アルバム『冬花火』を発売する氷青さんよりセルフライナーノーツが到着!
声優としては『君が主で執事が俺で』朱子役や『シスタープリンセス』白雪役など様々な役で知られ、2004年からは歌手としても活動する氷青さんが、アルバム『冬花火』を、2010年4月21日に発売する。
この発売を記念して、5月9日14時からタワーレコード渋谷店4Fフロア特設ステージでのミニライブ・サイン会も開催。ミニライブは入場フリーで、同CD購入者には握手会参加券が配布されるとのことだ。
氷青さんはアルバム発売にあたり、「本当に沢山の人に助けていただき、丁寧に丁寧に育み、完成した初アルバムです。どうもありがとうございます。皆さんの心の奥に、届きますように」とコメントしている。今回、『冬花火』に収録される楽曲について、氷青さん自身によるライナーノートが到着したので紹介しよう。
●氷青さん『冬花火』オフィシャルコメント
1「冬花火」
この曲のデモを気に入っていただき、ゲーム『真剣で私に恋しなさい!』のエンディング曲になっています。…一人でしっかり歩くには、まだ心の傷の痛みが癒えていない、ツラい時期の心情を歌っています。やはり、悲しい時・しんどい時は、「泣いて泣いて泣く」しかないのだと、そう思います。また歩くためにも…。
2「向日葵」
長く歌っている懐かしい曲です。アルバムの中で唯一、一人称が「僕」と男性視点です。既に遠い記憶…穏やかな気持ちで過去を振り返る事が出来るだけの時を経た想い出。別アレンジもされている曲ですが、今回は、どことなく無国籍な楽器編成になり、イタリアや地中海を思わせる温度を感じます。
3「ピアノ」
数年前にこの曲と出会い、歌詞を書かせていただきました。都会の秋の曲、なかなか気に入っています。ピアノを生かしたアレンジとフルートが印象的。殆ど生楽器で録りましたが、音が重なっていく度に、命が吹き込まれて行くようでした。女性からも人気のある曲です。
4「ホントノキモチ」
唯一、作詞作曲に関わっていませんが、一途な揺れない熱い想いがしっかりと伝わる歌詞や、明るめな曲調も好きです。…それにしても、こんなに愛されたら…、メンズは幸せですね。
5「眠れる森」
『最終神話戦争イデアオペラ』というドラマCDの曲です。エヴァとパンドラ、二役をやらせていただいていて、イデアオペラの世界観で書いた曲なので、少し他の曲とは異色です。神秘的でしょう? 森や月、自然を感じて下さい。テーマソング『幾千の夜を超えて』も作詞をし、歌っていますので、是非ドラマと合わせてお聴きください。
6『SUMMER RAIN』
どことなく懐かしいポップスや歌謡曲を思い出させる曲調。ライブでも人気が高く、「ライブ1曲目はこの曲!」というのが、最近のお決まりになりつつあります。CD化を望む声も多かったので、ついに!という感じで嬉しいです。…サックスソロが切なくて、泣いているように聴こえませんか?
7『青い風』
私が作詞作曲した曲なのですが、こんなにお洒落なアレンジになるとは思っていなくて驚いた曲です。とても爽やかで、初夏の涼しげな空気や、甘酸っぱい心の動きとも合っていて、お気に入りです。実は友人(♀)がモデルです(内緒)。
8「あなたがいなくて」
あまり難しい言葉を選ばず、素直に書いた曲です。大失恋の曲ですが、ひたむきな歌詞のせいか、男性からも人気がある曲です。生のストリングスが、切ない歌詞を引き立てていて、本当に素敵! アレンジも気に入っています。
「冬花火」/氷青
2010年4月21日発売
2,310円(税込)
発売元:5pb.
>>5pb.Records
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