マンガと音で楽しさ二倍!『東京自転車少女。』がミニドラマ付属で連載開始――というわけで出演の竹達彩奈さん、寿美菜子さんにインタビュー!
先日都内にて『東京自転車少女。』のアフレコが行われ、島野いるか役・竹達彩奈さんと加藤さん役・寿美菜子さんが収録後にインタビューに応えてくれた。
『東京自転車少女。』はわだぺん。氏原作の漫画で、3月12日に新創刊された『月刊コミック アース・スター』にて連載が開始、と同時に付録としてミニドラマ化されることとなった。主人公は東京に憧れ離島からやってきた島野いるか。転入先の高校で“自転車で東京を巡る”部活に入部し、一癖も二癖もある仲間と“見たことのない東京”を探すことに。“東京”ד自転車”ד少女”の部活ライフコメディだ。今回のミニドラマでは、原作第1話と第2話の間にあたる1.5話を収録とのこと。第1話を読んだら次は音で楽しめるというわけだ。作品に期待を高めつつまずはこちら、出演者のお二人のコメントをチェック!
――アフレコを終えての感想をお聞かせください
竹達彩奈さん(島野いるか役):とても楽しくやらせていただきました。いるかちゃんはすごく天真爛漫で、なんというかおまぬけな感じのほんわりとした明るい子だったので、元気いっぱいにやらせていただいて楽しかったです。
寿美菜子さん(加藤さん役):今回の収録は二人っきりでのアフレコですごく新鮮でした。二人でずっとしゃべっていくのになかなかかみ合わない感じで、加藤さん的にも私的にも熱くなった収録だったなと思います。
――それぞれのキャラクターの印象を教えてください
竹達さん:田舎っ子な、のんびりした子だなと思いました。本当に天真爛漫で、クールで自分をすごく大事にする加藤さんを引きずり込んでしまうくらいのパワーを持っていて。若干“ウザカワイイ”といいますか(笑)、そんな感じの子でした。
寿さん:加藤さんは、スタイルもすごくよくて髪もすごく綺麗で、発言の一つ一つがすごくしっかりしています。でも相手がいるかちゃんだと、普通の人なら結構胸に刺さる言葉も、いるかちゃんの分厚いクッションのおかげで跳ね返ってきちゃう感じなんです。加藤さん的に、あれ、伝わらなかったな? というちぐはぐ感があって、でこぼこな二人というのに合っていると思いました。
――第一話を読んでの感想をお聞かせください
竹達さん:実は最初主人公がどっちかわからなかったんですよ。いろいろな視点で読める話だなと思いながら、とても可愛らしくあったかい感じがして、ほんわかしながら見させていただきました。
寿さん:まず一言目から“東京嫌い”っていうところがすごく衝撃的でした。第一話はそんな加藤さんの目線から入っていて、物語をナビゲートしていく役割になっていると思いました。どうしても自分が演じる加藤さん目線で(原作も)読んでしまいました。みなさんには、いるかとのギャップ感だったり、絵を見ていただくとよりわかる二人の間とか、空気感の違いを楽しんでいただけるのではないかと思います。
――お二人は自転車は乗りますか?
竹達さん:よく人にぶつかったりするんですよ。自転車は怖い乗り物だなと思っていて、十字路とか本当に怖くて、出会いがしらにぶつかりそうになったり……。そのときにブレーキが効かなくて焦ったりします。
寿さん:自分の歌の撮影のときでも使ったりしていて、なぜか身近なアイテムになっています。でもそのときにはまだ“マイ自転車”を持っていなかったんですが、ある新年会で自転車が当たりまして、それを今年は乗り回したいと心に決めております。
――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします
竹達さん:今回から創刊される雑誌、そして新しく載る作品ということで、そんな記念すべき号にのせてもらえて、しかもいるかちゃんを演じさせていただくことができて、とても嬉しかったです。マンガとドラマCDでまた違った楽しみ方が出来ると思うので、どちらも楽しんでいただけたらと思います。
寿さん:記念すべき始まりに呼んでいただきありがたいなと思っています。第一話を読んだときは“どんな声だろう”とか、まだなかなか想像できないかも知れないですが、そういう時はぜひドラマCDを聴いていただきたいです。逆にドラマCDを聴いていただいてから本編を読む楽しみ方もあると思いますので、どちらもよろしくお願いします。
『月刊コミック アース・スター』
発売日:2011年3月12日(以降毎月12日発売)
定価:500円(税込)
>>コミック アース・スターONLINE