『アンジェリーク』に新展開! 「ネオロマンス スターライト・クリスマス2010」1日目昼の部をレポート
コーエーテクモの女性向け恋愛コンテンツ「ネオロマンス」シリーズのスペシャルイベント「ネオロマンス スターライト・クリスマス2010」が、2010年12月4日、5日にパシフィコ横浜 国立大ホールにて開催された。
1日目となる12月4日昼の部では、堀内賢雄さん、真殿光昭さん、立木文彦さん、井上和彦さん、関智一さん、鳥海浩輔さん、伊藤健太郎さん、石川英郎さん、日野聡さん、平川大輔さん、緑川光さん、野島健児さんの総勢12名が出演。
ライブドラマやキャラクターソングライヴ、愛のメッセージという構成で、「愛の奇跡」をテーマにクリスマスの季節ならではのロマンティックな演出で贈る今回のステージ。さらに2011年より新たな展開を迎える『アンジェリーク』シリーズの新作タイトルも発表され、ファンの注目を集めていた。
●『アンジェリーク』シリーズの新作タイトルを発表!
『アンジェリーク』をフィーチャーしたコーナーでは、スペシャルゲストに岩田光央さんを迎え、堀内賢雄さん、立木文彦さん、真殿光昭さんとともに新作タイトル『ラブラブ・天使様 ~アンジェリーク~』の発表が行なわれた。
SNSの恋愛ソーシャルゲームとして2011年春に開始される今作では、これまでの世界観やキャラクターの設定を一新。「弁護士」のオスカーや「医者」のフランシスなど、守護聖たちが現代のセレブとして登場し、プレイヤーは“希望の天使”となって世界を駆け巡りながらセレブたちとゴージャスな恋愛を楽しめる内容になるという。
「セレブになって女性と恋をして、これからどんな展開になっていくのか楽しみ」と語る堀内さん。また主人公の秘書として、プレイヤーをサポートする新キャラクター「桜川 柾(さくらがわ・まさき)」(CV.福田賢二さん)が公開され、イベントでは真殿さん演じるチャーリーからのスペシャルメッセージも。
●イベント限定ミニドラマで『戦国アンジェリーク』を紹介
さらに「コミックビーズログ キュン!」(エンターブレイン刊)にて連載中の『戦国アンジェリーク』のミニドラマが披露され、伊達・オスカー・政宗、片倉・ヴィクトール・小十郎、呂宋・チャーリー・助左衛門、豊臣・ゼフェル・秀吉に加え、サザキ、大伴道臣、衛藤桐也の3人が、豊臣方の「七本槍」こと“福島・サザキ・正則”、“片桐・ミチオミ・且元”、“加藤・キリヤ・清正”としてゲスト参加。
またオトメイトとコラボレーションした新作『アンジェリーク 魔恋の六騎士』のアナウンスもあり、2011年からこれまでにない展開でファンを楽しませてくれそうな『アンジェリーク』。最後は「やっとこういった形で『アンジェリーク』が動き始めることになり、とっても嬉しいです。皆さんの前で僕らがいきいきと表現できることを楽しみにしています」という岩田さんのメッセージでコーナーを締めくくった。
●名作を題材にした聖夜のスペシャル・ドラマコーナー
イベントのメインとなるライブドラマは、英国の文豪ディケンズの名作『クリスマス・キャロル』を題材に、3人の聖霊がネオロマンスのキャラクターたちに愛の奇跡を起こすというストーリー。クリスマス・イブの夜、閑散としたオフィスで仕事に追われるベルナール(平川大輔さん)。大切な人に会いに行くのをあきらめようとする彼の元に、第1の聖霊(緑川光さん)の声が聞こえてくる。『ネオ アンジェリーク』から始まった奇跡は、やどりぎ伝説に基づく愛のメッセージ「Xmas Kiss・Kiss・Kiss」をはさんで『遙かなる時空の中で4』の中つ国へ。
現代世界でのクリスマスについて風早(井上和彦さん)から説明を受けたサザキ(関智一さん)と道臣(鳥海浩輔さん)は、姫に喜んでもらうためにクリスマス・ツリーを再現しようと材料集めに奮闘中。そんな2人を見て自分の立場と姫への想いに揺れる風早に、第2の聖霊(日野聡さん)から素敵な贈り物が……。そしてネオロマンス版『クリスマス・キャロル』は、井上さんによる「終わらないクリスマス」のライヴで後半へ続くことになった。
●「愛のキャンドル・トーク」が爆笑のアドリブ合戦に!?
堀内賢雄さん、関智一さん、緑川光さん、野島健児さん、日野聡さん、伊藤健太郎さんがステージに並んだ「愛のキャンドル・トーク」では、オスカーたちが“あの星空を見てごらん”のフレーズに続けて次々と愛の告白を。ロマンティックな雰囲気と甘いささやきにうっとりとするはずが、堀内さんの「あの星空を見てごらん。真ん中に天の川、その横に緑川……」のギャグで笑いを巻き起こす。そこから次々とキャスト陣がアドリブを繰り出すことになり、会場は爆笑の渦に。
新曲「Ceremony は永遠に」を披露した平川さんがトップを飾り、笑顔と歓声に包まれたライヴコーナーのあとは、『アンジェリーク』が舞台のスペシャル・ドラマ後半が展開された。アルカディアで催される“聖なる祭り”の日。プレゼントを選びにきたチャーリー(真殿さん)は、同じく聖天使を訪ねるため買い物にきたオスカー(堀内さん)とヴィクトール(立木さん)に出会う。忙しく星々をめぐる彼女にも息抜きが必要と、祭りに誘うことを話す3人。だがいつになく沈んだ様子のオスカーは、愛する人への想いに迷っていた。そこへ第3の聖霊(伊藤さん)の奇跡が。
そして聖なる夜が愛に満ち溢れるように、最後の奇跡を起こした聖霊たち。その代償は「愛する人に自分の気持ちを伝えること」。ステージにはオスカーたちとともに風早、道臣、サザキ、ベルナールが再び登場し、全員それぞれに愛の言葉を伝えてドラマは大団円となった。
エンディングは出演者全員で歌う「クリスマスの街角にて」。アンコールは「Promised Rainbow」を会場中で合唱し、甘いロマンスに彩られたイベントは終幕した。
<TEXT:川口みどり>
>>ネオロマンス公式サイト
>>『ラブラブ・天使様 ~アンジェリーク~』公式サイト
イラスト/双葉はづき