「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)きゃらくたぁCD」レコーディングレポート!藤村歩さん、岡本信彦さん、豊崎愛生さん、豊口めぐみさんのSPトーク&キャラクターソングを収録!
2009年11月24日、都内スタジオにて「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)きゃらくたぁCD」(2009年12月29日発売)の収録が行われた。『聖剣の刀鍛冶』とは、原作・三浦勇雄氏、イラスト・屡那氏の同名ファンタジー小説(MF文庫J)をアニメ化したもので、現在、AT-X、チバテレビ他で放映中だ。
独立交易都市ハウスマンの騎士・セシリーを中心に、無愛想だが聖剣を作り出そうとする刀鍛冶・ルークや、そのルークの助手で、実は悪魔という3歳の女の子・リサ、見た目は美しい女性だが、正体は「魔剣」というアリア等、個性的なキャラクターが活躍している。
今回のアルバムには、藤村歩さん(セシリー役)、岡本信彦さん(ルーク役)、豊崎愛生さん(リサ役)、豊口めぐみさん(アリア役)が出演。ラジオ形式のトークや、白熱のゲームコーナーを展開し、セシリー、リサ、アリアがキャラクターソングを熱唱している。
この日は、トーク&ゲームパートが収録され、予定時間を大幅に過ぎるほどの盛り上がりをみせていたぞ。藤村さん曰く「結構、素でしゃべっているので、それを楽しんでもらえたらと思います(笑)」とのことだ。
今回は、収録を終えたばかりの役者陣に、突撃インタビューを行ったので、その時の模様をお伝えしよう!
●ゲームコーナーでは、みんなの素が全開!?
――今回、トークパートを収録されましたが、どんな感じだったのでしょうか?
藤村歩さん(セシリー役):一つ一つのゲームが難しくて、結構、素でポンポンしゃべってたりします(笑)。逆にそれを楽しんでもらえたらなって思いますね。いつもは、愛生ちゃんと豊口姉さんがラジオ『ブラスミラジオ とよとよ!』をやっているんですが、今回は、私と岡本君がラジオ形式でお迎えするという形だったんです。アニメのアフレコはもう最後まで終わっているので、再びそれぞれの役を交えつつ、4人でガッツリとしゃべったのは、すごく楽しかったですね。まだまだ終わりたくないなーって想いが、更に強くなりました。
岡本信彦さん(ルーク役):僕らが聴いてもこの現場ホントに楽しかったなって、思えるものになっているので、皆さんにもその雰囲気が伝わればいいなと思います。ゲームのほうは、意外と接戦(?)だったんですよね。……次、頑張りたいです(笑)。
豊口めぐみさん(アリア役):2人(藤村さんと岡本さん)は進行をしながら、ゲームでも、頭を使わなきゃいけなかったから、大変そうでしたね。結構、突発的に何かを言わなきゃいけないことが多かったので、私達の作ってない“素”っていうのが相当出ていると思います!自分もてんやわんやだったので(笑)、出来上がりを聴くのが楽しみです。
豊崎愛生さん(リサ役):ホントに、楽しくワイワイできました。そんなに時間は経ってないんですが、アフレコ現場ってこんなだったなっていうのを思い出しましたね。トークテーマが「絆」ということで、私達が気が合ってるか合ってないか、聴いていただけたら分かると思います(笑)。それに、4人で楽しんでしゃべっている様子っていうのが、しっかり感じていただけるCDになっています。皆さんも、収録現場に来たような、一緒に遊んでいるような気持ちで、聴いていただけたら嬉しいと思います。
●アフレコを終えて想うこと
――アニメ本編のアフレコはもう終了したそうですが、そちらは終わってみてのご感想は?
藤村さん:ホントにセシリーとして駆け抜けたなって印象ですね。これから彼女はもっともっと成長していくぞっていう、未来に向けての可能性みたいなものを、この1クールでみせられたらいいなって感じで終わりました。まだまだ、物語は続いていくぞって感じで私は演じていたので、今は、もっともっとセシリーと成長したいとか、そういう気持ちが加速しています。
岡本さん:僕も、まだまだ演じたいっていうのが本音です。最終回に向かって、セシリーの熱さに押されて、驚きながらも、だんだんとみんなの関係が深まっていくんですが、やっとスタートラインに立ったぐらいの感じです。原作のストーリーもまだまだあるので、もっとやっていきたいなっという気持ちでいっぱいです。
豊口さん:勿論アニメは、一つの物語として完結はしているんですけども、序章だなっていう気がしましたね。原作も続いていることですし、あとは皆さんの応援次第かなと(笑)。
豊崎さん:リサは最初、ルークや周りに気をつかって、笑って、敬語を使っていたんですが、最終回に向かっていくにつれて、自分はこうしたいっていう台詞が増えてきたんです。それがすごく嬉しかったですね。それと、元々泣き虫な子で、悲しくてぐちゃぐちゃになって泣いちゃっていうシーンが多かったんですが、ルーク達に色んな言葉をかけられて、嬉しい涙に変わっていったのは、演じていて楽しかったです。また、リサを演じたいです。
●3人娘がキャラソングを収録!
――では、今回のCDには、キャラクターソングも収録されていますが、それぞれの感想をお願いします。
藤村さん:セシリーの歌「I don't stop」は、最初はすごい熱く燃えるような歌なのかなって思っていたら、実はすごく青空の中を駆けていくような爽やかな歌でした。でも、それはそれでセシリーなのかなって思います。戦ってる時のセシリーは、火を噴かんばかりの勢いですが、普段の彼女は、やっぱり普通の女の子で、照れたりもするし、そういうギャップがあるのも魅力ですね。今回の歌はなんか可愛らしく、でも意思の強さがあるっていうイメージで歌いました。全体的に、前に進んで行く、立ち上がって行こう、っていう前向きな歌詞なので、それをサビに向けて、どんどん盛り上げていって、セシリーが未来に向かって駆けて行くようなイメージで歌いました。是非、皆さんも頭の中にセシリーを思い浮かべながら、聴いてくれたらなと思います。
豊口さん:アリアの「friend ~ひとりじゃないから~」は、「ひとりじゃないよ」って、ふんわり優しく包み込む感じの歌です。最初に自分がイメージしていたよりも、もっと大人っぽくと指示を受けました。どういう仕上がりになっているでしょうか!?
豊崎さん:まだ、レコーディングが終わっていないんですが、超絶可愛らしい歌になっています!「エプロンDAYS」は、リサらしいというか、リサの可愛らしい部分を前面に出していただいていて、ちょこちょこちょこちょこ小鳥がさえずってるような歌って感じなんです。劇中でも、リサが小鳥としゃべっているシーンがあったので、そんなリサを思い浮かべながら歌いたいと思っています。
――今回、ルークの歌は収録されませんでしたが、岡本さんとしてはどんな歌を歌いたかったですか?
岡本さん:ルークは結構抑え目に演じているので、歌になったら相当低い感じで歌わないといけないと思うんです。だから、ルークの歌を作っていただく際は、ラップのような感じで!念仏みたいになるかもしれないですけども、それもありかなと。是非是非お願いします(笑)。
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