『おとめ妖怪 ざくろ』連続企画その2☆今 千秋監督に質問!「“素敵要素”満載の華々しさを目指しました!」
月刊コミックバーズ(幻冬舎コミックス)で連載中の星野リリィ氏のコミック『おとめ妖怪 ざくろ』が、この秋からTVアニメ化。現在好評放送中だ。この『おとめ妖怪 ざくろ』をより一層面白く鑑賞してもらうべく、アニメイトTVではスタッフ&キャストに連続取材!第2回は今千秋監督に聞きました!
――『おとめ妖怪 ざくろ』原作の第1印象と、どうアニメ化しようと思われたかをお聞かせください。
今監督(以下今):原作は絵と言葉やセリフの使い方がとても素敵だったので、その「素敵要素」を活かしつつ、アニメではアニメなりの長谷川さんの素敵な絵で「動くざくろ」の華々しさを目指しました。
――大正時代を思わせる衣装や背景、「半妖」など独特のキャラクターなど、映像表現の部分でこだわった部分はどこでしょうか?
今:時代は明治、大正の素敵な時代風景を程よくミックスしてます。この時代設定(大正ロマン的な)と着物にレースという衣装は乙女心にかなりツボだったので楽しくやらせてもらいました。
――妖怪と人間の共存しながらも対立してる状況など、結構"重い部分"もありましたが、ドラマ作りの部分で重要視したのはどこでしょうか?
今:ざくろとざくろに魅かれていく総角のきゅんきゅんな心情を丁寧に表現できればと思いました。重い部分では愛情が分かりやすく見えるのでグっと心をえぐる様な画になるよう頑張りました。
――アニメ版を振り返って「良くできた!」という部分と、「もっと描きたかった」なと思う部分をお教えください。
今:原作がまだ終わっていない中で進行したシナリオ打ち合せでしたが、ライターの岡田さんの最高な構成力で最高なアニメのラストが出来ました!!で、まだ最終回の作業はこれからなので(汗) やり残したことはまだ無いです(?)
――改めて『おとめ妖怪 ざくろ』を振り返って、制作しての感想はいかがでしたか?
今:楽しかったです!最終回近辺は泣けます!!是非最後まで見てください!!!宜しくお願いします!!
作画の美しさに毎回魅了される『おとめ妖怪 ざくろ』。DVD第1巻の発売も11月24日と間近に迫った。完全生産限定版と通常版が同時発売。完全生産限定版は本編DVD+特典DVDの2枚組。特典DVDにはオリジナルピクチャードラマと8/28の『キャラホビイベント』の映像ダイジェストが収録されるほか、特典として、星野リリィ氏の書き下ろしコミック&描き下ろし三方背BOX、エンディングピンナップ2枚セット、イベントチケット先行抽選申込券が付いてくる。また限定版&通常版の共通特典として長谷川眞也氏の描き下ろしイラスト、ジュエルケース仕様となっている。番組やグッズ等の詳細・最新情報は公式サイトをチェック!
<STORY>
人間と妖人が共存する世、月の暦から太陽の暦へ改暦され、文明開化の時代-。
妖人たちが起こす不可解な事件を解決するため、陸軍の軍人と妖人(=妖怪)が集められ、新たな省庁“妖人省”が設立されることになった。召集されたのは、半妖と呼ばれる人間の形をした妖人の少女たち、西王母桃(ざくろ)、薄蛍(すすきほたる)、鬼灯(ほおずき)、雪洞(ぼんぼり)の4人。一方、帝国陸軍からやってきたのは、少尉3名。総角 景(あげまき けい)、芳野蔓 利劔(よしのかずら りけん)、花桐 丸竜(はなきり がんりゅう)であった。風変わりな妖人たちに、凸凹な陸軍少尉と半妖たち7人が繰り広げる可憐な戦いはいかに…!?
いざ妖々と物語の幕はあがる!
>>『おとめ妖怪 ざくろ』アニメ公式サイト
>>テレビ東京・あにてれ おとめ妖怪 ざくろ