『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)episode 2』劇場イベント上映レポート!
“宇宙世紀”を愛するガンダムファンの支持をうけるOVAシリーズ『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』。“シャアの再来”と言われるフル・フロンタルの満を持しての登場を引っさげて『episode2「赤い彗星」』がいよいよ10月30日より、全国8館にて2週間限定での劇場イベント上映を開始。初日には新宿ピカデリーで舞台挨拶が行われた。
舞台に登場したのは古橋一浩監督、原作の福井晴敏氏、バナージ・リンクス役の内山昴輝さん、そしてフル・フロンタル役の池田秀一さんの4人。
アフレコに立ち会ったという福井さんは「(池田さんの)第一声を聞いた時に思わず笑ってしまったんですね。あまりにも思ったとおりの音がきこえてきたんで。本当に池田さんが最初にやられたシャアのころから何も変わってなく感無量でした」とその感想を語ってくれた。
内山さんは「三話もいろいろ盛りだくさんの内容だし、『UC』はバナージの成長物語の側面があると思うんですね。だからバナージに合わせて自分も成長しているというのを表現しなきゃいけないと思うので、その点は頑張らなければなと思っています」とepisode3への意気込みを見せてくれた。
アフレコに臨んだ際の気持ちを尋ねられた池田さんは、「30年経ってまたこのフル・フロンタルというキャラクターに出会えて光栄です」とコメント。そんな池田さんとの共演について内山さんは「伸び伸びとやらせていただけてよかったです」、対し池田さんは「内山君はたいへん素晴らしくて、怖いなと思いました。この才能はひょっとすると危険なので、シャアだったら抹殺する可能性もあります(笑)」と会場を沸かせてくれた。
古橋監督は公開を迎えた気持ちを「一話も大変で二話も大変だったんですけど、今やっている三話ももっと大変だったりします。まずは出来上がったものに関しては肩の荷が下りたと思いますので、それに関しては安心しました」とコメント。実はこの日も次編に向け徹夜明けだったということだが、束の間のこの安心感はひとしおかもしれない。
尚、今作もepisode1と同様にPlaystation@Storeでの有料配信も同時スタート、そして上映館内でのBlu-ray限定版の販売が行われた。DVD、Blu-rayの一般販売は11月12日から。
『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) episode2「赤い彗星」』
DVD 5,040円(税込)/Blu-ray Disc 6,090円(税込)
発売日:2010年11月12日
発売・販売元:バンダイビジュアル
【初回特典】カトキハジメ描き下ろし特製スリーブ
【毎回封入特典】16P 特製ブックレット
【毎回映像特典】第1話ダイジェスト 第1話PV集 他
>>『機動戦士ガンダムUC』 公式サイト