランドに突如タイムスリップしてしまった現代高校生の主人公を巡る、陰謀と冒険。海斗の活躍と心の成長、海賊船船長・ジェフリーとの時代を超えた恋……。
松岡なつき原作、徳間書店「キャラ文庫」で大人気の海洋ラブ・ロマン『FLESH&BLOOD』のドラマCD続編が発売決定!海斗とジェフリーの関係が劇的に変化するドラマCD第7巻は、文庫7巻の内容を2枚組で収録。また、更に続編として、ドラマCD第8巻は2010年2月24日発売予定、ドラマCD第9巻は2010年4月21日発売予定だ。
先日、ドラマCD第7巻の収録が行われたが、収録現場にてキャスト陣よりコメントを頂いたので、ご紹介しよう。
――収録のご感想と、ドラマCD第3期シリーズ開始に向けてコメントをお願いします。
福山潤さん(海斗役):第1シリーズから第2シリーズが始まるまでに約2年間が空き、その間に続編出るのかなぁ…という話を大川さんとした覚えがあります。第3シリーズは良いペースで演じさせて頂くことが出来まして嬉しいです。この第3シリーズの幕開けとしては、次回のスペイン編で、今までずっと苦渋をなめさせられ、肩身の狭い思いをして、いつかこの憂き身を晴らしてやろうと、地道に頑張ってきたビセンテの千載一遇のチャンスになります。
一番最初のに海斗を助けたのに敵だと思われて報われないビセンテですが、ビセンテ好きの僕としては、今後、ぜひともスペインの中で印象を挽回していただきたいと思っております。そうなってくると、海斗は大変なんですが(苦笑)。
諏訪部順一さん(ジェフリー役):この作品は、長く関わらせていただいているだけでなく、物語もキャラクターも非常に気に入っているので、引き続きジェフリーを演じられることをありがたく思っております。
新しいシリーズが制作されるという話を聞いた時は、本当に嬉しかったですね。
小西克幸さん(ナイジェル役):ありがたいし嬉しいですね。この作品が好きなので、演じられることが嬉しいです。今回は、今までで一番喋ってるんじゃないかなと思います。
船中のことが書かれているので、会話から皆が普段、船で何をしているのかとか、新たな関係性が見えてきたりと、船のシーンからスタートで第3シリーズの幕開けにはいいんじゃないかなと思います。新しい人や重要な人が出てきましたからね!今後どうなっていくのか楽しみです。
現代からやってきた未来人がまだいることに驚きました。その未来人が今後カイトにどんな影響を与えていくのか楽しみです。あと、岸尾はどうなるんだろう…(笑)
大川透さん(ビセンテ役):久しぶりに剣をとり、冷酷な感じにばっさりいきましたね。これまでが内憂外患なお話でしたから、やっと本来の冷徹な感じが垣間見えてちょっと嬉しかったです。
岸尾だいすけさん(森崎和哉役):現実世界の方にいる和哉にとっても、海斗がいなくなってからは激動の期間でして、どんどん荒んでいくのも理解できます。それでも、頭のいい子なんだというのが端々でわかりますね。そして……もう第3期シーズンなんですね……。もう少し出番が欲しいです(笑)。こういう取材をお受けしても、なかなかお答えできる事が少ないのも、寂しいですしね(笑)。スピンオフで、和哉の家族愛と友情を描いたストーリーがあると嬉しいなぁ!なんて思います。
――ついに動きがあった海斗とジェフリーの関係はどう思われますか?
福山さん:プラトニックのままなんてことはありえないですからね。押しの一手は有効なんだなと思いました。海斗にとって、ジェフリーは全然恋愛対象ではないところから、守られて徐々に接近して、自分の気持ちに気付いていく様子を、長い時間をかけて描いてくださっていたので、行為というよりも、『この世界に残る』と言う気持ちと、ジェフリーと一緒に過ごしていくという決意を固めたという、ひとつの形だと思います。
和哉との絡みからもそこが分かります。ジェフリーに身を委ねるというのは、彼自身の変化ではなくて、ある意味、『この世界で生きていくんだ』という、少年から独り立ちした人間に向かう第一歩だったのかなと感じます。だから、すごくほほえましく受け止めております。
諏訪部さん:ジェフリーの海斗への気持ちはすでに出来上がっていたので、気負うことなく演じました。特に新しく気持ちを作り直したりということはなく。とても自然だったように思います。
――第7巻ラストシーンの展開のご感想をお願いします。
福山さん:ナイジェルも間が悪いですね(笑)。血眼になって探して、見つけ出したら猪突猛進しそうですよね。
自分が守りきれなかっただけじゃなくて、ここでこんなことに……っていう。挙句の果てに、海斗を逃がしたはずが戻ってきちゃうのは、自分の命を助けるために連れ去られてしまうなんて、海斗は罪作りだなと思います。その時の状況を、ナイジェルがジェフリーにどう伝えるのか……っていうのが、次の巻での楽しみの1つですね。
『海斗』っていう存在が仲間の1人として、すごく大事な存在になっているグローリア号の面々にとって、このことがどのように受け止められて、どのように動いていくのかというのも今後の楽しみの1つです。
諏訪部さん:原作を未読で、ドラマCDで作品を追いかけている方は、「エ~ッ!ここで!?」という感じになるのでは?あまりの急展開に、ジェフリー目線になっている自分も、「えー!?」って思いました(笑)
小西さん:ナイジェルはちょっとポカをやってしまったので、なんとも言えないですね。甘いひと時に浸っていたら、敵に見つかるという本当に最低な……そりゃ、ジェフリーに怒られるのも納得です。想いを遂げるというか……多分、カイトと2人で丘に行った時はデート気分だったんですよ。きっとナイジェルは、ちょっとニコニコしながら「花が~♪」「あー、ごめんごめん。」とか言ってたら、敵に囲まれたっていうノリなんだと思います。
でも、自分の想いを伝えられるところもあったので、よかった半分、やっちゃった半分ですかね。
大川さん:展開をある程度は知っていましたが、素直に海斗を連れて行くことは出来ないとは思ってました。
ビセンテは何度も拉致を企み、その度にできなかったので、今回のように海斗が自分からついてくるようにしないと、無理なんだろうなと。
――第8~9巻へ向けての意気込みとファンの皆様へメッセージをお願いします。
福山さん:スペイン編に入ることで僕としては、スペイン語がなければいいなぁと思っております(笑)。
様々な経験をさせてくれるFLESH&BLOODも、CD第1巻発売から4年が過ぎました。最初は『壮大な物語だね』と言っていたのが、もう『大河ドラマだよ』というぐらいのところまで来ました。細部まで表現する作品には中々めぐり合えないので、この出会いは本当に貴重でありがたく思っています。この物語がどういう決着をつけるのかすごく楽しみなのと共に、終わりまでちゃんと付き添って、最後まで演じきりたいなぁと思います。
その中でも今回のスペイン編は、激動の章であり、待ち臨んだ三つ巴になるところの始まりですので、今後どのような展開になるかお楽しみに。
諏訪部さん:このシリーズの台本は、毎回とても難易度が高く、下読みだけでも結構苦労します。しかしこの先、ちょっとセリフが減ってしまうかも……出番も減ってしまうかも……と思うと、ちょっと複雑な心境です(笑)。
これからも大切に演じていきたいと思っておりますので、シリーズを継続してお楽しみくださっている方も、新規で入られた方も、ぜひとも宜しくお願いします。
小西さん:新しいシリーズが始まりまして、とんでもないことになっております。原作を読んで展開を知っている方もいるかとは思いますが、何が待ち受けていても許してください(笑)。
大川さん:ビセンテの出番はほんのちょっとですが、次巻に繋ぐ意味で、今回はとても嬉しいお話でした。次回は本当に頑張りたいと思います。楽しみにしていてください。
CD■「ルボー・サウンドコレクション ドラマCD FLESH&BLOOD 7」
2009年12月23日発売予定 5,040円(税込)
初回封入特典:オリジナルしおり
FLESH&BLOOD 7~9巻全巻購入応募特典:松岡なつき書き下ろしオリジナル小説(予定)
アニメイト連動購入特典:スペシャルCD(予定)
<キャスト>
海斗:福山潤
ジェフリー:諏訪部順一
ナイジェル:小西克幸
ビセンテ:大川透
レオ:宮田幸季
森崎和哉:岸尾だいすけ ほか
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