芸術館前や庁舎前など、ロケーションは独特! “コみケッとスペシャル5in水戸”のコスプレイヤーさんを特集! PART1
2010年3月21日~22日、茨城県・水戸にて、“コみケッとスペシャル5in水戸”が開催された。毎年夏冬に有明で開催されているコミケだが、今回は東京を飛び出して水戸が会場の特別編で、コミケでまちおこし、地域振興が目的となっている。
同人誌即売会を中心としたイベントだが、今やコミケに欠かせないものといえばコスプレ! というわけで、水戸コミケに参加したコスプレイヤーさんたちを紹介しよう。水戸コミケでは、ふたつのコスプレ広場が開放されており、ひとつはメイン会場に隣接した芸術館前広場で、水戸芸術館の中庭で芝生に囲まれ、ステージや噴水などもある、ちょっと雰囲気の違うコスプレ広場。少し離れたところにあったのが三の丸庁舎広場会場で、こちらは図書館など公的施設が集うエリアの広場。歴史ある三の丸庁舎や、隣接した梅林などが背景に写りこむ、野外感のある会場だ。三の丸庁舎では飲食物の販売が行なわれており、中でも「ハム焼き」「豚ドッグ」を販売する露店が大人気で、行列が絶えないほど。コスプレイヤーさんが地元店舗のフードを芝生のベンチで楽しむような景色も見られた。
水戸で開催されたコミケだが、地元・水戸のコスプレイヤーも数多く参加。県内でコスプレイベントはあるものの、水戸での開催は珍しいということで、水戸コミケ開催は非常に嬉しいイベントだったよう。普段東京などに遠征しているという人や、初めてのコスプレだという声も多く聞かれた。逆に東京からお祭り気分で遠征しているコスプレイヤーも数多く、中には「水戸なので、『宇宙海賊“ミト”の大冒険』のコスプレをしに来ました」という気合の入った参加者もいたほど。普段のコミケに比べると広々としたスペースに余裕のある環境だったこともあり、普段東京コミケでは認められていない長物(刀など)も安全な範囲で認められており、水戸コミケならではの衣装も見られた。風が強く少し肌寒い天候ではあったが天気は快晴で、参加者は時間いっぱい、コスプレや撮影を楽しんでいた。
<取材・文:中里キリ>
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