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『海月姫』でジジ様が夢中になるオジサマとして地井武男さんが登場

TVアニメ『海月姫』でジジ様が夢中になるオジサマとして、地井武男さんが本人役で登場!

 2010年10月14日(木)より毎週木曜24:45フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送がスタートするTVアニメ『海月姫』。
 今回、主人公の月海とともに天水館に住む“尼~ず”の一人ジジ様(CV:能登麻美子)が憧れる素敵なオジサマとして、地井武男さんが本人役で登場することが決定した。

 ジジ様は、“尼~ず”の中でも一見大人しそうだが、枯れた男性の魅力を語らせたら止まらない筋金入りの「枯れ専」。普段の会話では、和物ヲタクの千絵子(CV:斉藤貴美子)や三国志マニアのまやや(CV.岡村明美)に発言を遮られがちなジジ様だが、彼女の地井武男さんへの深い愛は作中の細かい部分にも描写。彼女の部屋やちょっとした持ち物にも、雑誌の切り抜きや写真入りの映画のチラシなどが潜んでいるので、番組を見てチェックしてみよう!


<地井武男さんコメント>

 これまでにも、俳優としてドラマに出演するだけでなく、「ちい散歩」のような紀行番組をやったり、劇場アニメーション『きかんしゃ やえもん』の声をやったり、比較的いろんなことをやってきましたが、今回のような取り組みは初めてですね。登場キャラクターの"“ジジ様”が憧れる存在ということで、「僕でいいのかな?」とも思いましたが、どんな風になるのか、楽しみにしています。

 最初にこのお話と一緒に原作漫画を見せてもらった時は、まず、主人公の月海たちが暮らしている「天水館」に目が行きました。今風のワンルームで仕切られた新しいマンションではなく、木造りの、僕らが子どもの頃の家の雰囲気に近い建物ですよね。歩くとギシギシするような廊下だったり、模様の入ったガラスの飾り窓だったり。中庭なんかもあって、全く違う職業や趣味の人が集まっていても、隣の部屋の人が何をやっていてどういう人なのかも分かるし、ちゃんとコミュニケーションを取って、どこか家族のように暮らすことができるような場所。学生の時こんな下宿があったら良かったなあ、と思うアパートです。こういった、“昭和のにおい”のする世界観は僕が好きなこととも共通する部分ですね。

 一方、この作品に登場するキャラクターをはじめ、今の日本の若い子たちのファッションやカルチャーは、僕には理解できないような部分もあります。赤ちゃんの頭巾のような帽子を被ったり、カボチャのように膨らんだブルマのようなものを穿いたり。自分たちの時代は、服装に関して「こうしなきゃいけない」といういろんな規則みたいなことがあったから。でも、今みたいに「こうしちゃいけない」というルールが無いからこそ、自由な発想で新しいファッションをどんどん考えていけるのかも知れませんね。作品の中でも女の子たちがクラゲのドレスを作ったりしているけど、日本の若い女の子たちのファッションが、世界に通用する文化の一つとして海外でも注目されている様子をみると、大したもんだなあ、と感心しますね。

 今回、若い人たちが同世代の人たちに向けて作るものに自分が入ることで、また新しい何かが見えてきたらいいなあ、と思います。

>>TVアニメ『海月姫』公式サイト


ジジ様(CV:能登麻美子)

ジジ様(CV:能登麻美子)

地井武男さん

地井武男さん

(C)東村アキコ・講談社/海月姫製作委員会
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