ドラマCD「神さまのいない日曜日」アフレコ収録後の、豊崎愛生さん、浪川大輔さん、後藤邑子さん、能登麻美子さん、藤原啓治さんによるコメントが到着!
『ファンタジア文庫(富士見書房刊)』第21回ファンタジア大賞<大賞>受賞作である小説『神さまのいない日曜日』のドラマCDが2010年12月29日に発売される。ドラマCDでは豊崎愛生さん、浪川大輔さん、後藤邑子さん、能登麻美子さん、藤原啓治さん出演で、原作1巻の内容を、作品の雰囲気そのままに音声化。
今回、ショップ別特典や通販限定盤など発売前から盛り上がりを見せる同作品から、先日行われたアフレコ収録に出演したキャスト陣よりコメントが到着したので紹介しよう。CD発売まで待てない人はコメントを読んでメインヒロインのアイ(CV:豊崎愛生)の愛されっぷりに注目だ。そのほか、詳細についてはドラマCD特集ページをチェック!
――収録を終えられての感想をお願いします。
豊崎愛生さん(アイ役):とても心が震えた収録でした。アイとしておしゃべりするのが、痛くて、哀しくて、でも、すごくあたたかくもあって…。アイと一緒にたくさん考え、たくさん涙を流した時間でした。
浪川大輔さん(ハンプニー役):台本を読んでいる段階からボリュームに驚かされました。無事終えられたことにほっとしています。こんなにもセリフの多い役はなかなか出会えないのではないのでしょうか。
後藤邑子さん(ハナ役):とても心を揺さぶられる小説だったのですが、そこに共演者の演技が加わったことで、思わず泣かされる場面が多くて大変でした。すごく疲れたけど、すごく楽しかったです。
能登麻美子さん(スカー役):ひきこまれる世界観でした。キャラクターも一人ひとりがとても魅力的で、それぞれの人物に思い入れを持つことができました。仕上がりが楽しみです!!
藤原啓治さん(ユリー役):世界観のはかり方が難しかったのですが、共演の声優さんたちとのお芝居によって、不安もなく楽しく演じさせていただきました。
――作品の魅力や、今回のドラマCDの聴きどころ、お勧めのポイント等についてお願いします。
豊崎さん:人間のあたたかさに、ふわっと触れられるような作品です。“人間らしく生きる”って、どういうことか、優しい気持ちで考えさせられるお話です。
浪川さん:ファンタジーでありつつ、とても心情に訴えかけるような、少し切なさもある――そんな素敵なお話でした。
後藤さん:シビアで残酷な世界の中で、登場人物たちがそれぞれ悲しみを背負いながらもタフに優しく生きていて、そのドラマに感動します。死にたがっていた人が死にたくないと思う瞬間は素敵です。
能登さん:冒頭のアイちゃんのナレーションがとても好きです!! この作品の雰囲気や世界観も掴むことができるオススメのポイントです!
藤原さん:アイ役の豊崎愛生ちゃんの熱演が素晴らしかったです。
――演じられたキャラクターの魅力についてお願いします。
豊崎さん:アイは、素直で、まっすぐで、賢い女の子です。自分の時間を一生懸命生きている姿に、愛らしさやいじらしさを感じていただけるよう、大切に演じさせていただきました。
浪川さん:(ハンプニーは)一見、何者か分からない。何を考えているかも分からない。そんな謎の多いキャラクターなのですが、ラストの怒涛の展開では「なるほど」と思っていただけるかと思います。あと……顔がいい(笑)。
後藤さん:母親役をやるのは初めてで最初は不安もあったんですが、いざ娘と会話すると切なくて愛しくてちょっと泣きそうになりました。自分の中に眠りまくっていた母性を目覚めさせてくれたこの作品とアイに感謝です。
能登さん:原作にある人物描写から、常に微笑んでいる慈愛の塊のようなイメージを強く持ってやらせていただいたのですが、この人(スカー)の魅力というのは、どこがどう…というより存在自体なのかな…と思います。セリフや皆との関わり方を見ても。
藤原さん:ユリーはちょっと間抜けなところもありつつ、人間味に溢れるキャラクターで、演じていて楽しかったです。見た目もステキだ!
――お気に入りのキャラクターについて、その理由とあわせてひと言ずつお願いします。
豊崎さん:“壊れ”てしまった人たち。ヒコも村人も、墓守として壊れたと言われているお母さんも。
浪川さん:ヒコ。濃い。味わい深い。
後藤さん:アイ。ギャグとシリアスの混ざり具合が絶妙。この世界の救いです。
能登さん:アイちゃんです!!とにかく可愛い。母になりたいと思っちゃいます(笑)。
藤原さん:アイですねー。ピュアなとこがナイス。
――最後に、ファンの皆様へメッセージをお願いします。
豊崎さん:『神さまのいない日曜日』をお手に取って下さり、ありがとうございます。大切な人のことを想いながら聴いて下さい。きっと最後は、心の中に“あたたかい何か”が残ると信じています。
浪川さん:ゆったりと落ち着いて聴いていただけると、すっと心に染み入るドラマになっていると思います。ボリューム満点になっていますので、是非胸もいっぱいになっていただけると嬉しいです。
後藤さん:楽しんで下さいと気軽に言える作品ではないですが、聞き終わったら確実に何かが心に残る物語です。笑って泣いて揺さぶられて下さい。あと、うちの娘可愛いやろ。
能登さん:原作ファンの方にも、このドラマCDからお知りになった方にも、皆さんに楽しんで聴いて頂けたら嬉しいです。この不思議な世界にたっぷりと浸って下さい。
藤原さん:小説の魅力に負けないように頑張りました。CDと共に小説も是非よろしく!
ドラマCD「神さまのいない日曜日」
2010年12月29日発売予定
価格:3,675円(税込) 【2枚組】
初回特典:B2告知ポスター
CD-EXTRA特典:壁紙、オリジナルクロック、ドラマCD台本の3点を収録予定
店舗特典/アニメイト、アニブロゲーマーズ特典:複製サイン入りブロマイド
※別絵柄のイラスト使用。サインは豊崎さんと浪川さんの寄せ書きデザイン。
【限定盤】
限定盤をマリン・エンタテインメント通信販売で予約受付中。
価格:4,500円(税込)
限定盤特典:オリジナルテレホンカード、入江君人氏書き下ろし小説掲載小冊子、B2ポスター
※ 小冊子の小説では「アイとハンプニーが過ごした<満月の夜>の一コマ」が描かれる。
<キャスト>
アイ:豊崎愛生
ハンプニー:浪川大輔
ハナ:後藤邑子
スカー:能登麻美子
ユリー:藤原啓治
ほか
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