Vシネマ『仮面ライダーアクセル』&『仮面ライダーエターナル』完成記念イベントでキャスト陣にインタビュー
2009年9月から2010年8月まで全国テレビ朝日系にて放送され人気を博した『仮面ライダーW』が、『仮面ライダーアクセル』と『仮面ライダーエターナル』の2つのVシネマとなって帰ってきた!『仮面ライダーアクセル』はWと共に戦った風都のもう一人の仮面ライダー、アクセル=照井竜の物語。そして『仮面ライダーエターナル』は風都史上最悪の犯罪者と言われた男の意外な過去が明らかになる仮面ライダーエターナル=大道克己の物語となっている。2月27日にはこの2作のVシネマの完成を記念して中野サンプラザにてスペシャルイベントが開催された。チケットは即日完売となり、本作の人気の高さを実証。今回は豪華なイベント出演者のみなさんから『仮面ライダーアクセル』と『仮面ライダーエターナル』についてのお話を伺った。
取材に応じてくれたのは『仮面ライダーアクセル』に仮面ライダーアクセル/照井竜役で主演する木ノ本嶺浩さん、鳴海亜樹子役の山本ひかるさん、葛木葵役の滝裕可里さん、刃野刑事役のなだぎ武さん、真倉俊役の中川真吾さん。また、『仮面ライダーエターナル』からは仮面ライダーエターナル/大道克己役の松岡充さん、泉京水役の須藤元気さん、ミーナ役の高梨 臨さん、羽原レイカ役の八代みなせさん、堂本剛三役の中村浩二さん。
――TV番組終了後、今回のVシネマの製作決定を聞かれた時のお気持ちをお聞かせください。ゲストヒロインのお二人は、出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。まずはアクセル編の出演者のみなさん、お願いします。
木ノ本:亜樹子と結婚した竜のその後が描かれるということで、すごく興味深いと思いました。こうして主役としてスピンオフ作品を作っていただけてとにかくうれしく、また自分のなかでこれが代表作と言っていいくらいの完成度の高い作品となりました。
山本:アクセル編、エターナル編が決まって、ファンの方々とお会いする機会も増えましたし、こうやってみなさんに見ていただけることとなりうれしく思いました。
滝:仮面ライダーという日本国民なら誰でも知っている作品の世界の一員になれるということで、本当にうれしかったです。撮影が終わるまでずっと楽しかったという記憶しかないくらい、楽しませていただきました。
なだぎ:1つの役を1年通してやったのはこの役が初めてだったので、TVシリーズが終わってしまって寂しいなと思っていた矢先に、Vシネマのお話を聞きまた刃野刑事役を演じることができると思いうれしくなりました。また、坂本監督に「ぜひ私のアクションシーンを」と希望したところ入れていただけて、私も才能があるのですぐに監督の指示で動くことができました(笑)
中川:最初にお話を頂いたときは、またこの『仮面ライダーW』のチームで作品を作り上げることができると思いうれしくなりました。すごく愛着がある役ですし、チームもすごく愛があります。個人的に真倉は相変わらず真倉ですが、そういう意味でも最後まで真倉らしくやらせていただけて、うれしいの一言です。
――ではエターナル編のみなさんお願いします。
松岡:今回アクセル編もエターナル編も、まさかまさかの実現となりました。敵役の仮面ライダーがスピンオフ作品の主役になるのも今までなかったことで、奇跡のような話ですが必然でこうなったのだと思っています。エターナル編はそれぞれの世界でそれぞれのポジションを確立した人々が1つになって仮面ライダーという作品を作るという新しい試みだと思っています。これからも新しいことができるかもしれませんし、これをきっかけに新しいことをスタートできたらいいなと思っています。
須藤:このお話を頂いたときは「またメモリースティックが僕の下半身に突き刺さるのか」と思ったと同時に「嫌いじゃないわ」とつぶやきました(笑)下半身までVシネマになりましたね。1つ残念なのは、アクセル編同様エターナル編は私と克己ちゃんが結婚する話だと思っていたのに、全く違いましたね。絡みがちょっと少なかったのが残念かな(笑)
高梨:私は2年前に1年間『シンケンジャー』で出演させていただいてたんですが、こんなに早くまた特撮の世界に呼んでいただいて、びっくりしましたが帰ってこられたことがとてもうれしかったです。今回は変身する人でもなく新しい役で参加できました。素手のアクションなどにも挑戦できてうれしかったです。
八代:劇場版のときにできたらいいなと思っていたことが早い段階で実現できてうれしかったです。敵役ですがたくさんの方に愛していただけて、大事にしていきたいと私も思いました。
中村:スタッフのみなさんはもちろんキャストのみなさんも温かく、気持ちのいい現場でした。またこのスタッフのみなさんとやれることがうれしくて、聞いたその足でトレーニングしにいきました(笑)「よし、やったぞ」という気持ちになりましたね。
――それでは今回の作品の見どころと、この作品にかけた思いを松岡さんと木ノ本さんお聞かせください。
松岡:「仮面ライダーと侮るなかれ」という感じです。もちろん仮面ライダーファンの方にも期待していただきたいですし、今まで仮面ライダーにアンテナを立てなかった方にも通用する作品となっています。ヒューマンドラマがしっかりと作られていて、穴がない納得のいく作品です。涙なくしては見られませんし、最後は絶対に笑顔になれると思います。
木ノ本:『仮面ライダーW』という完成された作品の世界の中から生まれた新しい物語ということで、Wが好きな方にも楽しんでいただけますし、今まで仮面ライダーになかったものを詰め込んだ新しい作品にもなっています。「仮面ライダーってこんなことができるんだ」と思っていただけるような、新しい歴史を作ることができました。最後には「良いものを観たな」と感じていただける作品になっていると思います。
この日2公演行われたイベントでは、『仮面ライダーアクセル』の本編初上映のほか、『仮面ライダーエターナル』の一部映像公開、ミニキャラクターショーやキャストトークショーが行われ、盛り上がりをみせた。なお、『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル』と『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル』のDVDレンタル、発売情報は以下をチェック!
<取材・文:福島 槙子>
『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル』
4月8日(金)DVDレンタル開始
4月21日(木)DVD&BD発売
価格:DVD4,725円(税込) BD5,775円(税込)
発売:東映ビデオ
『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル』
7月8日(金) DVDレンタル開始
7月21日(木)DVD&BD発売
価格:DVD4,725円(税込) BD:5,775円(税込)
発売:東映ビデオ
主題歌:『cod-E ~Eの暗号~』/SOPHIA
>>仮面ライダーW RETURNS公式サイト