「『王子様(笑)シリーズ』読み語りCD ~君に捧ぐ物語~ 第2集」の収録現場より、「いばら姫」の王子様役・小野坂昌也さん&従者役・竹本英史さんからコメントが到着!
「『王子様(笑)シリーズ』読み語りCD ~君に捧ぐ物語~ 第2集」の収録現場より、アニメイト特典CDに登場する、自分設定持ちのガチなゲーマー「いばら姫」の王子様を演じた小野坂昌也さん、ステータスは普通、でもいい奴……「従者」役の竹本英史さんから収録後のコメントを頂きました!!
――「王子様(笑)シリーズ 読み語りCD第2集」特典CDの収録を終えての感想をお願いします。
竹本:二人とも今まで通りでしたね。
小野坂:はい。
竹本:特になんという変化もなく、いつも通りというか、2回目でしたけど今回もどうでしたか? 楽しかったですか? 楽しくなかったですか?
小野坂:いや、どっちかというと楽しくはないですよね。
竹本:何でですか?
小野坂:もうちょっと遊びたい感じがしました。
竹本:そうですね。やっぱりモンスター的なものが欲しいですよね。
小野坂:はい、つまらなかったです。戦いたかったです。俺、戦いたかったよ!(笑)
竹本:僕も前回の収録終わりで、「俺も戦わせてくれよ」って言ったはずなんですけど。
小野坂:ホントだ。パーティーに入れてくれって言ってた。
竹本:言ってました。なのに、そういう僕の要望は一切考慮されなかったですね。だからまだ、前後半でいう前半が終わったくらいの感じですかね。
小野坂:今度戦いに行くCDが出るとしたら何と戦いたいですか?
竹本:そうですねー。やっぱりあの、ミノタウルス系のやつと……。
小野坂:あ、そうなんだ。ドラゴンじゃなくて?
竹本:ドラゴンはまだ僕には早いので(笑)
小野坂:控えめー(笑)
竹本:基本的に、うちの王子様達のパーティーってあんまり後方支援が期待出来なさそうですよね。
小野坂:そうですね。俺は魔法剣士ですからね。
竹本:なので、ある程度のレベルの敵からやっていきたいなと思ってます。
小野坂:俺めちゃくちゃ強いんだよ。
竹本:でも僕、一番強い人にただついて行って、後ろで経験値を貰うっていう生き方は、僕の中の眠れる勇者が許さないわけですよ。
小野坂:そうだよね。
竹本:だから、最初はキマイラくらいからやりましょうかね。次回はそこからやりましょう。
小野坂:キマイラいって、四神獣にいこう。朱雀とか玄武とか。
竹本:いいですねー。でも……キマイラから四神獣って、ちょっとレベルが一気に上がったんじゃないですか?
小野坂:四神倒した後は、麒麟だ。
竹本:それってもうほぼクライマックスレベルまでいってるじゃないですか(笑)でも麒麟の角は欲しいですよね。
小野坂:うん。
竹本:今回はそういうのはなかったですけども、今回のはあくまでもさわりということで。次はがっつり僕らの勇者っぷりを見せたいですね!
小野坂:雲の上に行くもんね。
竹本:飛行船に乗って、雲の上のステージ行きます? いいですねー。
小野坂:「出た! 四神だ! 玄武からだ!」ドンドーン「ものすごい防御力だー!」みたいな。
竹本:そうですね。
小野坂:「ただ、俺のヤリは突き通――――す!」って。ずっぱーんっていったら、頭から尻尾までズバーーーーーン!っていっちゃうからね。
竹本:「げ、玄武――!!」って青龍が叫ぶっていうね。
小野坂:青龍が、「もうワシは許さんぞー! クィーーーー!」っていうときに、横から手に持ってる玉をパッキーーーン!って割ったら、「ヒャアーーーーーー!」って(笑)
竹本:えー、青龍の玉はシーフで俺に盗ませてくださいよ。
小野坂:あ、それいいですね。
竹本:「スッ……」って。
小野坂:「はっ、玉は……」って言ってるところを俺が「バッサーーー!!」ですよ。俺の雷神剣で。
竹本:いいですね。それやりましょうよ。――以上です(笑)
――今回は、王子様と従者の立場が逆転するというお話で、竹本さんも王子様の立場になって演じて頂いているのですが、どんな気持ちで演じられましたか?
竹本:えー、特に立場が逆転したとは思っていません。お芝居を聴いて頂ければわかると思うのですが、完全に立場はいつも通りです。適材適所っていうことですよね。やっぱり、夢見たって現実は入ってきますよ。
小野坂:全然敬われてなかったもんね。
竹本:全然ですよ(笑)深層心理として、従者は常に王子様に対する恐怖感を持っているんですよ。やっぱりそういった深い心理をえぐった芝居を今回は出来たんじゃないかと思って、すごく手ごたえがありますね。
小野坂:手ごたえあったんだ。
一同:(笑)
――小野坂さんは逆にどのような気持ちで従者を演じられましたか?
小野坂:僕は従者でしたけど、常に気持ちは上でしたから。でも、鬼をネズミにして倒したところがやりやすかったです。
竹本:そうですね。あれは従者とか王子様とか完全に関係ないですもんね。勇者ですから(笑)
――ファンの皆様へのメッセージをお願いします。
竹本:ファンの皆さんに、「いばら姫」の王子様と従者のパーティーに何を倒してほしいかというご意見ご要望を頂きたいですね。「あたしを倒して欲しい!」みたいなね。
小野坂:いいですね。さささささーっと。
竹本:さささささーは、やめてください。
小野坂:エクスカリバーーーー!!
竹本:さささー、からの、エクスカリバーはやめなさい(笑)
――読み語りCD第2集の収録を終えての感想をお願いします。
竹本:魔神も本編で言っていたんですが、「いいように使われてないか?」ってセリフがありまして、魔神と僕って同じ立場なんだなーと思いました。なので、魔神については他人だとは思えないですね。
――今回のCDで印象に残ったシーンはありますか?
竹本:今回の「王子様(笑)シリーズ」読み語りCDは、意外と原作からストーリーがブレずにいってるなと思いました。
――おとぎ話や昔話に対して、つっこみたくなるようなものはありますか?
竹本:一番不思議なのは「竹取物語」ですよね。竹の中から金銀財宝が出てくるってどういうことだって感じですよね。その前に、竹の中に赤ちゃんを入れてるって、月の人たちの感覚がわからないですよね。
小野坂:でもフシとフシの間だから、雨は当たらないからね。
竹本:でも息も出来ないですよ。
小野坂:竹は植物だから空気を通すんじゃないかな……。
竹本:……じゃあ特に疑問はございません。
一同:(笑)
「王子様(笑)シリーズ」読み語りCD ~君に捧ぐ物語~ 第2集
2011年1月26日発売予定
定価:2,100円(税込)
発売元・販売元:フロンティアワークス
<キャスト>
「アラジンと不思議なランプ」の王子様 : 宮野真守
「竹取物語」の王子様 : 置鮎龍太郎
「源氏物語」の王子様 : 吉野裕行
従者 : 竹本英史
<概要>
「アラジンと不思議なランプ」の王子様、「竹取物語」の王子様、「源氏物語」の王子様の3人が、自分たちが登場する世界的に有名なおとぎ話を朗読する3編とキャストトークを収録。
第1集以上にきついツッコミ・ダメ出しが飛び交う(!?)、ある意味禁断の内容でお届けするCDです。
※本作は、あくまでおとぎ話をリスペクトしたシリーズです。
<アニイメト特典>
王子様たちの告白&ミニドラマ「従者様と眠れる森」&キャストコメントCD
出演:
●王子様たちの告白
「アラジンと不思議なランプ」の王子様:宮野真守
「竹取物語」の王子様:置鮎龍太郎
「源氏物語」の王子様:吉野裕行
●ミニドラマ「従者様と眠れる森」
「いばら姫」の王子様:小野坂昌也
従者:竹本英史
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