海外版『仮面ライダー龍騎』――『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』が“逆輸入”で人気に!吹替を担当した声優陣によるスペシャルイベントが大開催!
『仮面ライダー龍騎』がアメリカでリメイクされ話題を呼んだ『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』。日本でも放映が開始され、ついにDVD-BOXが発売。今回は"初回生産限定版BOX1"購入者を招待して、吹き替えの声優陣から、主人公キット・テイラー(仮面ライダードラゴンナイト)役の鈴木達央さん、レン(仮面ライダーウイングナイト)役の松田悟志さん、ドリュー・ランシング(仮面ライダートルク)役の遊佐浩二さん、JTC(仮面ライダーストライク)役の杉田智和さんに加え、白倉伸一郎プロデューサー(東映)、武部直美プロデューサー(東映)によるトークイベントが行われた。
スタートはキャスト4人によるトークから。あらかじめ募集した質問に4人が答えてくれるコーナー。
「演じられたライダーのここは直したほうがいいと思うところは?」という質問に、「キッドは多すぎるんだよね……」と鈴木さんは困り顔。松田さんは「バイクを乗りつけるシーンで、フルフェイスのシールドをあけると、中から真っ黒いサングラスが現れて……」と思わず突っ込んでしまったという。杉田さん、遊佐さんからの切りかえしや突っ込みにも会話は弾み、最初から4人の息の合った掛け合いで会場を沸かせた。
映像コーナーへと移ると東映の白倉P、武部Pも加わり『龍騎』、『ドラゴンナイト』を見比べながらのトークが続く。4人が担当するライダーの変身シーンもそれぞれ上映されると、鈴木さんからは「やっぱり“変身!”って言いたかった」(吹き替えでは原音に近い英語で“KAMEN RIDER”と発音)と、仮面ライダーファンとしての思い入れの感じるコメントが。また両作でレン(秋山蓮)を演じる松田さんは当時の懐かしい本人映像に苦笑を漏らしつつ客席からは歓声が上がっていた。
続いてチーム対抗ゲームコーナーは来場者全員を巻き込んでのゲーム大会に。これには次のジャンケン大会への出場権が賭かっていると聞かされると2チームに分けられた客席側も闘志に火がついた。あげられた札によりそれぞれ“ドラゴン”、“ナイト”、“KAMEN RIDER”と間違えずに言うというのだが、キャストの厄介な上げ方によりも来場者の優秀さが上回る。鈴木さんの“KAMEN RIDER”の発音のこだわりに見事に応えつつ、松田さんのスピード勝負や杉田さんのタイミングを計らせない独特なふりに、両チームともに大奮闘、甲乙付け難い勝敗にキャストらを唸らせた。続いてのジャンケン大会はそんな来場者の健闘ぶりからか勝者チームだけが参加する予定だったところへ「最後と言うことで、みなさんで参加しませんか?」と遊佐さんの声が。急遽全員参加になるという嬉しい一幕もありながら盛況のうちに最後はキャストの挨拶で締めくくられた。
「先輩後輩の垣根を越えて総合力としてドラゴンナイトが出来ているのではないかと思います。ぜひBOX2でも活躍するライダーたちの戦いを見ていただければと思います」(鈴木)。
小ネタを挟んでいつもながらの杉田ワールドを広げる杉田さん、それに鈴木さん、松田さん、遊佐さんの絶妙な突っ込みと掛け合いで、終始笑いの絶えないステージとなった。
龍騎から大胆なアレンジで生まれ変わった『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』。BOX2は2010年9月21日発売予定。
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